第1試合が終わって1時間半の時間を置いて、2試合目は群馬県立伊勢崎商業高校との間で行われました。
ここまでのレッズは1勝1分の勝ち点7、得失点差を+3としており、グループでは昨日レッズと引き分けた旭高校の1勝1分の得失点差+4に続いて2位につけていました。
この日の3試合目に旭高校が(1勝1敗で得失点差+2の)浦和東高校と対戦することを思えば、旭高校が勝った場合に備えて最低でも得失点差を+2点、できれば+3~4点くらいをつけておきたいところです。
しかしながら、そうは問屋が卸さないわけでした。
------03利根川①-10小峰①----- ---06原口①--12池西①--11岡田①-- ---------29石沢①-------- 02加瀬①--04長谷川①-30大里①--08森田① ---------01柴田②-------- (35分ハーフ) '25 浦和【得点】03利根川①(PK)1-0 '38 伊勢【得点】1-1 '44 浦和【交代】03利根川①→07葺本① '46 伊勢【得点】1-2 '51 浦和【得点】10小峰① 2-2 '61 浦和【得点】11岡田① 3-2 '63 浦和【交代】11岡田①→24阪野②
2試合目は1年生が中心となったチームがプレーします。
伊勢崎商は初日浦和東に0-5、旭高に1-5と大敗を喫したチームで、そんなに強くはないと思われていたのかも知れません(もちろん1年生達は昨年クラブ全国3位になったメンバーであり、相手を軽く見ているというのとは違います)。
試合が始まると、一つ一つのプレーそのものが普段のようには行かないことが明らかになります。
特に小柄な選手が多いのと、テクニック志向で、どちらかと言えば力いっぱいボールを蹴るよりも、微妙な力加減でボールをコントロールするプレーが得意な選手が多いからかも知れません、泥のわなにはまって容易に抜け出せない時間が長くありました。
そんな中でドリブルと足元の細かいボールコントロールを得意とする原口くんはむしろ意地であるかのようにこんな環境の中でもたびたびドリブルを敢行し、あるいはコンディションが完調ではないということもあるかも知れませんが、フィニッシュまでには至ることができませんでした。
そんな中でしたが、前半25分、小峰くんがペナルティエリアで引き倒され、PKを獲得、これを利根川くんがしっかり決めて先制します。
しかし後半、プレーを続けるに従ってますます荒れてきたグランド状況もあるのでしょうが、ゲーム展開はほぼ互角といった状況に変わってきます。
そんな後半3分、相手のシュートをセーブしようとしたGK柴田くんの目の前でボールが止まってしまい、そこに勇敢に突っ込んできた伊勢崎商選手によってゴールを割られてしまいます。
そして足を痛めた利根川くんが葺本くんに交代した後の後半11分、またもGKの前で止まったボールを決められて逆転ゴールを許してしまうのです。
2点差での勝利どころか、勝利そのものが怪しくなってきたこの展開、しかしここでチームを救ったのは小峰くんと岡田くんの160cm代コンビでした。
後半16分には小峰くん、後半26分には岡田くんが、ゴール前でのこぼれ玉にあきらめず走りこんで再び逆転します。
伊勢崎商の2得点もゴール前で止まるかどうかわからないボールに喰らいついて決めた物でしたし、レッズの最後の2得点もやはりあきらめなかったことが生んだゴールでした。
この悪環境という極限の状況で、そうした「気持ち」の部分はやや強調された部分はあるでしょうが、チームが戦う上での根源的なエネルギーになることが、この試合には象徴されていたかと思います。
そうしてこの試合を3-2とレッズが辛くも勝利すると、3試合目は浦和東が序盤で奪った1点をめぐり、旭高とのあいだで(さらに荒れたグランド状況の中)死闘を繰り広げて勝ったことで、結果としてレッズは1位でこのグループを通過することができました。
明日は上位リーグが駒場サブグランドで、D組1位の三菱養和SC、F組1位の市立浦和高校との間で行われます。
人工芝ですからピッチ状態に苦しめられることはもうないでしょうが、「戦う気持ち」は変わらず重視されることだろうと思います。
昨年得た浦和カップ覇者のタイトルを今年も保持し、駒場スタジアムで決勝戦を行えるよう、今年のチームにも期待したいと思います。
E組最終順位
位 チーム名 勝 分 負 勝点 得点 失点 得失差 1 浦和レッズ 2 1 0 7 8 4 +4 2 浦和東高校 2 0 1 6 6 3 +3 3 県立旭高校 1 1 1 4 7 4 +3 4 伊勢崎商業 0 0 3 0 3 13 -10