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ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第1節 FC東京

久しぶりの駒場の試合、レッズは多くのメンバーが入れ替わりました。
代表でアレックスと伸二と長谷部、坪井を欠き、永井と暢久と都築を負傷で欠く中、ブッフバルト監督はセルヒオを先発に起用、ベンチには加藤順大、中村祐也、そして加入したばかりの小池純輝というフレッシュなメンバーを入れてきました。
一方で右サイドにはベテランの岡野を起用するなど、ポイントは抑えてきた感じがします。

対するFC東京は、リーグ戦の開幕は大分に勝つものの、新潟、清水に連敗、京都に勝って2勝2敗とあまり調子はよくないようです。
代表としてDF茂庭とGK土肥を欠くわけではありますが、この日のFC東京は、非常に小粒なチームになった印象でした。
まるで選手も実力も足りない下位リーグのチームが、なりふり構わずプレーしているような。

相手の選手の動きを予想するというよりも、ポジションに着くのが遅れて、手やひじ、足を使って相手の体勢を崩すことでボールを奪い、その際に一切審判の判定を窺うしぐさがないところを見ると、これはもう意図してやっていることですが、ボールよりも相手の身体へ行くというプレーを繰り返します。
試合の最終盤には、ワシントンがFC東京のDF増島のひじうちを受けて、負傷退場させられるまでに至りました。

つまり、テクニックの足りない分をファール紛いのプレーで誤魔化しているわけで、単に下手なプレーを見たときよりも、より本質的なその選手の力に疑問を持たせるプレー振りでした。
有体に言って、代表勢を欠くこの日のレッズと比べても、個として注意を惹かれるような選手はFC東京にはいませんでした。

そうしたプレーでボールを奪ったFC東京には、シュートチャンスがいくつか与えられたわけですが、山岸、内舘、闘莉王、堀之内といったあたりの奮闘はあったものの、FC東京の選手はそれらをことごとく外し続けます。
そうした中、後半17分にはワシントンの見事なポストプレーからセルヒオが(シュートシーンでの落ち着き振りから、私は最初、背格好の似ているポンテの得点だと思っていました)プロ入り初ゴールを決めたわけですが、このような点だけ見ても、そうしたギリギリのところでの質の差という形で表れたものと思いました。

このメンバーでのレッズのプレーも全体としてはあまり褒められたものではない(セルヒオが最前線にいるのは、もうそういう選手だから仕方がないとも言えるが、酒井の低すぎるポジションのせいもあり、最前線とDFラインにぽっかりとスペースが開いていた)ですが、得点を決めたセルヒオ、そして出場は叶わなかったものの、ベンチに入った中村祐也や小池にとっては良い経験となったことでしょう。

FC東京については、この日なまじチャンスがあっただけに、混迷はもうしばらく続くでしょう。
主審によってはカードがかさんでメンバーを固定できなくなるでしょうし、相手によっては報復されてけが人を増やすことになるかも知れません。
まぁ、だからといって同情はできませんが。

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