墨絵のような曇り空の下、9:45から与野八王子グランドで埼玉県U-17リーグの第一戦、浦和東高校-大宮アルディージャユース戦が行われた。
県U-17リーグは今年度行われるJFAプリンスリーグ関東U-18 2009へ出場する埼玉県代表チームを決定するもので、優勝チームはプリンスリーグ関東の2部リーグへ参加できる。
プリンスリーグ関東の2部リーグは上位4位までが1部リーグと入れ替え、それ以外の8チームは毎年1都7県の代表チームが選ばれるため、昨年は6位で1部リーグへの昇格を逃した浦和東にとってはプリンスリーグへの再挑戦、アルディージャにとっては初のプリンスリーグ参戦をかけた一戦である。
以下のフォーメーション表に記した選手名については、浦和東は1月25日に行われた高校サッカー新人大会決勝のもの、アルディージャについてはユースチーム PlayersFile : 大宮アルディージャ公式サイトにあったものを仮に記しているが、正確性については保障できない。また、時間については手元の時計によるものである。
【浦和東高校】
---------17岩崎②--------
15橋本②--03金子②--04松田②--19境①
------18??---16??------
--11川田②----------06中西②-
------09吉田②--10荒井翔②----
.
------07中川②--14清水①-----
11宮崎①--------------18飯野①
------10桑田②--06石川②-----
05宮澤②--04岡田②--08井上②--02川井②
---------20荒井②--------
【大宮アルディージャユース】
(40分ハーフ)
'23 浦東【得点】11川田② 1-0
'38 大宮【警告】11宮崎①
'42 大宮【得点】10桑田②? 1-1
'57 浦東【得点】06中西② 2-1
'63 浦東【得点】10荒井② 3-1
'64 大宮【交代】14清水①→09大久保②
'78 浦東【交代】10荒井翔②→12菊地②
'79 浦東【交代】11川田②→07荒井雄②
'79 大宮【警告】08井上②?
'79 浦東【交代】06中西②→??
ゲームはボールを支配するアルディージャと、粘り強く守る浦和東という様相で展開する。浦和東の野崎監督が「高さでは勝てるぞ」、「クリアをパスにしてやれ」と指示するように、浦和東は確かに「競って走って」というサッカーをしていたが、そればかりではなく中盤の高い位置からのプレッシングでアルディージャに自由にプレーをさせない。
そうしたプレーが実を結んだのは23分。アルディージャのバックラインの横パスをインターセプトした11番(川田)がGKとの1対1を決めて先制した。
アルディージャはサイド攻撃を指向するも、浦和東のディフェンスになかなかゴール前までクロスを上げ切ることができない。そのまま前半は終了した。
アルディージャが追いついたのは42分。左サイドからゴール前に送られたボールにダイビングヘッドで合わせたシュートには勢いはなかったが、GKの逆を突いてそのままゴールラインを転がって越えた。
同点に追いついたこの時間帯、アルディージャは一転して勢いに乗る。53(後半13)分にはオーバーヘッドシュートが浦和東ゴールのバーを直撃した。しかし、結論から言えばこの時間帯に得点できなかったことがアルディージャの敗因となった。
57分、浦和東はカウンターから9番(吉田)が左サイドをやや強引なドリブル。エンドライン際でのマイナスのパスをゴール前に詰めていた6番(中西)がDFとGKの間のコースを抜いて再びリードを奪う。
さらに63分には再び9番(吉田)のドリブルからのパスを10番(荒井翔)が受けてドリブルシュート、リードを2点とした。
その後はアルディージャも攻勢を強めるも、浦和東が3-1で逃げ切った。
アルディージャには宮崎泰右という2008年のU-16日本代表候補キャンプ(12月16~20日)に選出されたMFがいるが、背番号からするとこの日は出場しなかったようだ。
これで2月15日に駒場サブスタンドで行われる決勝戦への1枚目の切符を手に入れたのは浦和東高校と決まった。
