2005年5月アーカイブ

05.05.29 香港遠征、速報!

香港で開催されていたフィリップス・ライティング国際7人制サッカー大会(Philips Lighting International Soccer Sevens)に参加していた浦和レッズは、予選リーグを1勝2分けで通過、準決勝は4-0で勝利し、決勝に進出。決勝戦では、PSVに3-0で勝ち、見事優勝を飾りました。
なお、セルヒオ・エスクデロが大会MVPに選出されました。
そして、40歳以上の部門ではウーベ・バインがMVPに選出されています。
大会結果の詳細は、改めてお知らせ致します。

なんか見るたびに更新されているこの速報ですが、香港遠征中のサテ+ユースのメンバーが大会で優勝を果たしたようです。
ここに出てくる7人制サッカーですがルールをググって見ると「ソサイチ競技規則」というものに辿り着きました。
要は11人制サッカーより一回り小さい(45~70m×30~45m)のピッチで小さなボール(5号球)とジュニア用ゴール(幅5m×高さ2.15m)でオフサイドなし、キックインを使ってやるサッカーということのようです(ただしこの大会のルールがこの通りかどうかは不明。恐らく地域ごとのローカルルールがたくさんありそう)。
つまり11人制サッカーとフットサルの中間のような競技ということでしょうか。

競技自体はブラジルで生まれたらしく、面子が11人集まらなかったときにやったのが始まりだったとか。
セルヒオがMVPになっていますが、彼はこういった足裏を使ったり、短い距離でダッシュしたりという競技はいかにも得意そうです。あと赤星や萩尾とかも。
サントスあたりも、本場生まれですから実は得意だったりするかも。

大会の公式サイトのトーナメント表には「Main」と「Masters」の2つの部門があるので、バインはこのMastersの方のチームに所属して出場したのではないかと思われます。
しかし確か福田の引退試合の後あたりに現役復帰(とは言ってもオーバーリーガだったはずですが)1960年生まれですから今年で45歳になるかと思いますが、あのテクニックは(当時よりさらに動けなくなってたとしても)健在といったところでしょうか。

この試合では望んでいた通りにヴィッセルに勝つことが出来ました。

しかしながら、内容については酷かった、つまらなかったという人も多いようです。
私自身としては、引き分けは多少覚悟したにしても、負けるイメージはありませんでしたし、決定的なチャンスも多くそこそこ面白かったと思っていたため、そういう声にちょっと違和感がありました。
あのポストに当たったシュートが入っていればというのなら、レッズのほうも同様のチャンスが決まっていれば3-1とかになっていますよ。
味方のピンチは実際以上に危なく、印象的に思えるものですし、どうもイメージを膨らませすぎているか、テレビで見ているなら解説者などの意見に影響されすぎているのではないかという疑念を拭うことが出来ないでいます。

2トップだ3トップだというような意見もあるようですが、空しいだけです。

さて、これでレッズは4戦4勝の勝ち点12となりました。
今回のレギュレーションでは、各組1位と2位中の上位2チームが決勝トーナメントに進出することになっています。

このようなグループリーグでは、順位を確定させる条件は組み合わせや引き分けなどの状況にもよって複雑です。
しかし、この条件付けを理論上ですが簡単に考えることが出来ます。

それにはまずはグループリーグで全部のチームが取りえる勝ち点を合計します。
その合計値の半分以上を獲得すれば、他にそれ以上勝ち点を取れるチームはないわけですから、理論上1位が確定するわけです。
一方2位については、合計値の1/3より多くの勝ち点を取れば、少なくとも2つ以上のチームには負けないわけで、2位以上が確定します。

で、勝ち点の合計は、それぞれのチームの勝ち点が4チームの1回総当りなら1位は全勝で9、2位は1位以外に勝って6、3位は4位にだけ勝って3、4位は全敗で0とすると計18点となります。
今回のように2回戦をやると倍で36点です。

そうすると1回戦なら9点、2回戦なら18点より多くを取れば首位確定なわけですが、トーナメントの仕組み上全勝チームは2つないわけで、全勝より1勝分少ない1回戦なら6点、2回戦なら15点より多くの点を取れば首位確定です。

2位の場合は単に1/3で1回戦は6点、2回戦は12点より多くを取れば決まりです。

で、引き分けは勝利チームに3点、敗北チームに0点の計3点を与える代わりに、両チームに1点ずつの計2点を与えることになるわけですから、合計値を引き分け1つにつき1点ずつ減らします。
ですから、今回のAグループについては合計値は現時点で35、首位には(35/2-3=)14.5点より多く、2位には(35/3=)11.67点より多くの勝ち点が必要になります。
ですから結果としてレッズは2位以内を確実にしたということが言えます。
首位確定にはあと2.5点です(実際には次節のアルディージャ戦で引き分け以上で確定ですが)。

05.05.21 レッズジュニアユース、日本クラブユース(U-15)選手権、埼玉県予選、結果

日本クラブユース(U-15)選手権、埼玉県予選・準決勝
2005年5月21日(土)9:30・熊谷スポーツ文化公園サブG
浦和レッズ1-0(前半0-0)HAN FC
得点者:岸幸太郎
05.05.22 レッズジュニアユース、日本クラブユース(U-15)選手権、埼玉県予選、結果

日本クラブユース(U-15)選手権、埼玉県予選決勝
浦和レッズJrユース5-2(前半2-1)狭山Jrユース
レッズ得点者:岸幸太郎2、田仲智紀、葺本啓太、オウンゴール

さて、21日の準決勝はトップの試合で、22日の決勝はプリンスリーグとサテライトのはしごで見られなかった(後にして思えばサテライトを諦めて尚美大へ行けば良かった)のですが、ジュニアユースは県大会での優勝を果たしています。
行かなかったのには、まず間違いなく優勝するだろうという信頼があったためでもあります。

彼らは今後関東大会へ駒を進めるわけですが、全国大会へ進む実力は十分持っていると思っています。
今年はユース・ジュニアユースと夏の全国大会へ進んで、私を夏休みの日程調整で困らせてください。

セルヒオの34が大きく見える試合については語るべき言葉を持ちません。
サテライトですら応援してもらえる環境、一杯に張り出された応援段幕、そうしたものが彼らをスポイルしてしまったのか、そうした懸念すら抱かせる雰囲気でした。

果たして彼らサテライトメンバーのうちの最年少であるセルヒオがいち早く試合で起用されたことが、話題づくりのためではないことを彼らが本当に理解しているのか、ナビスコカップで予選通過を決めたらフレッシュな選手を使えるという状況を彼らが生かすつもりがあるのか、正直疑問に思いました。

05.05.22 Jサテライトリーグ vsザスパ草津戦 試合結果

2005年5月22日(日)14:00キックオフ・埼玉スタジアム2002第2グラウンド
試合終了
浦和レッズ1-3(前半0-1)ザスパ草津
メンバー
GK:山岸
DF:サントス(80分小松Y)、近藤、南
MF:酒井(45分萩尾Y)、赤星、西谷、横山
FW:岡野(45分大山)、梅田、セルヒオ(26分新井)
SUB:加藤
得点者:2分豊原(草津)、84分樋口(草津)、88分後藤(草津)、89分西谷(浦和)
観衆数:1,386人

試合前に挨拶試合前、選手たちには気負いがありました。
それは果たしてセルヒオが昨日トップの公式戦出場を果たした余韻か、あるいは実はあまりない、憧れの駒場で試合が行えるための興奮からだったでしょうか。

------12小池③--17鈴木竜②----
14山田純③----19佐藤②-----11西澤③
------08増田③--18金生谷②----
---03野島③--04吉田③--15小松裕③-
---------16大橋---------
(45分ハーフ)
'01浦和【得点】17小池③1-0
'30浦和【警告】18金生谷②
'43千葉【警告】13星野②
'45浦和【交代】15小松裕③→05堤③
'52千葉【警告】02岩山③
'53浦和【得点】11西澤③2-0
'55千葉【得点】27加藤①2-1
'59浦和【得点】11西澤③3-1
'73浦和【交代】17鈴木竜②→09市川③
'81浦和【交代】14山田純③→13宇賀神③
'89浦和【交代】12小池③→21田中宏②
'89千葉【得点】15鳥養②3-2
(交代はレッズ側のみ記録)

気負いはまず選手たちを積極的にしました。
試合開始後すぐに、シュートをジェフのGKがわずかにこぼします。
そこへ小池くんが走りこんでボールを拾い、そのままゴールに突き刺して先制したのです。

その後も何回かチャンスを得ますが、決められないでいるうちに気負いが空回りし始めたのか、どうも動きが固く見えるようになってきます。
前半はチャンスはありながらも、必ずしもレッズペースとばかりは言い切れない状況でした。

この試合では、前の試合で退場処分を受けて出場停止処分を受けていた萩尾くんを先発から欠き(サテライトゲームに参加)、また守備の要である堤くんをベンチに、もう1人のDF陣のレギュラーである小松靖和くんをサテライトに取られ、特にディフェンスラインをいつもと違うメンバーで望むことになりました。

後半開始とともに、負傷した小松靖くんに代わって堤くんが入り、ディフェンスは安定感を増します。
後半8分には左サイドからペナルティエリアに切れ込んだ佐藤くんが倒され、PKを獲得、西澤くんがこれを決めて2点のリードを奪います。
この日ゲームキャプテンを務めた西澤くんは久しぶりにユースで見ましたが、さすがの貫禄を見せ、高い位置で右サイドを制圧します。

試合終了その後リードを生かして度々カウンターを仕掛けますが、なかなか決めきれず、そうこうしているうちにディフェンスラインの連携ミスのような形で1点差に追いつかれます。
しかし、その後すぐに小池くんの独走から、スルーパスで抜け出した西澤くんがゴールを決めて再び2点リードを奪います。

結局ロスタイムに失点して3-2という接近戦になってしまいましたが、レッズは決めるところをきちんと決めておけばもう少し楽に試合を進めることができていたことでしょう。
ただいずれにしても、この日の選手たちは面白い試合をしてくれました。

晴れ渡った好天、対戦相手、現在首位、広い(そして客の入りがもうひとつの)埼スタと油断する要素満載なアルビレックス新潟戦に勝ちました。
試合についてはニッカン式スコアくらいで良いでしょう。
一つ言えるのは、点差以上に大きな力の差が感じられたことです。

さて、この試合でセルヒオ・アリエル・エスクデロ選手がトップチームの公式戦デビューを飾りました。公式戦に出場した選手としては、レッズとしても昨年の大山の記録を塗り替えて最年少ということになるでしょう。

ここで彼と、かつてこのチームに在籍していた彼の一族について少し調べてみました。

彼には彼と同じ名前の父と、オズワルド・サルバトーレ・エスクデロという叔父の2人のレッズでの先輩がいます。
叔父のオズワルドが最後に公式戦に出場したのは、1992年12月23日のヴェルディ川崎との天皇杯準決勝@国立ですから、実に12年と5ヶ月ぶりに彼らのファミリーネームであるエスクデロ(Escdero)の名がレッズのメンバー表に刻まれたわけです。

さて、この彼の叔父である"Osvaldo Escudero"はあまり知られてはいませんが、実のところ偉大な選手です。
FIFA.comのワールドユースのページの1979年、日本で行われた第2回ワールドユースにオズワルド・エスクデロはアルゼンチン代表としてその名を記しています。

In terms of footballing talent and virtuosity going forward, the Albiceleste were in a class of their own, with Diego Maradona, Gabriel Calderon, Ramon Diaz and Osvaldo Escudero all grabbing their share of the headlines.

(超いい加減な訳・間違ってたら誰かこっそり教えて)
フットボールの才能と卓越した名人芸によって、ディエゴ・マラドーナ、ガブリエル・カルデロン、ラモン・ディアス、そしてオズワルド・エスクデロのアルビセレステ(白と水色=アルゼンチン代表)は全てのヘッドラインを独占した。

このように、この時点でオズワルド・エスクデロはディエゴ・マラドーナ、ガブリエル・カルデロン、ラモン・ディアスと並び称されています。
1981年には彼はBoca Juniorsでマラドーナと一緒にプレーしています。
その当時のオズワルドのバイオグラフィーを見ると、スペイン語はわかりませんので内容はさっぱりですが、写真には髪型こそ違え、目元から鼻筋にかけてセルヒオにも面影が見られるオズワルドがいます。

ワールドユースのU-20アルゼンチン代表は、ラモン・ディアスが9、マラドーナが当然10、ガブリエル・カルデロンが11をつけ、オズワルドは7をつけています。
オズワルドは三菱浦和で試合出場する際にも7を選んでいることから、あるいはその番号を好んで付けていたのかも知れません(一方セルヒオはユースではたいてい10でした)。

92年に天皇杯ベスト8進出を果たし、翌年期待される中、レッズはオズワルドとの契約を高齢(当時33歳)からか、彼の弟で結局試合出場は果たせなかったセルヒオの同名の父(以降セルヒオ父)と共に更新せず、オズワルドは帰国することになります。

一方、セルヒオ父は早々と現役生活に見切りをつけ、日本で指導者の道を目指します。
90年に準備され、91年に設立された浦和スポーツクラブがその舞台でした。

浦和スポーツクラブは一時期レッズの下部組織として機能していましたから、当時のユース出身者は彼の指導を受けているかも知れません。
浦和スポーツクラブは91年からユースは94年、ジュニアユースは95年までレッズと関わっていますから、例えば93~95をユースで過ごした鈴木慎吾選手、94~96をジュニアユースで過ごした千島徹選手などが該当します。
千島などはセルヒオ父の影響でアルゼンチンサッカー好きになったとか。

この頃セルヒオは4歳(92年)、セルヒートくんと呼ばれ、水内は大原で遊んであげたようなことを言っていますから、セルヒオ父が大原へ連れてきていたのでしょう。
あるいはこの日、対戦相手としてピッチにいた鈴木慎吾選手などは5~6歳のセルヒートくんを見知っていたかも知れません。

で、浦和では早ければ小学校に上がる頃に少年団に入りますから、セルヒオも恐らく6歳(94年)くらいから浦和針ヶ谷サッカー少年団で本格的にサッカーを始めたのでしょう。
彼もまた浦和の伝統に則ったサッカーの始め方をした「浦和っ子」なわけです。

セルヒオ父は浦和スポーツクラブがレッズの下部組織としての役割を終えた96年に帰国します。
セルヒオは小学3年(8歳)まで日本で過ごしていたわけで、93、94年は共に低迷期、94年に暢久や岡野が加入、W杯明けにギド、バインが来日、95年からオジェック就任と持ち直して来た頃です。
私などは小学生低学年の頃のことなどおぼろげにしか覚えていませんが、彼にとってはこれがレッズの原体験ということになるのでしょう。

彼は帰国すると、名門ベレス・サルスフィエルドに加入します。日本ではほとんどありえないことですが、13歳の時にはU-15アルゼンチン代表の候補になっているそうです。
向こうではあのオズワルドの甥が成長したということで話題になったでしょうか?(たぶんなってないでしょうが)

9歳から13歳まで5年間をベレスの下部組織で過ごし、14歳になると、セルヒオ父が再来日して柏レイソルと提携している柏レイソル青梅のコーチに就任したため、セルヒオも来日してここに加入します。
当時から良くも悪くも王様プレーっぷりを発揮していたとか。

で、その翌年セルヒオ父が埼玉栄高校のコーチに就任したことでセルヒオもレッズへの加入を果たしたわけです。

彼のデビューは、他のユースの選手たちにとって恐らく大きな影響を与えています。
これまでは高校卒業してから「昇格」という問題があったのに対し、彼によって2年生でもトップのピッチに立てるかもしれないという可能性が証明されたからです。

確かにセルヒオはちょっと抜けていましたが、あのくらい実力をつけて、運が良ければ確かに夢が叶うのです。
既にサテの練習に参加している者は、そこでアピールできるように、まだサテの練習に呼ばれていないものはユースでアピールしてサテ練に呼ばれるように。
それぞれにとって目標は明確になったと思います。

そんな意味でもピッチ上の彼の周囲にはきっと光が指して見えたでしょう。
それを望むものの目には。

さて、疲れる試合でした。

まずは例によってニッカン式スコアを。
ボール支配率の差は実に8%。相手にかなりボールを持たれていたことがわかります。

対戦相手のマリノスの岡田監督、昔何かで読んだ覚えがあるのですが、とにかく相手にサイドのスペースを使われるのが一番嫌いらしいとか(この記憶は誰か別の人物の発言と勘違いしているかもしれません&サイドを使われるのはどんな監督だって嫌いでしょうけど)。

だからかどうかわかりませんが、昨年のチャンピオンシップでもそうでしたし、マリノスは少なくともうちとの対戦の際にはサイドを固めてきっちり守ってきます。

とは言え、そうなれば互いにサイドのスペースが使いづらくなるわけで、どうしても試合としては膠着しがちになります。
そんな中でお互いに中盤でプレッシャーを与え、確率論的にボールをうまく取れれば、そこからチャンスが生まれる、今回の対戦もそんなサッカーであったかと思います。

そこへ来て、選手の体調は徐々に回復しつつも、その噛み合せについては未だ回復しきってはいないレッズは、エメあたりが相手の締めているサイドのスペースへ開いたりすることもあって、なかなか数的優位を作り出せません。

シュート数は互いに9本。エメ一人で10数本撃つこともあることを考えれば、少ない数字ですが、枠内についてはレッズ6本に対してマリノスは1本。
残念ながらゴールポストを叩いたシュートは枠外としてカウントされる(GKが弾いてポストではなく、初めからポストめがけて飛んだもの)ので、マリノスはいくつかのチャンスを作りながらも、シュートの瞬間については体勢などに無理があるのか(DFが身体を寄せたりコースを塞いだりして)、枠内に飛ばせていないということになります。

一方のレッズは、GKの手を弾いた啓太のシュート(試合直後は長谷部のシュートだと思っていた)と永井の決勝点を除いても、DFの身体越しだったり、コースが限定されていたり、勢いのないシュートだったりもしましたが、ともかく枠内には飛ばせていたわけです。

当日は雨も振り(降っていたことは結局気がつきませんでしたが)、コンディション的にはセオリーとして、まずシュートを撃つこと、そして枠内にシュートを撃つことが重要であって、それが最後の決勝点になったプレーに象徴されているかと思います。

永井のああしたこぼれるかも知れないとしてゴール前へ詰める動き、そして足ではなく頭で押し込んだプレーなどは、まるで何かに後から押されていたのではないかと見ている我々に錯覚を与えます(我々の方に向かって進んでくるプレーでしたが)。

寒かったり暑かったり、足場が悪かったり視界が遮られたりしたスタンドでしたが、ああしたプレーは、とても人間業とは思えないような華麗なプレーとはまた別の意味でいいものです。
他でもない永井が、ああしたプレーで、こういう時期に決勝点を上げるプレーをした、それが大きいと思います。


試合前にはジュニアユース同士の試合が行われました。
マリノスの方はメンバーを見てもわからないのですが、レッズは今年加入したばかりの中学1年生の選手たち。
U-12ナショナルトレセンというエリート8人も加わるレッズジュニアユースは、特に前半などは相手にまともにシュートを撃たせないほど圧倒しました。
後半GKからのロングボールでピンチを迎えたり、失点したりしたのは課題ですが、U-15代表4人を抱える今の3年生、昨年何試合もボーイズマッチでプレーしてくれた2年生に加え、この代も期待できそうです。

で、トップの試合の陰でユースは彩の国カップ(二種代表決定戦)の決勝戦を戦っています(写真は佐藤謙介くんですね)。

05.05.15 レッズユース、彩の国カップ(天皇杯埼玉県予選)結果

彩の国カップ(天皇杯埼玉県予選)、埼玉県第2種代表決定戦
2005年5月15日(日)13:00・レッズランドG
浦和レッズユース2-1(前半1-0)大宮アルディージャユース
レッズ得点者:市川雄太郎、佐藤謙介
※8月~9月に行なわれる予定の決勝トーナメントに進出!

天皇杯というのは、各都道府県で代表を1チームずつ選出するわけですが、埼玉県の場合県3部リーグ以上のチームがそれぞれでトーナメントを戦って、最終的に彩の国カップというトーナメント戦で優勝したところが天皇杯の県代表として出場することができます。
レッズユースはこの二種代表の座をずっと守りつづけているわけですが、今年も二種代表として彩の国カップに出場することができます。
彩の国カップでは大学生や社会人、関東リーグのチームを相手に3勝すれば優勝、これまでは押していても試合には勝てなかったですが、今年はどうでしょうか?

また、ジュニアユースの3年生もクラブユース選手権の県予選を戦っています。

05.05.15 ジュニアユース、日本クラブユース(U-15)選手権、埼玉県予選、決勝トーナメント結果

日本クラブユース(U-15)選手権埼玉県予選、準々決勝
浦和レッズJrユース6-0(前半1-0)坂戸ディプロマッツ
得点者:武富尚紀2、山田直輝2、永田拓也、原口元気
※関東大会出場決定!

この大会のトーナメント表県クラブユース連盟(U-15)にあります(手抜き)。
この日の勝利で県大会ベスト4となり、従ってこの大会上位6チームの関東大会埼玉県代表に決まりました(残り2チームはこの日負けた4チームが対戦して決まる)。
次の対戦相手は一昨年のNIKEカップ県大会優勝のHAN FC。
関東、全国が目標ではありますが、まずは県優勝を果たすべく、熊谷で行われる準決勝、尚美学園大(川越)で行われる決勝も頑張って欲しいものです。

上里宮グラウンドちょっと肌寒い中で1回戦が行われました。

------11武富③--18葺本②-----
---06永田③--10田仲③--07高橋峻③-
---------08山田直③-------
05加瀬②--03和田③--04菅井③--02池田③
---------16慶徳③--------
SUB:09岸③、12沼③、17石沢②、19原口②、22原②
(35分ハーフ)
'23【得点】06永田③ 1-0
'48【得点】07高橋峻③ 2-0
'52【交代】18葺本②→09岸③
'61【交代】10田仲③→19原口②
'61【得点】フォルチFC 2-1
'64【警告】06永田③
'65【交代】05加瀬②→15森田②
 (森田は右ハーフ、高橋峻が左ハーフ、永田が左バックへ)
'68【得点】08山田直③ 3-1
'69【得点】08山田直③ 4-1

セットプレーでも菅平の合宿から田仲くんと永田くんの代表組が戻ってきていつものメンバーに戻りました。
今日の会場の上里宮グラウンドは河川敷特有の風はありましたが、一応芝の張られたちゃんとしたグラウンドでした。
相手のフォルチは、ホームページの情報にはいつもお世話になってるんですが、コーチも最後まで諦めさせないよう声を掛け続ける好チームでした。

試合は中盤をほとんど支配するレッズが押し続けますが、時折繰り出されるフォルチのカウンターに脅かされます。

そんな中、23分に左サイドから永田くんがミドルシュートを決めて先制、前半はそのまま1-0で終了、後半13分には今度は右サイドから高橋峻希くんがやはりミドルシュートを決めて2点目のリードを奪います。

しかしその後は押しながら追加点が奪えないまま試合は推移し、後半26分にDFラインの裏を突くボールにDFラインとGKがやや混乱して、こぼれたボールがそのままゴール内まで転がっていきました。
2点リードからの1失点ですから、相手はリズムに乗ります。

一方のレッズは失点で目が覚めたのか、さらに攻め立てます。ただし、それは少し雑な面も目立ち、なかなか得点には至りません。ここがこの試合ではもっとも危険な時間帯でした。

試合終了結局、後半33分とロスタイムに山田直輝くんが連続して得点を決め、4-1と終わってみれば安泰な結果でしたが、試合はそれほど安泰なものではありませんでした。

これはレッズというチーム自体があまり攻められ慣れていないということもあるかもしれませんが。

照明はほぼ完成県クラの3次予選リーグも最終戦を迎えています。
2勝同士で迎えたこの試合、両チームとも決勝トーナメントへの進出は決めていますが、勝ったほうが首位で決勝トーナメントへ進むことができます。

------11武富③--09岸③------
---07高橋峻③-12沼③---02池田③--
---------08山田直③-------
05加瀬②--03和田③--04菅井③--15森田②
---------16慶徳③--------
(35分ハーフ)
'07【得点】11武富③1-0
'12【得点】09岸③2-0
'20【得点】02池田③3-0
'27【得点】02池田③4-0
'31【交代】11武富③→18葺本②
'33【交代】12沼③→19原口②
'39【得点】18葺本②5-0
'41【得点】05加瀬②6-0
'46【交代】02池田③→11武富③
'48【得点】11武富③7-0
'64【交代】16慶徳③→22原②
'69【得点】09岸③8-0

試合開始先発メンバーは前節のACアスミ戦と同じ。
相手はやはり強豪、ということでしたが、さすがに悪いプレーはしていないのですが、同じような身長体格の選手たちが戦っていても、しようとしていることはまったく違うレベルにあるように感じました。
ちょっとトラップが大きいとどこからともなく山田直輝くんがやってきて身体を入れてボールを奪ってしまい、そうすると2~3人が素早く走り出していて、たちまちシュートレンジに入られてしまいます。
あるいは、高橋峻希くんにパスが通ると、縦にどんどん抜いていかれます。

ハーフタイム明け7分には早くも先制点、12分、20分、27分と追加点を上げ、33分にはトップ下に入っていた沼くんが至近距離でボールを頭に受け、脳震盪を起こして原口くんに交代しますが、後半も4点を上げて快勝しました。

この結果をもって予選3次リーグを首位で通過、決勝トーナメントでは他組の2位チームと対戦することになります。
まだ組み合わせ表などがWeb上で更新されていないようなのでわかりませんが、決勝トーナメント第1戦はフォルチFCが対戦相手という話もあります。

試合風景これから決勝トーナメントへ進むわけですが、今後は代表から田仲くんと永田くんも戻ってきます。

今回両選手のいない間に活躍した控え選手との競争も含め、まずは県大会での優勝を果たして、その上で関東の舞台へ進んで欲しいものです。

※ACアスミ-秩父FC戦の結果が不明なので含まれていません。

日本クラブユース(U-15)選手権県3次予選Ⅰ組(2005/05/05時点※)
チーム 勝点 勝利 敗北 引分 得点 失点 得失点差
1 浦和レッズ 9 3 0 0 26 0 26
2 草加ジュニア 6 2 1 0 8 10 -2
3 秩父FC 0 0 2 0 1 10 -9
4 ACアスミ 0 0 2 0 1 16 -15

第3節トリニータ戦以来のテレビ観戦となりました。

感想としては苦しかったなぁと。ブラウン管を通してでさえ脈拍が上がりました。
跳んだり跳ねたりできない分つらいものです。

よくいうことですが、苦しい試合を勝てるということ自体が価値のあることであって、そういう意味でこの勝ちは大きなものです。

試合中は、皆が自分たちのサッカーを何とかしてしようと躍起になっているのが目に見えるようでした。

次はジェフ戦。相手は(かなりツメの甘いところはありますが)甘くもないし動かなくもありません。無論疲労はお互いのことですから、ホームの地の利を生かして、一つ一つ勝っていくことです。

大原サッカー場

05.05.04 トレーニングマッチ、結果

トレーニングマッチ
2005年5月4日(水・祝)13:00・大原G
浦和レッズ3-0(前半2-0)FCホリコシ
前半メンバー
GK加藤
DF南、アルパイ、近藤
MF大山、細貝、金生谷Y、新井、赤星
FW西谷、エスクデロ
交代:31分大山→小池Y
得点者:17分西谷、43分エスクデロ
後半メンバー
GK徳重
DFサントス、堤Y、近藤
大山、細貝、佐藤Y、新井、赤星
FW小池Y、エスクデロ
交代:32分細貝→金生谷Y
得点者:43分佐藤Y

風邪っぴきのため神戸遠征は中止して、5/3~4は寝込んでました。
で、それだけで終わりっていうのもつまんないので、サテライトの練習試合を見に行ってきました。

試合自体はクラブハウスから遠い方のピッチで行われ、3-0と快勝しました。
ただし、3点とも中央から攻めて個人の能力で決めたもので、チームとしての出来具合という点ではいまいちでした。

もちろんサテがトップの準備をする場だということを考えれば、サテライト「チーム」として連携や戦術を磨いたりすること自体は、あまり意味のあることだとは思いません。
サテのときと同じ人間の組み合わせじゃないとトップで通用しないというのでは困りますからね。

ただし、トップと同じようなやり方をサテでも踏襲しているところがある(全てではない)以上、例えばサイドへのパスを意識するとか、サイドはできるだけ高いポジションを維持するとか、そういった意識レベルの認識は必要ではないかと思いました。
もっとも、この試合では相手の中盤のプレッシャーが結構きつくて、なかなかボールがつなげなかったのが現実ではあります。

この日はレッズランドで(恐らく)練習しているユースチームから、堤(7)、金生谷(13)、小池(14)、佐藤(17)がサテライトに召集されました(カッコ内は背番号)。
ユースの選手が試合に出るときは、トップの選手や長期の怪我人などのサテの選手と被らない番号を使うのですが、偶然でしょうが本職ボランチで今日もいい動きを見せた金生谷くんが13番、本職はトップ下(ただし最近はずっとボランチ)でこの試合では得点も決めた佐藤くんが17番をつけるというのは面白いものです。
彼ら4人に比べると、先日二種登録されたセルヒオはまったくユースって感じがしないのも面白いところです。

先方のFCホリコシの方も、試合は練習着で望んだらしく、背番号は去年のものらしいとかいうことを近くにいた(ホリコシファンかご家族の方らしき)人が話してました。
その番号からすると、恐らく元レッズの三本菅選手は出場しており、ひょっとすると小松原学選手(背番号18)も出場していたかもしれません。
2トップは背番号7と18でしたが、7番は明らかに日本人で、アマラオ選手ではありませんでした。
元レッズの“ロボ”こと池田学選手はFCホリコシに加入したと聞きましたが、もう既に退団されたらしいですね。

ともかくこの日のホリコシは、華のある攻撃というものはあまりありませんでしたが、中盤での厳しいプレッシャーには圧倒されました。
事実前半には2点を取りましたが、後半は終盤佐藤-新井のワンツーで取った1点のみでした。

試合最終版には細貝が足を痛め、大事を取って金生谷選手と交代するのですが、大丈夫でしたでしょうか?(大事ではないと思いますが)

レッズランド照明工事中レッズランド見物がてら、県クラの試合を見に行ってきました。
現在の工事の進捗状況は、芝のサッカーグラウンドの位置自体は変わらないのですが、土手から遠い方のピッチに赤く塗られた柱が5本、試合前にはそのうち一本に照明が取り付けられていました。
で、地面を掘り返して電線を通す工事を平行して進めており、また土手沿いの道路と溝の間に赤色の柱、白色の網の金網を設置していました。
(写真の位置では工事中のため、柱のみで網は未設置)。


赤白の柵設置こちらは設置済みの金網の柵の様子で、現状ではとりあえずサッカーグラウンドと道路の間だけ設置しているようです。
とりあえず、この柵の向こうはシーズン2005を語る会で映せなかったスライドの通り、赤いテントの手前がサッカーグラウンド、網が張ってある向こうのレッズジュニアユースの選手たちがアップしているあたりが駐車場になるものと思われます。
その奥のテニスコートは、そのままテニスコートになる予定ですが、そちらにも金網が張ってあるように見えますね。


試合風景で、肝心の試合のほうですが、意外なほど差がついてしまいました。

(前半)
------11武富③--09岸③------
---07高橋峻③-12沼③---02池田③--
---------08山田直--------
05加瀬②--03和田③--04菅井③--15森田②
---------16慶徳③--------
'06【得点】09岸③ 1-0
'11【得点】09岸③ 2-0
'18【得点】09岸③ 3-0
'27【得点】09岸③ 4-0
'28【交代】02池田③→19原口②(12沼③と代わりトップ下へ)
.
(後半)
------18葺本②--09岸③------
---07高橋峻③-19原口②--15森田②--
---------08山田直--------
05加瀬②--03和田③--04菅井③--14長谷川②
---------16慶徳③--------
'35【交代】11武富③→18葺本②
'35【交代】12沼③→14長谷川②
'42【得点】15森田② 5-0
'46【得点】07高橋峻③ 6-0
'47【交代】15森田②→02池田③
'50【得点】09岸③ 7-0
'50【交代】09岸③→11武富③
'52【得点】19原口② 8-0
'53【得点】11武富③ 9-0
'58【交代】16慶徳③→22原②
'58【交代】05加瀬②→12沼③
'61【得点】18葺本② 10-0
'66【得点】11武富③ 11-0
'67【得点】18葺本② 12-0

試合後の挨拶前にも書いたとおり、レッズはこの3次リーグの間、田仲、永田両選手を代表選出のため欠いています。
しかしながら、この不在は控え選手にとってはチャンスなわけで、代わって出場した選手たちも活躍します。

それにしても、点を取ったらもっと喜べばいいのにと思ったりもします。淡々と試合を進めるのを見ると。
っていうか、点を取ったら手のひとつも上げてくれないと、いつ誰が点を取ったのかわからなかったりします。
現に、上の記録では、オフィシャルに載った記録より武富くんの点が1点少ないんで、見落としたと思うのですが、さっぱりわかりません。

次が草加ジュニアとの首位を巡る無敗対決です。

日本クラブユース(U-15)選手権県3次予選Ⅰ組(2005/05/03時点)
チーム 勝点 勝利 敗北 引分 得点 失点 得失点差
1 浦和レッズ 6 2 0 0 18 0 18
2 草加ジュニア 6 2 0 0 8 2 6
3 秩父FC 0 0 2 0 1 10 -9
4 ACアスミ 0 0 2 0 1 16 -15

中学生年代のクラブユースの日本一を決める大会である、日本クラブユース(U-15)選手権の埼玉県予選が始まりました(このサイトでは埼玉県予選を県クラ、関東予選を関クラ、全国大会を全クラといっています)。
レッズは新人戦の成績などから1次、2次リーグへの出場を免除され、3次リーグからの出場となります。

このシードという奴は意外と厄介で、途中で強豪チームがいなくなってしまうという不確実性を減らす一方、それまでの予選を潜り抜けてきた相手と、初戦でいきなり当たってしまうという怖さもあります。
埼玉県の場合は、1次、2次、3次共にリーグ戦なので、いきなりで負けてしまっても何とかなるのはなりますが。

この3次リーグの詳細はわからないのですが、恐らくグループ2位以上が決勝トーナメントへ進出します。8組×2チームで16チームですね。
で、去年の例ではトーナメント6位以内(つまり準決勝進出4チームと準々決勝で敗れた4チームの中から5位・6位決定戦を勝ち抜いた2チーム)が関東大会へ進出します。
16チームでトーナメントということは、2戦勝つか、1戦勝った後負けても、代表決定戦で勝てばいいわけです(埼玉県の代表チーム数はまだ不明です)。

昨年のレッズは2次リーグ(去年は3次リーグがなかった)を1位で勝ち抜き、決勝トーナメントも1回戦、準々決勝と勝ち抜くも、準決勝でアルディージャに敗れて4位に終わっています。

関東大会は去年の例では各都県代表の計32チームを4チームずつ8組のグループに分け、総当りのリーグ戦でグループ2位以内の16チームが決勝トーナメントに出ます。
決勝トーナメントでは去年では1回戦を勝った8チームと破れた8チームで9位決定戦を行い、勝ち抜いた1チームの計9チームが全国へ進むことになります。

昨年のレッズはこの関東大会の予選リーグで惜しくも破れて夏を終えています。
余談ではありますが、この関東大会の9位決定戦は別名吸血トーナメントとも呼ばれる激戦で、決勝トーナメントへ出るような有力チームが1回戦で敗れてしまった悔恨を引き摺りながら全国を目指す死闘を繰り広げる血戦です(9位決定戦の九決と激戦の様からそう言っています)。
2001年には当時大山、中村などが所属していたレッズジュニアユースが、この9位決定戦を勝ち抜き、その勢いで全国大会でも優勝を果たしたりしています。

今年のレッズは県レベルで足踏みをしていて良い陣容ではありません。
関東大会の予選リーグも勝ち抜き、去年果たせなかった夏の全国大会出場、そしてそこでもいい結果を残して成長することを期待しています。

まずはその第1歩ということで、昨日秩父FC戦に無事勝ったようです。

日本クラブユース(U-15)選手権県3次予選Ⅰ組(2005/05/01時点)
チーム 勝点 勝利 敗北 引分 得点 失点 得失点差
1 浦和レッズ 3 1 0 0 5 0 5
2 草加ジュニア 3 1 0 0 3 1 2
3 ACアスミ 0 0 1 0 1 3 -2
4 秩父FC 0 0 1 0 0 5 -5

次節は明日11:40からレッズランドでACアスミと対戦です。
もしよろしければ工事途中のレッズランド見物を兼ねていかがですか?

この試合もトップチームの試合のため行けませんでした。
トップチームの試合終了後に、オーロラビジョンに結果が映し出され、4-1で勝ったと聞いたときは(勝ったという事と知らせてくれたという両方に)嬉しかったものです。

さて、前節と同様、某所で81wyK+7NOの名無しさん(多分前節と同じ人)がレポを上げてくれていますので引用します。

795 :U-名無しさん :sage :2005/05/02(月) 01:13:30 ID:81wyK+7NO
レッズ
---竜基--小池---
山田純--萩尾---田中宏
---謙介--金生谷--
-野島---堤---小松靖
-----大橋-----
後半16 金生谷→増田
後半21 野島→小松裕
後半34 萩尾→広瀬(ボランチ、謙介トップ下)
後半39 竜基→村松

前橋商
-----都丸-----
岩上---大朏---下田
---市川--小林知--
関--大河原-吉田-山本亮
-----土田-----
HT 下田→飯田
後半1 吉田イエロー
後半28 岩上→堺谷

やはりどこか悪いのか?西澤は一見元気そうだったが最後までベンチ
出番は給水ボトル並べだけ
代わりに田中宏育が入った以外はいつものメンバー
メンバー固定しすぎな気がしないでもない
強敵との連戦でカード累積とかが恐い
前橋商は一年生の岩上を左サイドに抜擢
やはり出られなかった高橋秀人の穴に市川を持って来て、やや引き気味に萩尾をケア
大朏が完全にフリー、いつもにも増して動き回り
左右は勿論、DFラインにまで戻ってボールを引き出していた
高崎グランド名物からっ風もなく(思えばもう春で南風だった)、曇天ながら穏やかな天候


796 :U-名無しさん :sage :2005/05/02(月) 01:16:46 ID:81wyK+7NO
開始わずか4分、右スローインから大朏が早いタイミングで左足のクロス
虚を突かれたか、ろくに競りもできず中央で都丸にヘッドを許し、右上に叩き込まれる
ゲームが落ち着く前に先制パンチを食らった形だが
すかさず6分、中央左寄り、竜基とのパス交換から謙介の右足ミドル
左下隅に決まり、あっさりと同点に追い付く
こうなればあとはもう落ち着き、いつも通りレッズペースに
堤が縦に入れたボールを謙介がダイレクトに右に捌き
すかさず小松靖が縦パス、クサビに小池が受けて反転左へ
萩尾の深くからの左足クロスに飛び込んだ田中宏育のヘッドがかすり・・・
というようにパスが回り始め
34分には萩尾の右コーナーから竜基のドンピシャヘッドが僅かに上
そして39分には、この試合再三やりあってた小池と大河原の接触からFK
萩尾が正面からふわりと上げたボールは大朏がヘッドでクリアするが
左サイドでDFの処理ミスを突き、堤がゴールライン際をドリブル
ほとんど角度ないところから右足を振り抜くと、小池がワンタッチして流し込み逆転に成功


797 :U-名無しさん :sage :2005/05/02(月) 01:20:16 ID:81wyK+7NO
更に42分、萩尾の右コーナーから
小池がニアでオーバーヘッドのようにして当てたボールが上に舞い上がり
後ろで待ち受けていた田中宏育の右足から、
そのままだと枠外の、シュート性のボールが左へ放たれ
左ポスト際で謙介がダイレクトで角度を変えて叩き込み3-1で折り返す
後半もレッズ優勢、少しずつ選手を入れ替えてもパワーバランスに大差はなく
42分には中盤で謙介が戻りながらの厳しいスライディング
途中交代ながら流れにすぐ溶け込めていた増田が拾い、すかさず左前方の小池へ
小池は受け流すようなトラップでDF裏に抜け出し
PA外まで飛び出して来た土田の足元を抜き、右下に流し込みダメ押し
今日は山田純輝、田中宏育の両サイドが機能的
萩尾がボランチ二人を引き付け
大朏は動き回るため空白となった中盤の底で謙介が両翼を操った
プリンス初スタメンで緊張や萎縮もあるかと思われた田中宏育だが
全く物おじせずにガンガン縦に仕掛け
左からは山田純輝がかつての萩尾のように左から中へ入っていきつつ
ワンツーやスルーパス、サイドチェンジを狙っていくプレーで活躍
両サイドが常に高い位置を維持して、攻守に出足良く圧力をかけ続けた


800 :U-名無しさん :sage :2005/05/02(月) 02:04:36 ID:81wyK+7NO
対照的に前橋商の両サイドは腰が引け
サイドバックはリードされた終盤になっても、ほとんど前に出てこなかった
大朏が曲芸のような足技で中盤で孤軍奮闘し
タメにタメても追い越していかない山本亮に
「出ろよ!」と声を荒らげるシーンが象徴的だった
大朏は別格のボールキープ力で、囲まれても一人でなんとかするのだが
両サイドハーフへのボールは、出足良く山田純輝、田中宏育がインターセプト
大朏が下がり気味だったのでトップ下で受ける選手はなく
サイドバックは出てこないので、ターゲットはあと一つ
その都丸へのパスも読まれだし、カットされるか、スペースへ出しても
堤や野島が、スピードある都丸にも走り負けず、きっちりブロックしてゴールキック
パスコースが見出だせず、いたずらにDFラインでボールを回すか
ボランチがもたもたしているところを謙介、金生谷がプレス
と守備のバランスも良好で、後半はややペースダウンしつつも
相手にもチャンスはそう与えず、結局前橋商の枠内シュートは都丸の先制点から
次は終了五分前まで待たなければならなかった
警戒ポイントだった前橋商のセットプレーも、CK0、FKも僅かに留め
反撃の糸口を与えず会心の勝利

さて、ここまで黒星無しの4連勝で来ることができました。
いよいよ次節は横浜Fマリノスユース戦、ここで勝てばグループリーグ突破に大きく前進します。

昨年のマリノスユースとの対戦は4試合。
04/25 1-2● プリンスリーグ第3節 先制後退場者を出すも奮戦するが、同点・逆転で負け
08/05 1-0○ 全日本クラブユース(U-18)選手権準々決勝 後半30分に先制点を挙げ逃げ切り
10/17 3-1○ Jユースカップ予選リーグ第1節 Jユース初戦、退場者を出した相手に追いつかれるも逃げ切り
11/07 0-0△ Jユースカップ予選リーグ第4節 グループ首位決戦、0-0でレッズが逃げ切り

2勝1敗1分ですが、常に勝敗の結果が後に残るところで対戦しています。
プリンスリーグでは結局この敗戦でレッズはずっとマリノスの下の4位でついていくことになり(3位以内が高円宮杯出場を争う順位決定戦へ進出)、勝ち点1差で迎えた最終節、マリノスが暁星高校に5-6で敗れるという劇的な結末で3位に上がりましたが、自力ではどうにもならないところでした。
全クラの準決勝はロンドン遠征中で見てないのですが、準決勝で勝って最強・サンフレッチェユースとの対戦権を得ます。これは2003年の同大会決勝での敗戦のリベンジでもありました。ただし、この準々決勝での勝利と引き換えにキャプテン大山が累積警告で準決勝に出れなくなるということもありました。
Jユースカップでは予選グループリーグを1勝1分けで折り返しますが、そのおかげでグループ1位で決勝トーナメントへの進出を果たせました。

マリノスは力のあるチームである上、どういうわけかあちこちでいっしょになることが多いので、互いに因縁めいた想いもあるでしょう。
特にプリンスリーグ最終節でのできごとは、直接対決ではなかったものの、大きな印象を残しているはずです。
今年も決戦、ということになりそうです(トップの試合とずらしてくれればいいのに…)。

さて、気持ちの良いゲームでした。
ニッカン式スコアを持ち出すまでもなく、内容的にも完勝。
欲を言えばもう何点かは取れたところでした(シュート数20本のうち枠内11本ですから)。

ただし、この結果をもって完全復活!とするのは些か時期尚早な気がしています。

グランパスは1トップということもあってか、DFにあまりプレッシャーを掛けてきませんでした。
同様に引いて守ってきたFC東京相手に勝ちながら、次の節でセレッソ相手に思うサッカーができなかったのは、西澤、森島、古橋といった辺りに激しく前線からプレッシャーを掛けられたからです。

DFが詰められてボールを取られたり、あるいは不正確なパスをカットされたり、タッチに出して相手のスローインでゲームが再開する機会が続くと、サイドは相手の攻勢に備えて上がれなくなり、ボランチはボールを貰おうと下がってスペースを空けてしまいます。そういったところにミスや不運が重なり失点を喫したわけですが、グランパス戦についてはそうした深いポジションでの圧力はほとんどなかったので、ボールをつなぐことによりリズムを作っていくことができたのです。

事実、達也、エメ、永井などが相手DFに詰めていってウィングやボランチとも協力してボールを取れるようになったのは前半の終盤からです。

この大勝後も、相手が激しく前線からチェックしてきたときにどういなすかという点はまだ未解決のままなのです。


ところでこの試合でも退場者が一人出ています(退場自体は後半15分、達也とエメのゴールで2点リードの状態、グランパスが特別盛り返していた局面でもなく、試合自体への影響はそれほどなかったのではないかと思いますが)。
この件について、グランパスのサポの方の「蹴りたいグランパス」さんにこんな記事がありました(引用しようとして見てたらいっぱいコメントがついているのでびっくりした)。

 そしてアクシデントが発生する。相手選手へのファールの判定に対し、ボールをピッチに(軽く)叩き付けた角田が「判定への異議」を取られ、2枚目のイエローで退場してしまった。期待してるんだから頼むよ本当。角田の軽率なプレーは罰金ものだが、この主審の判定は確実に試合を壊した。この退場に、大分戦のアルパイで同じことを喰らっているはずの浦和サポ(メインスタンド)が大喜びしているのを観て、これじゃいくら世の中的に審判のレベル云々言った所で改善されるのは相当先になるなと思った。結局自分達にとって有利な判定ならウェルカムということなら、審判(判定)に対する抗議や苦情なんて何の意味も持たない。

私のサイトでもトリニータ戦のアルパイの件については触れています(というか抗議している)。

私としては、単なる言い訳にはなりますが、アルパイの2枚目のカードはペットボトルを蹴り上げたための抗議であって、これは致し方ないと思っています。
しかしながら、1枚目のスライディングに対するカードについては審判の判定技術のレベルが低い(ないしは判定基準が歪んでいる)と憤っているのです。
当然ながら1枚目の警告がなければ2枚目の元になる抗議もないわけで、イエローもレッドもこの局面ではおかしかっただろうと。

今回の角田選手の例であれば、20分の1枚目のカード(どんなものだったか正直覚えてないのですが)か、さもなくば抗議の元になったファール(カードが出されていないもの)について触れるべきです。というか私ならそうします。

「抗議」については判定技術のレベル云々と関係なく倫理的な行為なので、否応はないだろうと思います(試合展開によっては大目に見てくれてもいいだろうとは思いますが、こちらにある通り、基本的に審判はゲームコントロールについては二次的に対応するほかない?そうなので、審判がきちんと見てさえいる時ならば、行為自体の評価ということで致し方ないところなのでしょう)。

この日の長田主審については、ちなみにSRではないのですが、グランパス側にだけカードを出しています。

直接FKを相手に与えた数を見ると(間接FK数はオフサイドの数と時間・本数も一致しているので全てオフサイドのものでしょう)、その数はレッズ18に対してグランパス15ですからむしろレッズの方が多いくらいですが、シュート数を見てもわかる通り、グランパス陣内でのプレー時間が長かったので、レッズの方が余裕のある状態でプレーしていたためカードが少なかったのだろうかと考えています。もっとも、逆サイドから見れば違うように見えるかもしれません。

なお、基本的に審判への抗議は、それによって不利益を蒙ったほうがするべきだというのが私の考えです。
利益を得たほうがおためごかしで審判の問題点を指摘したところで、それは偽善的であって、人の共感は得られないだろうと考えるからです。
敗軍の将が審判について愚痴をこぼすのが潔くないという感覚は感覚で構わないのですが、そういう感情とはきっちり切り分けた上で審判を非難すべきだと私は思います。
それによって、審判に対する批判がタブーのようになっている現状を改善するきっかけとなるのではないかと思うのです。

そのため、この日の長田主審、及びその判定については、私としては特に語るべき言葉を持ちません。

というわけで、「蹴りたいグランパス」さんへの反論というわけではないのですが、内容を引用させていただいて、自分の意見に補足してみました。

次はヴィッセル戦。FC東京戦に続くセレッソ戦のように、勝った後だからこそ余計に大切な試合です。
先方も負けは込んでいるようですが、大御所的存在の三浦知良選手はともかく、播戸竜二選手あたりは激しくチェックしてくることも考えられます。

この日の試合、3点目の後はちょうど昨年の2ndステージのヴェルディ戦に大勝したときのように、自然体で自分の思うままにプレーできていた感じでした。
この感触を次につなげて欲しいと思います。

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