リーグ戦の最中ではありますが、天皇杯の四回戦が行われました。
相手はモンテディオ山形。
会場が駒場なのはありがたいです(去年はアビスパのホーム博多の森で平日にやったはず)。
さて、恐らくモンテディオのストロングポイントは26番佐々木選手の控える右サイド。右サイドバックの16番臼井選手とポジションチェンジを繰り返しながら縦に突っ込んでくる動きが、高いポジションをとるアレックスの後ろのスペースにバッチリはまります。
もっとも、失点は容易にクロスを上げさせてしまったことと、中で待つFW林選手をフリーにしてしまった二つのミスが重なったものです。
この日は永井が腰痛のために出場を回避したので、酒井が右サイドに入りましたが、この相手ならば酒井が左サイドに入った方が結果として持ち味は発揮できたかもしれません(そうすると右サイドに入る人がいないので机上の空論ですが)。
攻撃面では低いポジションに人数を集中させるモンテディオの守りと、最初から飛ばしてきた運動量からくるプレッシャーに苦しめられます。
困ったときにキープしてくれる永井のいない右サイドからはアーリークロスばかりで、いきおい、自然と攻撃はアレックスの左サイドからに偏りますが、ここでボールを奪われるとそのまま縦にエンドラインまで行かれてしまうために、なかなかラインが上げられず、人口密度で劣る中盤ではセカンドボールを拾えません。
しかし後半になると、飛ばしすぎたツケか、モンテディオの選手の足が止まってきます。
こうしてプレッシャーが弱まれば個人能力で上回るレッズのもので、最終ラインを上げてセカンドボールを拾い、波状攻撃を仕掛けます。
そんな中、ヴォルフスブルグで「ゲルト・ミュラーのよう」と言われたマリッチが2得点を奪い、逆転に成功します。
後半から投入された赤星は、相手の当たりに耐えるといった点のフィジカル的強さはまだまだでしたが、中盤でよくボールに絡み、いくつか良いパスも出しました。
惜しむらくは自分でもう少しシュートを撃てればといったところでしょうか。
結果としては辛勝といっていいものでしたが、内容では派手さはないものの、確かな力は見せてくれたと思います。
これで我々は4回戦を突破し、アビスパ福岡に勝ったFC東京と5回戦を愛媛で12月10日に戦うことになりました。
しかしその前になんといっても12日のガンバ大阪との決戦があります。
そしてその後に続く31節ヴェルディ戦@埼スタ、32節ジェフ戦@フクダ電子アリーナ、33節ジュビロ戦@埼スタ、34節アルビレックス戦@新潟スタジアムのリーグ優勝を目指す戦いがあります。
いよいよシーズンは大詰め、ここでの頑張りが様々な出会いや別れがあったこのシーズンの真価を決めるのです。