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最終節を前にして

リーグ最終節まで16時間を切りました。
明日の試合は優勝決定戦であり、1位チームと2位チームとの直接対決であり、また長いシーズンの掉尾を飾る試合でもあります。
ついでながら、両チームには現時点でのリーグ得点ランキングの2位と1位の選手が所属しています。つまり、試合結果は得点王タイトルの行方にも関係しているわけです(ちなみに3位4位は2位のワシントンと5点差のジュニーニョ選手、6点差の我那覇和樹、佐藤寿人両選手なので、ゴールデンブーツの行方は実質的に上位2名に絞られたと言えるでしょう)。

レッズの対戦相手であるガンバ大阪は、前節終盤に追いつかれながらロスタイムのゴールで奇跡的に勝ち、レッズが勝たなかったケースで自分が勝った場合だけという狭い門を潜り抜けてこの最終節を迎えるのですから、可能性があると思うのは当然ですし、周囲が騒ぐのもまた当然だろうと思います。

しかしながら、最終節の対戦相手がレッズではなく、かつ試合会場が埼玉スタジアムでないというのならばともかく、実際のところ彼らがさらに狭い門を潜り抜ける可能性はありません。

言うまでもなく、レッズは今シーズンホームスタジアムで一敗もしていませんし、失点数にしてもリーグ最小(26点)を誇っています(失点数で現在2位の清水エスパルスとも実に15点の差があります)。
それでもサッカーというものはやってみなければわからないということはよく言われます。
ただし、そうした警句と同じ文脈の中で、やはり今のレッズが埼スタで優勝を逃す(つまり敗北した上3点以上を失う)ということはありえないと言えるのです。

最終決戦最終決戦とどんなに煽ったところで、これは競争としてはもとより不公正なものです。
例えてみれば、マラソンで同じ力を持つ選手なのに、一方はスタート地点から走り出し、もう一方は折り返し地点から走り出すようなものです。
そういう意味で、前節の引き分けによる勝ち点1は非常に大きなものであったことがわかります。
それによって、分岐点が単なる勝敗から、(レッズが今シーズンまだ喫したことがないほどの)大敗をさせなければならないということに変わったからです。

私は優勝ということにはまったく不安を持っていません。それはもはや単に手続きの問題に過ぎないからです。
今私が思うのは、どう試合を迎えるのかということだけです。

明日の試合は、いわばシーズンの34試合中の1試合に過ぎないわけですが、その34試合は特別なものです。
調子が良かったから、優勝したから、ではなく、それがレッズの試合であるから特別なのです。
それはどこのチームのサポーターにとっても同じことでしょうが、同様にレッズサポにとってはレッズの試合が特別なものであるのです。
そうした34試合の積み重ねが明日、結果を表します。
明日の1試合のためでなく、シーズンの積み重ねの結果として、この試合を楽しみましょう。

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