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日本クラブユース選手権(U-18)予選GL 愛媛FC・ジェフユナイテッド市原千葉

この週末は浦和と広野の往復で消耗していました。
今日は通常世界へ一時帰還です。

1日目 愛媛FC

遠方の火力発電所の煙突が霧で煙って宙に浮いているように見えるJヴィレッジ初日の第一試合ということで、遅れないように7時には家を出ます。車で、だいたい2時間ちょっとくらいでしょうから、9時半ぐらいには着くでしょうという目論見です。試合は10時半からですから、1時間は余裕を見ていたわけです。

しかしながら、もう慣れっこですがまずは三郷JCTでの常磐道へ入るための渋滞(故障車がレーンを狭めていたようです)、さらには友部JCTの自動車7台が関係する玉突き事故による通行止めからくる渋滞に予定を狂わされます。
渋滞に捕まっている間に通行止めは解除されましたが、まだところどころ渋滞は残っており、Jヴィレッジへの到着は第一試合の終了予定時間である12:15頃。
渋滞中にもう間に合わないことはわかりきっていたので(さらには今回寝坊とか自分のミスはなかったので)あまりショックはありませんでしたが、大会プログラムを購入して、見ていた人に話を聞いて、滞在1時間ほどでボーダフォンカップのために再び浦和に戻りました。

日本クラブユースサッカー連盟にこの試合の公式記録がアップされています(注:PDFファイル)。
まったく数年前から見れば便利になりましたねぇ。

この公式記録と見ていた人の話を総合するとこんな感じです。

------12小池③--09市川③-----
13宇賀神③----07萩尾③-----25田中宏②
------19佐藤②--18金生谷②----
---03野島③--05堤③---04小松裕③-
---------16大橋③--------
(45分ハーフ)
'32【得点】愛媛FC 0-1
'44【交代】09市川③→17鈴木竜②
'46【得点】05堤③(PK)1-1
'52【交代】19佐藤②→06渡部③
'60【得点】12小池③(アシスト:07萩尾③)2-1
'61【得点】17鈴木竜②(アシスト:25田中宏②)3-1
'66【交代】13宇賀神③→14山田純③
'69【交代】04小松裕③→15吉田③
'75【得点】06渡部③(アシスト:17鈴木竜②)4-1

内容を箇条書きにするとこんな感じ。

  • 前半は芝に慣れていないということもあるのか、動きが硬く、相手に遠目から撃たれる。
  • そうこうするうちに失点、前半は劣勢のまま終了(PK失敗などもあり)。
  • 後半早々、堤のPKで追いつく。
  • さらに栄子、竜基の連続ゴールで突き放す。
  • 特に栄子(小池くん)のゴールは、後方からの浮き球を走りながら左足のワントラップで収め、そのまま右足で決めた見事なシュートであった。
  • 最後は渡部が見事なロングシュートを決め、4-1で終了。
  • 逆転勝ち、ということもあり結構盛り上がったらしい。
  • 裕志くんが相手選手との接触で負傷して交代した。

2日目 ジェフユナイテッド市原・千葉

2日目は15時からの3試合目、余裕を持って11時前には着きました。
そこでJヴィレッジの中のレストランで、恒例のバイキングで食事。
「ドイツフェア」を銘打っていたのですが、ドイツっぽかったのはジャーマンポテトくらい?
どの辺がドイツなんだろうと…?

で、そのあとは第2試合を観戦、せっかくなのでPitch5でグランパス-三菱養和戦を見ました。この両者の対戦は退場者も出した三菱養和が1-3で敗戦。
ボール回しはきれいで、両者にそう優劣はなかったですけどね。
ヒグラシの声を背景に、また全クラに戻ってきたんだなという感慨があります。

霧の中の戦いそうして第3試合の時間を迎えます。この試合も公式記録が出ています(注:PDFファイル)。

【ジェフユナイテッド市原・千葉】
---------01朴①---------
04山田③--03岩澤②--18高田①--05鳥養②
------06市原①--15金子慎③----
---10伊藤③--------07加藤①--
------09矢代③--11遠藤②-----
.
------17鈴木竜②-12小池③-----
13宇賀神③----07萩尾③-----25田中宏②
------06渡部③--18金生谷②----
---03野島③--05堤③--15吉田③---
---------16大橋③--------
【浦和レッズ】
(45分ハーフ)
'33 浦和【得点】12小池③(アシスト:25田中宏②)1-0
'36 千葉【交代】11遠藤②→12小井戸①
'45 千葉【交代】03岩澤②→13乾①
'46 浦和【警告】13宇賀神③(通算1枚)
'57 市原【警告】12小井戸①
'57 浦和【得点】17鈴木竜②(アシスト:13宇賀神③)2-0
'60 浦和【交代】06渡部③→19佐藤②
'60 市原【警告】04山田③
'66 浦和【得点】12小池③ 3-0
'66 市原【交代】12小井戸①→02大久保③
'67 浦和【警告】03野島③(通算1枚)
'69 千葉【交代】07加藤①→19金子拓②
'69 浦和【交代】07萩尾③→26中山②
'69 浦和【交代】13宇賀神③→14山田純③
'76 浦和【得点】17鈴木竜②(アシスト:12小池③)4-0
'78 浦和【交代】17鈴木竜②→21森③

※ジェフ側のフォーメーションは流動的で、あまり自信がありません。

1日目を(見てないけど)ともに勝利で抜けた両チームの対戦。対戦相手のジェフは最終日は愛媛FCとの対戦を残しており、実力的に考えれば、ここで万が一敗れればジェフの予選勝ち抜けが実質的に決まってしまう可能性があります。
引き分けでもレッズに残るのは最終日の難敵、サンフレッチェ広島。この日勝って1勝1敗(勝ち点3)で最終日を迎えるだろう相手は、ジェフの結果次第(負け・引き分け)では逆転で予選勝ち抜けも狙えるだけに必死で来るでしょう。
両チームともなんとしても勝ちたい、正念場をここで迎えることになりました。

ゲームは第2試合まで射すような日差しが降り注いでいたのが、俄かに掻き曇った天候のために隠され、果ては雷鳴すら轟く中で始まりました。いかに緊迫した試合といえど、些か演出過剰ではあったでしょうか。

当初、試合はやや押され気味に展開します。
メンバーは、昨日の試合で盛り返した後半のメンバーが先発していましたが、序盤はなかなか実力を発揮し切れない傾向もあるようです。

そんな中、前半30分過ぎに、最終ラインの堤くんが相手パスをカット、そのままドリブルでジェフのゴールライン際まで突進します。
折り返したボールは誰も触ることができずに実らなかったのですが、このプレーで(このあともう一回ドリブルでオーバーラップします)ジェフの選手たちは多少混乱したようです。
それがきっかけで、ペースはレッズ側に傾きます。

そうした33分、ジェフのゴールキックを堤くんがヘッドで受け、右サイドの田中宏育くんにつなぎます。
宏育くんはそれを前線で走り出した小池くんにフィード、小池くんはそれを走りながら、吸い付くような見事なトラップで収め、相手DFを1人かわしてニアサイドへシュート、貴重な先制点を奪います。

後半12分には宇賀神くんのクロスを受けた竜基くんがドリブルでDF2人に挟まれながら突破してシュートで2点目、21分には宇賀神くんが左サイドを突破して上げたクロスを竜基くんが頭で合わせますが、GKのクリアでこぼれたボールを小池くんが拾って3点目を決めてほぼ勝負あったといった感じでした。
最後は後半31分、ドリブルで切り込んだ小池くんが竜基くんに撃たせ、竜基くんはこれをループ気味に決めて4点目となりました。

試合後に挨拶このあと、ユースのトップチームの公式戦では久しぶりの復活となる森くんが竜基くんとの交代でそのままFWとして出場、ゴール前で惜しいシーンもありましたが、そのまま無失点で終了しました。

無失点の原動力は堤くんを中心とした最終ラインで、相変わらず安定した守備でチームを支えています。

そして試合後、サンフレッチェが愛媛FCに2点リードされたまま負けたという知らせが入り、驚きの中2日目は終わりました。

全体の状況とこれからの展望

ここまでの戦績表もこのように出ています(注:PDFファイル)。

グループA

グループAはFC東京が連勝でトップ。最終節は勝ち点3で並ぶベルマーレ、ジュビロが逆転を目指すことになります。
得失点差の関係で、ベルマーレはFCみやぎに勝つとして、5~6点差はつけないといけないところ。
ジュビロは最終節、FC東京に勝たないといけないが、得失点差が6点あるので、4点差以上での勝利が必要になって来ます。
FC東京は引き分け以上なら予選通過決定。負けても1~2点差程度なら大丈夫でしょう。

2位での予選通過に関しては1位以外の最大勝ち点が6ということになるので、FCみやぎ(このまま最下位になるとして)以外との対戦を終えたベルマーレはこれ以上の上積みが望めないため難しそうです。
ジュビロは最終節3~4点取れれば…といったところでしょうか。

グループB

グループBはレッズが連勝。
レッズの最終節はなんと最下位に沈んでいるサンフレッチェが相手です。レッズはサンフレッチェに2年連続で敗れている(一昨年:決勝、昨年:準決勝)相手だけに、相手の状況がどうであれ、リベンジを果たしたいところです。
続く愛媛FCと3位のジェフは直接対決。
勝った方が愛媛FCなら6点差程度、ジェフは9点差程度取った上でレッズの黒星を待ちたいところでしょう。

2位抜けは勝ち点6となるので、よほど得失点差がないと厳しいところです。

グループC

グループCは混戦。
得失点差+1のアルディージャがトップで、最終節は最下位ヴィッセルが相手。ただしヴィッセルはコンサドーレに4-5という試合を繰り広げていることから、楽観はできなさそうですかね。
続くエスパルスはコンサドーレとの対戦ですが、コンサドーレもアルディージャが引き分け以下の場合、勝てば可能性があるので最終日は決戦となるでしょう。

アルディージャとエスパルスは両者とも勝った場合、得失点差も等しいので、僅差の勝負。
ただし、運悪く相手を上回れなくても、勝ち点7まで行けば2位通過の目もあります。
一方、コンサドーレの場合は勝ち点6が最大なので、よほど得失点差を積み重ねないと2位での予選通過は難しいところです。

グループD

グループDはTONAMIにシュート50本で18点という爆発的な攻撃力を見せたガンバが連勝でトップ。
最終節そのガンバとの対戦を残す2位のフロンターレは初日に3位ベガルタに引き分けて勝ち点を落としたのが今となっては痛いところ。
フロンターレは1勝2分の勝ち点5では2位通過も望めないため、ガンバに勝って1位通過を目指すしかありません。
ガンバは負けなければ予選通過です。

グループE

グループEはヴェルディがある意味ヴェルディらしくない1-0での2連勝でトップ。
最終日はヴェルディと2位アビスパの直接対決。
アビスパは引き分けでは2位も含めて届かないので、ヴェルディに勝ちに行かないといけません。
対するヴェルディは引き分け以上でOK、とつまりはグループDと同じ構図ですね。

グループF

グループFは連勝のFマリノスとグランパスが勝ち点6で並んでいます。最終日はその2強の直接対決。
どちらかが勝てば、勝った方のみが決勝トーナメント進出、引き分けた場合は現在上位のFマリノスが1位で、グランパスの方も2位で恐らく予選を通過できます。
こうした場合、両チームとも負けないために守備を重視した挙句に、引き分けになるケースが多く見られます。両チームともに決勝へ行くための出来レースと見られても仕方ありませんが、負けるリスクを犯す必要がないので、それが常識的な対応でしょう。

こうして見ると、グループC、グループFで勝ち点7の2位チームが生れる可能性があり、そうなるとやはり勝ち点6で2位通過するのは難しそうです。


予選最終日はいつもいくつかは悲喜劇があります。
今年は果たしてどんなドラマが待っているか、レッズがどのように決勝トーナメントへ進出するか、それが楽しみです。

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