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ボーダフォンカップ マンチェスター・ユナイテッド

昨年マンチェスターへ行ったときに見ることのできなかった試合ですが、1年越しで会場をレッズホームに移して再現されました。
この試合では、マンチェスター遠征用に買って行った(普段は着ない)去年のレプリカを着て行きました。

本音を言えば、これは帰ってきた時に年甲斐もなく青春の1ページを感じた、ロンドン・マンチェスター遠征のクライマックスであったはずの対戦の再現ではなく、単に今年3試合目の海外クラブとのプレシーズンマッチに過ぎないものでした。

さて、試合は0-2で敗れる結果となりました。
試合は、負傷や代表への召集で欠場した選手の不在で普段と異なるやり方を取っていました。

ここでうまく行かなかった試合を少し分析してみます。

レッズは中盤でボール奪取することを守備の目的の一つとしています。
具体的には、相手のボールホルダーに対してパスコースを限定して、パスカットを狙ったり、展開を遅らせている間に取り付き、ボールを突っついてボールを奪うというようなやり方です。

相手が、特に短いパスをつなぐスタイルであった場合、このようなやり方でボールホルダーに対してプレッシャーをかけ、ミスを誘ったりする方法は絶大な効果を上げます。

しかしながら、相手のボールホルダーとなる中盤の選手に、ハイボールに強い選手がいた場合、このようなやり方が機能しないことがあります。
その理由はまぁ推測なのですが、GKやDFからのハイボールによるパスをつなぐことができず、逆にハイボールを相手につながれることで、ボールとその保持者にプレッシャーをかけることができなくなるためではないかと思います。

例えば、正直見ていないので断言はできませんが、身長186cmのトニーニョ選手をボランチにすえて暢久をマークさせたというアルディージャ戦、また同じく186cmのクレーベル選手を中盤に置いたレイソル戦が上記の例に該当します。
これには、啓太177cm、長谷部177cm、暢久175cmという単純な身長差以上に、中盤の選手が頭の上をボールが飛び交う展開を苦手にしているということもあるのかもしれません。

もう1つは攻撃面です。
DFのコマが足りなかったためか、最終ラインは中央に2人、両サイドの暢久と平川を下がらせた4バックのような形を取る時間帯が多かったかと思います。
しかしその前にいるのが酒井、啓太、細貝、長谷部と全てインサイドでのプレーを得意とする選手。
どうしても選手は中央に偏ってしまい、両チームの選手が密集したところでプレーすることを強いられてしまいます。

普段ならば人口密度の薄いサイドでDFやGKからのロングボールを受ける選手がいるわけですが、両サイドは最終ラインまで下がっていたので、それも叶わず、永井などが何回かサイドに開いてチャンスを作ったのに留まりました。

それで、後半からポンテとマリッチの投入となるわけですが、彼らは個々のプレーではさすがとも言えるものを見せてくれましたが、チーム全体としてはやはりインサイドの選手として投入されたこと、交代で平川が下がったことなどもあり、劣勢を覆すまでには至りませんでした。
最終的にはやはり自分たちのプレーは出来ていなかったと思います。

また、レッズの選手の何人かは、相手に対して萎縮していた感じがあったのも見逃せないところです。

次の公式戦は週末のナビスコカップエスパルス戦。
エコパでの前回の対戦こそ勝ちましたが、次はまた次です。
怪我人の何人かは戻ってきて、何人かは戻ってこないでしょう。
代表選手もまだ開放されません。
この日の前半のメンバーを中心に戦うことになるでしょう。
この日欠場した闘莉王の復帰が待たれるところです。

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