2005年10月アーカイブ

いよいよ終盤を迎えたリーグ戦、レッズは連勝でフロンターレを迎えます。

TBSの「スーパーサッカー」では、うまくVTR編集されてレッズが審判に助けられたかのように(実際そういうナレーションもされていましたが)表現されていましたが、フロンターレ側に取り消されたゴールがあったにせよ、フロンターレの2ゴールも主審が取った(微妙な)FKからのセットプレーによるもので、また両チームのプレーヤーがこの日の主審、家本氏によってリズムを崩されていたことからも(現に前半終了時に、家本主審は両チームの監督から抗議を受けています)、フロンターレにだけ審判が不利に働いたということは言うのはおかしいでしょう。

試合の内容はニッカン式速報にある通り、ボール支配率でレッズ52%:フロンターレ48%、シュート数もそれぞれ14本:10本ということに表わされています。

フロンターレはジュニーニョが奪って、ジュニーニョがドリブルして、ジュニーニョが点を取るサッカーでしたが、レッズはここのところ好調な永井が負傷したことにより交代した平川がさらに交代して岡野が出場、この日当たっていたGKの都築は終了間際にフロンターレの都倉選手のスパイクを受けたこともあり、試合後のファンへの挨拶もできずに下がるような満身創痍の状態でありながら、勝利という最低限で最大の結果を残すことに成功しました。

事実、同点となって後半を迎えた際、ゲームとしては不消化な内容ながら、ホームの圧倒的な応援の中進んでいく試合を見て、「これなら勝てる」という予感を感じたものです。
こういういわばグダグダの状態の中、けが人も出てスクランブルなどという状況では、レッズは不思議と負けていないと思ったのです(完全に思い込みですが)。

この試合では前節の大宮戦のように、突如としてショートパスをワンタッチでつないでいくような時間帯は現れませんでしたが、泥臭い形でもしっかりと勝利を掴んでいくチームに手ごたえを感じています。

サテライトリーグも最終戦が終わりました。
目下のところ、サテライトは負けが込んでグループのブービーです(まだ最下位のアルビレックスがもう一試合残しているので最下位に落ちる可能性もあります)。
もちろん、サテライトですから結果がどうこうというものではありませんが。

結果的には得点数がグループ最下位、失点数はもっと多いチームもありますが、1試合平均1.5点ですから決して少なくはありません。

「続きを読む」以下にサテライトリーグの選手出場記録をまとめてみました。
全試合に出場を果たしたのは赤星1人。先日の最終戦、ヴェルディ戦では数的優位もあってか、初めて良い動きをしているのを見た気がします。

得点トップは3点で横山とセルヒオが並びます。ただしセルヒオのほうが3試合、270分ほど出場時間が少ないですから、出場時間当たりではセルヒオの方が得点は多いことになります。

シーズン中の移籍が今年もありましたが、怪我人のほかに、まとめてみると出場停止も結構ありました。
5/22のザスパ戦で退場した南が6/5のベガルタ戦に出られなかった他、9/11のザスパ戦で通算3枚目の警告を受けた横山とサントスが10/10のアントラーズ戦を出場停止、同じく10/10のアントラーズ戦で3枚目を貰った細貝が最終のヴェルディ戦を出場停止となっています(何で出てないんだろうと思った)。
その他、9/11のザスパ戦で1発退場を受けた新井が、規律委員会の裁定により、10/10と10/16の2試合を出場停止とされています(ちなみに同じ日に通算3枚目の警告も受けているのですが…)。

おかげでメンバーはずいぶん若くなりました。
最終戦に闘莉王が出たように、アルパイや酒井、岡野、山岸や移籍した西谷、梅田も出場しましたが、先発11名の平均年齢でさえ、24歳に至ることはなく、年齢に出場時間の割合を掛け合わせた実働値の平均では、17~18歳になることすらありました。
組み合わせも試合によって変わり、長いシーズンの割に試合数が少ないことともあいまって、コンビネーションという点では難しいものもあったようです(まぁサテライトなんてそんなもんだとも言えますが)。

最後の2試合、中村祐也(裕也じゃないです)がついに試合出場を果たしたのは、大変喜ばしいことでした。
彼のプレーを見たのは、思えば一昨年のJユースカップが最後だったでしょうか?
あの当時は今すぐにでもトップで通用するのではないかとも思っていましたが、ずいぶんと回り道をしたものです。
しかし久しぶりのプレーの割には、彼はなかなか良い動きを見せてくれました。
もちろんかつてのあの不思議なキープ力など、まったく全てが戻ったわけではないのですが。

後は千島ですね。
もちろん今リハビリ中の近藤もそうです。

そして達也。とりあえずサテライトとは関係無さそうですが…。

サテライトももう何試合かは見たいところですが、彼らにはサテライトに留まることなく、さらに上を目指して欲しいところです。

排気ガス臭がきついNTT志木グラウンド新人戦のグループリーグもレッズは(チームによって消化試合数が異なる)残り3試合。
トップチームの駒場での試合の前に、ちょうどレッズランドから荒川を渡った対岸にあるNTT志木グランド(アルディージャの練習場)でHAN FCとの試合が行われました。

HAN FCは1995年の設立といいますから、レッズジュニアユースよりは1年ほど先輩の中堅クラブといったところでしょうか。
韓 在能(ハン ジェヌン)監督の名前がクラブ名の由来となっているようです。
活動地域はさいたま市の旧大宮市地域、ちょっと前の大宮東高にはこのクラブ出身のOBがたくさんいました。
浦和東高の三島選手が前回紹介したロクFCの出身だったりしたので、HAN FCは大宮東、ロクFCは浦和東と関係が深いのかなどとも思いましたが、良くわかりません。

この日は朝のんびりとうちを出たのと、ちょっと道が混んでいたこともあって、試合開始15分過ぎぐらいに会場に到着しました(駐車しようとして泥濘にはまり込んだところを助けていただいた父兄の方、大変ありがとうございました)。

【HAN FC】
---------2???---------
06??---24??---05??---18??
---------29??---------
---09??---27??---32??---
------16??---07??------
.
------09鈴木①--06若井①-----
---08渋谷②--------17加藤②--
------15高橋秀②-07齋藤②-----
04宮野①--03近藤①--18石田①--02鎌田①
---------01中島①--------
【浦和レッズ】
(30分ハーフ)
前半ハン【得点】2点 0-2
前半浦和【交代】07齋藤→11篠田①
不明浦和【交代】08渋谷②→13町山①
'35 ハン【得点】09?? 0-3
'43 浦和【交代】17加藤②→12清水①?
'50 ハン【交代】09??→13??
'50 ハン【交代】16??→23??
'50 ハン【交代】06??→14??
'51 ハン【得点】05??
'52 ハン【交代】29??→08??
'55 ハン【交代】18??→22??
'55 ハン【交代】27??→33??
'56 浦和【警告】18石田①
'56 ハン【得点】24(PK)

上のメンバーは、推測である上に不正確な可能性が高いです。同じ選手でも前節と背番号が違うのは間違いありませんが。
基本的にボール支配率はHANの方が高かったので、レッズの選手の名前が呼ばれる機会が少なかった上に、声を出す選手(齋藤博くん)が早々に下がってしまったため、脇を国道が走るこのグランドでは声がうまく聞き取れないのです。

若井くんを初めとして奮闘しますが、どうも中盤でボールがつながらず、カットされて相手の攻撃を招いてしまうため、最後までリズムを作れないまま終わってしまいました。

残る対戦相手は武南JrとクマガヤSCと強豪揃いです。
ここまで点差をつけられて連敗をしているチームをどう立て直すのかが見どころとなりそうです。

 早野宏史監督(49)は「質問はなしでお願いします」と会見を切り上げ、初めて取材を拒絶。選手からは「明神の退場でバタバタした」という反省に加え「主審がしっかりゲームコントロールしてくれれば、田中選手のけがもなかった」との声も上がった。

報知新聞の他にはソースはないのですが、これはひどい。
後ろからタックルするという悪質なプレーの言い訳が「主審がしっかりゲームコントロールしてくれなかった」せいですか?

微妙な判定で選手がイライラすることはあるでしょう。それはわかります。
しかし怪我をさせたのも審判のせいですか?

ナビスコの準決勝のジェフとの2戦を初めとして、いずれも判定に泣かされ続けて抗議している立場ではありますが、1チームの監督ともあろう立場の者が、怪我をさせた責任まで審判に転嫁する、あるいはそうしているという報道がまかり通っている、そういう状態では、審判の改革など思いもよらないことでしょう。

生憎の重馬場例年、新人戦は12月から翌年2月にかけて行われます。
レッズの場合は、シードなんかもあることから、だいたい年を越してからというパターンが多いです。
しかし今年は、5月からグループリーグを行い、その結果で来年2月に決勝トーナメントを行うように変わりました。
これは、特にグループリーグを増やすことによって、全体的に経験できる試合数を多くするのと、早い時期からのリーグ戦を行うことによって、特に2年生のプレー機会を増やそうという狙いがあるのかもしれません。

【坂戸ディプロマッツ】
---------01??---------
02??---18??---24??---04??
------20??---21??------
---15??---------07??---
------09??---19??------
.
------18渋谷②--09高瀬②-----
---06宮野①--23広瀬健①-10石井①--
---------12若井①--------
04鎌田①--19近藤①--02石田①--15斉藤②
---------16小笠原①-------
【浦和レッズ】
(30分ハーフ)
'02坂戸【得点】09??(FK) 0-1
'04坂戸【得点】09?? 0-2
'16坂戸【得点】07?? 0-3
'24浦和【交代】10石井①→14鈴木大①
'27坂戸【得点】09?? 0-4
'29坂戸【得点】15?? 0-5
'30浦和【交代】06宮野①→11篠田①
'40坂戸【交代】21??→05??
'40坂戸【交代】07??→12??
'40坂戸【交代】04??→05??
'44浦和【交代】15斉藤②→03太田①
'45浦和【交代】18渋谷②→13町山①
'48坂戸【得点】09?? 0-6
'49坂戸【得点】09?? 0-7
'49坂戸【交代】18??→25??
'49坂戸【交代】19??→08??
'49坂戸【交代】04??→11??
'53浦和【交代】09高瀬②→24清水①?

新人戦ですから、基本的には2年生が主体となるはずですが、レッズはここで2年生を3人含むだけの1年生チームを対戦させました。
身長は、相手チームの選手の胸までしかなく(2年生で出た子もそんなに大きくない)、クレーコートに雨が降った生憎の重馬場で、ただでさえ体重の軽い方に不利な条件でした。

ただし、ディプロマッツは大柄な選手が多く、恐らく2年生だけでメンバーを組んでも、良い勝負になったろうと思われるくらいの実力を持っているようでした。

試合終了展開は上を見てもらえばわかるように、ぽんぽんと点を入れられて0-7での大敗となりました。
2分にいきなりFKが決まってしまったことも原因だったかもしれません。
ただし前半0-5で終わっても、後半はコーチの指示宜しきを得たのか、だいぶ持ち直し、また、大量失点にもかかわらず、試合を投げたり切れたりする選手がいなかったのは良かったと思います。

さて、レッズは過去3年間の実績でカテゴリー1で戦っているわけですが、この新人戦のグループリーグ、勝ち抜きの条件は以下のようになっています。

カテゴリー1 上位9チームが決勝トーナメント進出(9/11=81.81%)
カテゴリー2 上位7チームが決勝トーナメント進出(7/11=63.63%)
カテゴリー3 上位5チームが決勝トーナメント進出(5/10=50%)
カテゴリー4 1位チームが決勝トーナメント進出(1/10=10%)
       2位チームはカテゴリー5の2位とプレーオフ
       3位チームはカテゴリー5の1位とプレーオフ

つまりレッズは、グループ(カテゴリー)9位までに入れば良いわけですが、

01.ディプロ  16点残3試合(25点)
02.アルディージ16点残3試合(25点)
03.クマガヤSC 15点残4試合(27点)
04.レッズ   15点残3試合(24点)
05.武南Jr   11点残3試合(20点)←
06.HAN FC    8点残3試合(17点)←
07.草加Jr    8点残2試合(14点)
08.フォルチ   7点残2試合(13点)
09.三郷Jr    7点残2試合(13点)
10.コルージャ  5点残4試合(17点)←
11.狭山Jr    2点残3試合(11点)

というわけで、(カッコ内は今後取りえる最大勝点)上の通り計算すると、レッズを抜く可能性があるのは武南Jr、HAN FC、FCコルージャの3チームで、これらのチームに抜かれても、レッズは7位までには入れるので、既に決勝トーナメント進出を決めています。
まぁだからといってどんなに大敗しても良いということにはなりませんが。

レッズはアルディージャ戦でも1年生主体のチームで大敗していますが、他の試合でもこのようなメンバーなのでしょうか?
その割には結果を残しているように見えますが…。

曇天のレッズランドこのU-15の大会は、いわば3種(中学生年代)クラブの秋の大会と言えます。
夏の大会が全国大会へ続くクラブユース選手権だとすれば、春は新人戦、この大会は全国へは続きませんが、チームによっては、3年生の1年間の活動の集大成となる大会でもあるのです。

ただし、チームによって取り組み方には差があり、3年生の最後の活躍の機会にしようというチームもあれば、来年の新しいチーム結成への第一歩とする場合もあります。
レッズはどちらかといえば後者であることが多いです。

大会自体は高円宮杯県大会に出場するクラブの12+1チーム(夏のクラブユース選手権の県代表となった5チームと高円宮杯県クラブ代表決定リーグで勝ち上がった7チーム、レッズがクラブユース選手権優勝で高円宮杯全国大会の出場権を得たので2位中の最上位の武南Jrが繰り上がって+1チーム)を決勝トーナメントからのシードとして、1次リーグ35クラブから8グループ×2位以内の16チームと計29チームで決勝トーナメントを行います。

さらにレッズは夏のクラブユース選手権の県大会の順位からかRound32をシードされてこのRound16が初戦となりました。
このRound16の相手はロクFC。このクラブは、1981年創設の老舗クラブ(少なくとも埼玉県の3種クラブの中では最も古い)で、日立製作所サッカー部や、日本代表の監督も務めた高橋英辰氏が創設し、氏のあだ名である「ロク」を取って名付けられたという由緒あるクラブです。
具体的な活動地域は良くわからないのですが、所在地はさいたま市内であるようです。

【ロクFC】
---------01??---------
03??---04??---05鎌田---02??
---------06??---------
---08後藤---09??---11??---
------07??---10堀川------
.
------11武富③--09葺本②-----
---21礒部①--10原口②--12矢島①--
---------08山田直③-------
05池西希②-06永田③--04岡本拓①-02川崎①
---------01中島①--------
【浦和レッズ】
(35分ハーフ)
'35浦和【交代】08山田直③→20大里②
'35浦和【交代】12矢島①→13森田②
'38ロク【得点】10堀川 0-1
'53浦和【得点】10原口② 1-1
'60ロク【警告】07??
'68ロク【警告】10堀川
'69ロク【得点】05鎌田 1-2

レッズランド上のメンバーは、呼び声などで判断しているので、間違っている可能性もあります。また、ロクの選手は漢字がわからないので、字が間違っているかもしれません。

レッズは、3年生3人に2年生を3人、残りの5人は1年生と、2年生の新チームというよりは、1年生チームに上級生を助っ人に呼んだような構成です。
翌日にはU-14の新人戦のリーグがあるのですが、その関係もあるのでしょうか?

しかし、それでもレッズは、開始20分までに3本のポスト直撃シュートを放つなど攻勢に出ます。
だからといってレッズが絶対的に優勢だったかというとそうでもなく、ロクはキャプテンの8番(後藤選手?)を中心に攻撃し、5番のDF(鎌田選手?)を中心に良く守ります。
そして10番の快速FW(堀川選手?)が裏を狙って飛び出します。
声もロクの方が出ていたと思います。

レッズは本来のボランチのポジションに入った山田直輝くんがさすがに格の違いを見せます。
また、トップ下に入った原口くんがかなり切れた動きを見せてくれます。
周囲で見ていたロクFCのOB?の子たちが「誰だよ?原口が下手になったとか言ってたの!」と言っていたのが印象的です。

前半は0-0で終了、ロクの方にはよく両者スコアレスで前半凌いだ、という空気がありました。
レッズは後半、山田直輝くんを下げ、大里くんをDFラインに入れます。ボランチには永田くんが上がります。
そして後半開始3分、ついに裏を取られて、10番に先制点を許します。

その1点のビハインドは後半18分に原口くんがGKの手をかいくぐるシュートで得点し、いったんは追いつくのですが、その後も両者無得点のまま、ロスタイムにロクが得たFKを5番のDFが直接決めて、直後に試合終了で終わり、ロクFCがこのU-15大会の準々決勝に進むことになりました。

レッズは、なにせ全国王者ですし、3年生はFC浦和時代からトップを走っているエリートです。
選手もセレクションで選びぬかれた子たちで、他のクラブからして見れば、「銀河系選抜」みたいに見えるかもしれません。
だから必死で全力で喰らいついてきますし、レッズは若いメンバーを使ったとは言えどもそれぞれに頑張っています。
しかしそれでも、相手の必死さに、若い面子が勝てなかった感じです。

勝負という意味では、勝ち抜けなかったことで一つの経験の場を失ってしまったことは確かですが、この試合で得たものは決して少なくなかったと思いますし、良い動きを見せてくれた選手もいました。
チームはあと12月の高円宮杯(時期的に微妙ですが、3年生が中心となるでしょうか?)と、U-14の新人戦のリーグがあります。
あとU-13のナイキカップも例年11月ぐらいにはあると思うのですが、どうなのでしょう?

それぞれの大会で、その評価に恥じないプレーを見せて、それぞれに経験を積んで欲しいものです。

試合前

自分の中では、幾つか決まり事があります。
その一つは、「年長のチームから優先する」ということです。
つまり、トップチーム>ユースの公式戦>サテライト(どうしても個人の応援に傾きがちなのと、太鼓のせいでもう一つ思い入れができないのです)>ユースの練習試合>ジュニアユースの試合観戦の機会を優先するということです。
それは当然ながら上の年代のチームの試合のほうが、どうしたってプレーとして見て面白いという自然の摂理のためでもあります。
そしてこの日は、長居スタジアムでトップチームがリーグ第26節を戦う日でした。

自分の定めからしても、この日は長居へ行くべきでした。

一方で、ユースにとっては最後の大会となる高円宮杯、相手はグループ3位として決勝トーナメント進出を果たした星稜高校ですから、あるいは次の準々決勝がヤマと言うべきかも知れません。しかし、やはり負けてしまえば最後、さんざん悩んだ末でしたが、会社から持ち帰った仕事、それがまだ片付いていなかったため、少しでも早く終わって早く帰ってこれる藤枝に行くことを選んだのでした。

そうしていわば外的な要因で藤枝へ行くことを決めたのですが、そうやって決めてしまえば、ほっとしたところもありました。

星稜高校戦

ゴールキック

【星稜高校】
---------01小倉②--------
02横山③--12表③---04作田③--03鹿間③
------08出村③--07大畑③-----
09塩原②--------------06松本③
------11綿谷③--10三木③-----
.
------09市川③--12小池③-----
13宇賀神③----10佐藤②-----11西澤③
------08増田③--24広瀬祐②----
---03野島③--05堤③---15吉田③--
---------16大橋③--------
【浦和レッズ】
(45分ハーフ)
'09星稜【得点】11綿谷③ 0-1
'13星稜【得点】09塩原② 0-2
'33星稜【得点】11綿谷③ 0-3
'38浦和【警告】12小池③(通算1枚目)
'53浦和【得点】05堤③ 1-3
'54星稜【警告】04作田③
'60浦和【交代】10佐藤②→23村松②
'61星稜【交代】11綿谷③→14谷川①
'64星稜【交代】10三木③→24井谷②
'67浦和【交代】03野島③→04小松裕③
'82浦和【交代】11西澤③→19中山②
'84浦和【得点】19中山(アシスト:09市川)2-3
'86星稜【警告】06松本③
'88浦和【警告】09市川③(通算1枚目)
'89浦和【警告】13宇賀神③(通算1枚目)

星稜高校は予選グループ最終戦の鵬翔高校戦(2-1で勝利)で予選GL3戦連続して先発出場していた1年生のDF鈴木大輔選手が2枚の警告で退場、同じくDFで主将の清水孝太選手を通算2枚目となる警告を受け、いずれも出場停止でこの試合は欠いていました。

一方のレッズは山田純輝くんを累積警告による出場停止処分で欠き、萩尾くんはサハラカップのコンサドーレ戦で受けた傷が完治せず、渡部くんはようやく復帰したところで練習中に以前と同じ場所を傷めてしまい、まさに満身創痍という状態でこの試合に臨みました。
また、2年生の何人かはちょうど学校行事と重なってしまって参加できませんでした。

中盤の攻防レッズは風下の前半から攻め立てます。
前半のシュート数はレッズ8本に対して星稜は4本、星稜高校は風上を生かしてロングボールを前線の長身FW三木選手(187cm)に当てる攻撃が中心で、あまり繋いで来ません。

しかしながら、この長身選手と競らされる形をレッズは苦手としており、度々サイドラインやエンドラインに逃れます。
そんな中で開始9分、CKからニアサイドに入られ、ゴールを決められます。
4分後の13分にはこぼれ球を決められ2点差、ボールを支配して攻めているのに1発を決められます。
そしてさらに33分にはカウンターから決定的な3点目を決められてしまいます。
実にシュート4本で3点を奪われたわけです。

風上に回った後半は前半に増して攻め立てます。
そんな中で、後半8分にはCKからのこぼれ球を上がっていた堤くんが蹴りこんで1点を返します。
しかし、後半15分、この試合では痛めた足に針を打って出場しながら気を吐いていた佐藤謙介くんが村松くんと交代、22分には野島くんが、37分には西澤くんがいずれも相手と接触して交代を余儀なくされます。

それでも西澤くんと交代した中山くんが出場2分後の後半39分に2点目を決め、1点差として意気揚がります。
その後も市川くんの惜しいシュートや、宇賀神くんのゴール上隅に飛んだFKなどチャンスはありましたが、惜しくも届かず、2-3で敗れました。

後半のシュート数は11対1、ゲームを通して19対5、圧倒的に攻めましたが、決め切れなかったという印象が強いです。
また、長身FWに競らされた時に調子を狂わされるという弱点を結局最後まで解消できなかった感じもします。
ゲーム中、宇賀神くんを下がらせて4バックの形にして、より守備陣の負担を減らしてからはだいぶ良くなりましたが、代わりにサイドが薄くなって中央から強引に行く形が多くなった気もします。

なんにせよ、これがこのメンバーで一緒にやれる最後の試合となったわけでした。

試合後

試合後、代表して挨拶をした堤キャプテンの言葉(だいたいこんな意味のこと)。
「このチームで勝って、最後は優勝したいと思っていたので残念です。3年間、いや人によってはもっと長くの間、応援してくださってありがとうございます。3年の大部分はこれで次のステップに進みますが、後に残る者の応援もこれからよろしくお願いします。」

色々悩んだ末の藤枝ではありましたが、結果的に彼らの最後の試合を見届けることができたことで後悔はありません。
3年生の大部分はこの試合を最後に、それぞれの道へ進みます。
中にはトップチームに昇格して、これからも長い付き合いになる者もいれば、大学でサッカーを続ける者、社会人のチームに加入する者、中にはサッカーを辞めてしまう者もいるかもしれません。

この試合、「俺達の誇り」という段幕が出ていました。
これは、出した人によれば、「(トップチームに昇格できなかったりする者も、あちこちバラバラになってしまったりする者も、トップチームに昇格する者たちと同様に)君たちは俺たちの誇りだ」という意味だそうです。

彼らユースの選手は、レッズのユニフォームを着てプレーすることに誇りを持っています。
多くがトップチームに昇格して、多くの観衆の前でプレーしたいと思っています。
ある者は13歳から、他の者は15歳から、青春の少なからぬ時間をレッズのために費やして、大袈裟に言えば、自分の人生をレッズに賭けているわけです。
その重みは、もっとも熱心なサポーターのそれにも劣るものではないでしょう。

それでも叶えられない夢、叶えた者はそうでない者の夢も肩に乗せてプレーするのです。
だから私も想うのです。
夢を叶えた者、叶えられなかった者、いずれも等しく、「俺達の誇り」だと。

ゴール前の混戦既に去る9月30日の話です。
ほぼ予選通過を決定的にして迎えたグループリーグ3戦目、金曜日の夜に仕事を持ち帰って大宮サッカー場へ向かいました。
到着は前半終了した頃。膠着していたという前半は見れませんでした。
そしてその前半、山田純輝くんが通算2枚目となる警告を受け、次の試合を出場停止となっていました。

【FCみやぎバルセロナ】
---------01樋口③--------
06郷内③--03堀口③--04石井③--02前田③
------14香川②--08小野③-----
---10東③---------09谷口③--
------11西山③--16政木③-----
.
------12小池③--09市川③-----
13宇賀神③----14山田純③----11西澤③
------08増田③--10佐藤②-----
---03野島③--05堤③---15吉田③--
---------16大橋③--------
【浦和レッズ】
'35 浦和【警告】14山田純③(通算2枚目)
'53 浦和【交代】14山田純③→18金生谷②
'63 宮城【警告】06郷内③
'65 浦和【警告】08増田③(通算1枚目)
'67 浦和【交代】09市川③→24広瀬②
'71 浦和【得点】03野島③(アシスト:10佐藤②)1-0
'71 宮城【交代】16政木③→12阿部③
'72 浦和【得点】13宇賀神③(アシスト:18金生谷②)0-1
'75 浦和【交代】10佐藤②→19中山②
'77 宮城【交代】09谷口③→13安間③
'83 宮城【交代】02前田③→19橋本②

勝ちました後半はJユースサハラカップ以来久しぶりの出場となる金生谷くんが交代で出場、佐藤謙介くんをトップ下へ上げてFCみやぎを攻め立てます。
後半26分には佐藤くんのCKを野島くんがシュートしてはね返ったボールを再び蹴りこんで先制、直後の27分に金生谷くんが戻したボールを遠目から宇賀神くんが決めて2点差とし、1位でのグループ突破を決めました。

Bグループ1位の相手は3位中の1位で、他のグループの結果から石川県の星稜高校と決まりました。
2日後の10月2日、藤枝で決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)を迎えるのです。

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