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JFAプリンスリーグU-18関東2005三位決定戦 準決勝 浦和東高校/決勝 東京ヴェルディ1969ユース

3位決定戦というよりも、3位決定トーナメントの決勝を目指す戦いといった趣の3位~8位決定トーナメント、レッズはマリノスが全クラ決勝戦進出により高円宮杯出場権を決めたために、他力ながら既に高円宮杯出場を決め(上位6チームが出場)、また上位12チームに与えられる来年のプリンスリーグ残留権も確保しており、悪い言い方をすれば消化試合、よく言えば純粋にゲームに集中できる環境にあるとも言えます。

レッズは、先日2種登録が発表されたGK大谷①、MF西澤③、DF堤③に加え、MF佐藤②、FW小池③、市川③をサテライトに合流させて、この試合に臨みます。
レギュラーの選手をこれだけ引き抜かれれば、ユースのチームとしての力はやはり落ちてしまいますが、ユースチームというものの目的を考えれば、既に今年の初めはユースで試合に出ていたことなど誰も覚えてそうにないセルヒオと合わせ、サテライトに引き抜かれるような選手をそれだけ育てることができたということで誇るべきことではあります。
また、そういう状況であれば、普段なかなか出番のなかった選手にとってはチャンスでもあるわけです。
一方、3年生は全クラも終わって、そろそろ引退の時期が見えてくる頃でもあり、悔いの無いプレーをしたいという気持ちも高まっているところでしょう。

この順位決定戦については、1~2位決定戦以外はプリンスリーグ「関東」であるのにも関わらず、静岡の裾野市にある時之栖スポーツセンターで恒例的に行われることになっており、トップチームの名古屋遠征にかこつけて、浜松泊まりで行ってきました。

準決勝 浦和東高校

浦和東高校は最終節でAグループの3位に滑り込み、高円宮杯出場権を賭けた第1回戦で前橋商業高校を破って準決勝へ駒を進めてきました。
互いに旧浦和市内のチーム、浦和東高校は昭和の初めまで戻れば、北足立郡野田村、レッズも事務所は埼スタ内ですから同じ野田村ですが、ユースを管轄する普及部は大原にあるようなので北足立郡木崎村と、見沼を挟んだ浦和ダービーです。

また、浦和東の選手を見ると、浦和市内の中学の出身が多く、伝説の浦和南で活躍した野崎監督を初めとした昔ながらの形の浦和サッカーと、改革を目指して招致された浦和レッズとの争いとも言え、そんなことを考えなくとも、小中学校の時に一緒にやっていた、知り合いや友人の多い(選手ばかりでなく親御さんも)両チームの対戦であります。

【浦和東高校】
---------17伊藤③--------
20石塚②--03若海③--02秋葉③--05中川③
---------10三島③--------
---15田中③--06河野③--23??---
------14渡邉③--11鈴木寛③----
.
------23村松②--17鈴木竜②----   SUB
24広瀬②-----07萩尾③-----14山田純③ 06渡部③ 25田中宏②
------18金生谷②-08増田③-----   15吉田③ 26中山②
---03野島③--27村上②--02小松靖③-   16大橋③ 29林①
---------01山田哲②-------   21森③
【浦和レッズ】
(45分ハーフ)
'43レ【得点】17鈴木竜②(アシスト:07萩尾③)
'45東【交代】14渡邉③→16菅沼③
'51レ【交代】03野島③→15吉田③
'58レ【交代】23村松②→25田中宏②
'63東【交代】15田中③→04小森③
'64レ【警告】18金生谷②
'67レ【交代】07萩尾③→26中山②
'77レ【警告】27村上②
'84レ【交代】17鈴木竜②→29林①
'89東【交代】11鈴木寛③→21山中良
'89東【警告】21山中良
'89レ【交代】18金生谷②→06渡部③

宇賀神くんは少し体調不良があったようで、この試合ではボールボーイを務めていました。
上に上げた控えメンバー以外では、一ノ瀬くんなども見ました。

浦和東はよく言われるように、ロングボールから組み立ててくる、レッズとしては苦手なタイプのチームです。
最終ラインからボランチの三島選手目掛けてハイボールを蹴りこみ、181cmの彼がだいたい勝って周りにボールを落とします。
レッズは、普段と違うメンバーということもありますが、ほぼ相手にボールを支配され、苦しい展開を強いられます。

しかしながら、前半ロスタイム、萩尾くんの蹴ったCKを鈴木竜基くんが決め、先制点を奪います。1-0で前半を終えます。

後半になると、浦和東は早くも長身FW菅沼をハーフタイムから投入、さらに高さを生かすプレーを展開します。
レッズは、相手の早いFW相手に苦労していた野島くんに代えて吉田くんを投入、FWで先発した村松くんに代えて田中宏育くんを投入、右サイドに入れて、山田純輝くんを左サイドに回し、広瀬くんをFWに上げます。
さらに萩尾くんに代えて中山くん、竜基くんに代えて1年生の林くんを投入します。

林くんは三島選手と競り合うことが多く、なんと何回かは競り勝ってボールを奪っていました。

ロスタイム近くなると、金生谷くんに代えて渡部くんを投入して時間も稼ぎつつ、何とか1点リードを守ることができました。

決勝(3位決定戦) 東京ヴェルディ1969

浦和東が多くの人にとっての「ダービー」なら、この日は萩尾くんにとっての古巣対決でもあります。やりにくそうに見えましたけれども。

【東京ヴェルディ1969】
---------21中根②--------
15古川②--05金澤②--04坂口③--03三原③
------06村杉②--10弦巻③-----
09征矢貴③-------------13小林②
------08喜山③--32征矢智①----
.
------24広瀬②--17鈴木竜②----
13宇賀神③----07萩尾③-----14山田純③
------18金生谷②-08増田③-----
---03野島③--27村上②--02小松靖③-
---------01山田哲②-------
【浦和レッズ】
(45分ハーフ)
'28東京【得点】08喜山③ 0-1
'41東京【得点】32征矢智① 0-2
'45東京【交代】13小林②→20高橋②
'49浦和【交代】18金生谷②→26中山②
'64浦和【交代】27村上②→15吉田③
'65東京【交代】08喜山③→35河野①
'65東京【交代】03三原③→22落合②
'67東京【交代】10弦巻③→30奥田①
'67東京【交代】04坂口③→23笠松①
'73東京【得点】20高橋② 0-3
'74浦和【交代】24広瀬②→25田中宏②
'79浦和【交代】13宇賀神③→23村松②

ヴェルディの2年生は、森本を擁してナイキカップで世界へ行ったエリートで、3年生が少なく見えますが、堤くんや西澤くんと同時期に2種登録されたエルサムニー・オサマ選手を除いてほぼベストメンバーのようです。
つまり、全クラのチャンピオンチームというわけです。

レッズは宇賀神くんが復帰して左サイドに、純輝くんが右サイドに回り、広瀬くんがFWとして出場しました。
ボールの展開などは浦和東高戦よりもスムーズで、宇賀神くんの突破などの見どころもありました。

が、レッズは最終ラインのDFまで相手のFWに激しくチェックされる中で苦戦します。
増田くんなども中盤で奮闘しますが、次第に相手に中盤を支配され、防戦に追い立てられます。

レッズは時折カウンターを繰り出しながら良く耐えていましたが、28分、右サイドを破られてクロスを上げられたのを頭で決められます。
何とか同点に追いつこうとしますが、DFがプレッシャーを受けてボールを奪われ、GKと1対1の状況で頭を越されて2点目を奪われ、0-2で前半を終了します。

後半も何とか点を取っていこうとしますが、73分には決定的な3点目を奪われて、そのまま試合終了しました。

萩尾くんはこの試合フル出場して、終了直前には間接フリーキックではありましたが、壁を越してGKの指先をかいくぐるFKを蹴って決めました。
間接ですから得点にはなりませんでしたが、萩尾くんは直接だと思って決めようと蹴って、それを決めたわけですから、これはこれでよし、と私はそう思いました。

何人かのメンバーを欠いていたとは言え、大敗と言っていいような負け方は久しぶりです。
この試合に出た3年生の中から、何人高円宮杯に出られるのかはわかりませんが、この経験を生かして、次の機会に復仇して欲しいものです。

風景

準決勝 浦和東高校
時之栖スポーツセンター
この日行われた富士の総合火力演習の爆発音が遠雷のように響く中試合は行われました。(人工芝グランド)
試合開始直前
試合開始を待ちます。
入場
いよいよ試合が始まります。
整列
キャプテンは萩尾くんです。
ハーフタイム
お互いのベンチが近いので、逆サイドでミーティング。
クロス!
増田くんのクロス、決まるか?
試合終了
苦戦でしたが勝ちました。
挨拶
試合後の挨拶です。
 
決勝戦(3決) 東京ヴェルディ1969
試合開始
試合が始まります。
後半開始
2点のビハインドを背負って後半開始。
 

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