いよいよ決勝トーナメントに進出しました。
決勝トーナメントは予選グループ上位2位の16チームで争います。
ROUND-16、準々決勝、準決勝、決勝と4勝すれば日本一です。
今回はお盆のUターンラッシュを鑑み(方向は逆だけれど)、電車で行ってみます。
電車で行くJヴィレッジには、車でお手軽に行くのとはまた違う趣き(?)があります。
ROUND-16 柏レイソル
柏レイソルは、セレッソ大阪、FCみやぎバルセロナ、徳島ヴォルディスと同じAグループで、セレッソ大阪と引き分け、それ以外の2チームに勝って2勝1分の勝ち点7で得失点差でグループ2位となって決勝トーナメントへ進出してきています。
【柏レイソル】 ---------01奥山③-------- 02御牧③--18茨田②--07島川③--17庭月野③ ------06畑田③--08仙石③----- ---------22武富③-------- ---09比嘉③--19工藤③--11山崎③-- . ------09岸③---11武富③----- ---06永田③--10田仲③--07高橋峻③- ---------08山田直③------- 02池田③--03和田③--04菅井③--12森田② ---------16高山③-------- 【浦和レッズ】 (35分ハーフ) '07木白【得点】19工藤③ 0-1 '08浦和【得点】08山田直③ 1-1 '14浦和【得点】09岸③ 2-1 '35木白【得点】11山崎③ 2-2 '76木白【警告】08仙石③ . (PK戦) 浦和 07高橋峻③○ 11武富③○ 06山田直③○ 10田仲③× 03和田③○ 木白 09比嘉③ × 06畑田③○ 19工藤③ × 11山崎③○
決勝トーナメントに入って以来、給水タイムがとられないようになりました。果たしてそのためか知れませんが、決勝トーナメントに入ってから、後半クオリティの落ちる試合が増えたようです。
この試合は、近隣のチームとしてお互い手の内を知った中(大会直前にも練習試合をしているそうです)で、前半、後半、延長戦と激しいプレーを繰り広げることになりました。
レイソルは19番の長身・工藤選手(172cm)を1トップ気味に張らせる3トップで、彼に当てて落とすもあり、両サイドバックの2番・御牧選手と17番・庭月野選手のサイド攻撃もあり、単に高さに頼ったチームではありません。
それをコントロールするのは中央の22番・武富選手。彼は3年前に全国を制覇したFC浦和の一員で、田仲くんや山田直輝くん、永田くん、高山くん、藤田くんのチームメイトでした。
負ければ終わりのこうした試合の場合、前半は様子を見ながら後半勝負なんてことが多いものです。しかし、いろいろな意味で知った同士として、最初から激しくぶつかってきます。
開始7分にはレイソル右サイドからのクロスを中央で19番に頭で決められて失点、レッズも負けることなく8分に永田くんとのワンツーで抜け出した山田直輝くんが、飛び込むGKの直前でワンタッチして同点に追いつきます。
さらに14分には永田くんのシュートをGKが弾いたところに岸くんが詰めて鮮やかに逆転します。
前半はレッズリードのまま終了するかと思われた前半ロスタイム、中央を抜け出した相手に決められて同点に追いつかれて前半は終了しました。
後半も互いに点を取ろうと激しく攻め合いますが、レッズは次第に攻め手をなくして攻められる時間が長くなってきます。
レイソルもだんだんロングボールの多い単調な攻撃が増えてきます。
そして後半も終了し、前後半10分ずつの延長戦(Vゴール無し)に入ります。
そして延長戦も互いに3本ずつのシュートを放ちますが無得点に終わり、PK戦に入ります。
まず最初の峻希くんはGKに触られながらも決め、レイソルの1人目を高山くんが止め、武富くんが決め、レイソルの2人目には決められますが、直輝くんが決めると、続く3人目を高山くんが再び止めて3-2でリードを奪います。
あと1人決めれば勝利というところで、田仲くんは止められましたが、和田くんが決め、PK戦は4-2でレッズの勝利、準々決勝へ進むことになりました。
準々決勝 京都パープルサンガ
京都パープルサンガはヴェルディ、ACNジュビロ沼津、FC五十嵐と同じFグループで、2勝1分の結果を残してグループ1位で決勝トーナメントへ進出、01ディアマントFC鹿児島を1-0で破って準々決勝へ進んできました。
【京都パープルサンガ】
---------01寺石③--------
05長谷川真③15松原②--04西川③--08山田③
---------22井上②--------
---09高山③--06福原③--11澤田③--
------14市川③--18長谷川将③------
.
------09岸③---11武富③-----
---06永田③--10田仲③--07高橋峻③-
---------08山田直③-------
02池田③--03和田③--04菅井③--12森田②
---------16高山③--------
【浦和レッズ】
(35分ハーフ)
'13京都【警告】06福原③
'41浦和【警告】04菅井③(通算1枚目)
'41京都【交代】18長谷川将③→13松永③
'49京都【交代】14市川③→19沖②
'58京都【交代】11澤田③→25濟川②
'66浦和【交代】10田仲③→15石沢②
'66浦和【交代】11武富③→18藤田③
'76京都【交代】09高山③→02田中③
'88浦和【得点】09岸③(アシスト:18藤田③)1-0
連戦で選手たちは疲労困憊しています。
そして、その疲労の色は、前の日に大激戦を演じたレッズの方により濃かったようでした。
しかしそれでも、前半はレッズのほぼ一方的なハーフコートゲームでした。
PKで先制のチャンスもありましたが、失敗して逃すなど、ここで決められなかったのが後で大きく影響することになります。
後半となるとレッズはすっかり足が止まってしまい、サンガの前線へのロングパスにより、DFラインは上がれなくなり、中盤が間延びして幾度もチャンスを作られることになります。
何度もの決定的なピンチは前の試合でPKを2本ストップしてノッている高山くんが防ぎます。
シュート数でみても、前半は7本対1本なのが、後半は4本対5本と逆転しています(公式記録(PDF))
そして2日連続の延長戦、前半も無得点で終わった後半8分に、相手のクリアボールを拾った藤田くんが浮き球で出したパスに抜け出した岸くんがGKと1対1を決めてついにリードを奪いました。
最後の2分も凌ぎ切り、苦しい勝利を掴みました。
体力的に厳しい局面を耐えることができたのは、最終ラインの菅井くんや池田くんの叱咤によるものでしょう。
この勝利を持ってレッズは準決勝に進出します。
恐らくはトーナメント中でもっとも苦労した準決勝進出です(奇禍に遭遇したヴェルディは除き)。
そしてそのことは、逆にもっとも大きな経験とも言えそうです。