さて、疲れる試合でした。
まずは例によってニッカン式スコアを。
ボール支配率の差は実に8%。相手にかなりボールを持たれていたことがわかります。
対戦相手のマリノスの岡田監督、昔何かで読んだ覚えがあるのですが、とにかく相手にサイドのスペースを使われるのが一番嫌いらしいとか(この記憶は誰か別の人物の発言と勘違いしているかもしれません&サイドを使われるのはどんな監督だって嫌いでしょうけど)。
だからかどうかわかりませんが、昨年のチャンピオンシップでもそうでしたし、マリノスは少なくともうちとの対戦の際にはサイドを固めてきっちり守ってきます。
とは言え、そうなれば互いにサイドのスペースが使いづらくなるわけで、どうしても試合としては膠着しがちになります。
そんな中でお互いに中盤でプレッシャーを与え、確率論的にボールをうまく取れれば、そこからチャンスが生まれる、今回の対戦もそんなサッカーであったかと思います。
そこへ来て、選手の体調は徐々に回復しつつも、その噛み合せについては未だ回復しきってはいないレッズは、エメあたりが相手の締めているサイドのスペースへ開いたりすることもあって、なかなか数的優位を作り出せません。
シュート数は互いに9本。エメ一人で10数本撃つこともあることを考えれば、少ない数字ですが、枠内についてはレッズ6本に対してマリノスは1本。
残念ながらゴールポストを叩いたシュートは枠外としてカウントされる(GKが弾いてポストではなく、初めからポストめがけて飛んだもの)ので、マリノスはいくつかのチャンスを作りながらも、シュートの瞬間については体勢などに無理があるのか(DFが身体を寄せたりコースを塞いだりして)、枠内に飛ばせていないということになります。
一方のレッズは、GKの手を弾いた啓太のシュート(試合直後は長谷部のシュートだと思っていた)と永井の決勝点を除いても、DFの身体越しだったり、コースが限定されていたり、勢いのないシュートだったりもしましたが、ともかく枠内には飛ばせていたわけです。
当日は雨も振り(降っていたことは結局気がつきませんでしたが)、コンディション的にはセオリーとして、まずシュートを撃つこと、そして枠内にシュートを撃つことが重要であって、それが最後の決勝点になったプレーに象徴されているかと思います。
永井のああしたこぼれるかも知れないとしてゴール前へ詰める動き、そして足ではなく頭で押し込んだプレーなどは、まるで何かに後から押されていたのではないかと見ている我々に錯覚を与えます(我々の方に向かって進んでくるプレーでしたが)。
寒かったり暑かったり、足場が悪かったり視界が遮られたりしたスタンドでしたが、ああしたプレーは、とても人間業とは思えないような華麗なプレーとはまた別の意味でいいものです。
他でもない永井が、ああしたプレーで、こういう時期に決勝点を上げるプレーをした、それが大きいと思います。
試合前にはジュニアユース同士の試合が行われました。
マリノスの方はメンバーを見てもわからないのですが、レッズは今年加入したばかりの中学1年生の選手たち。
U-12ナショナルトレセンというエリート8人も加わるレッズジュニアユースは、特に前半などは相手にまともにシュートを撃たせないほど圧倒しました。
後半GKからのロングボールでピンチを迎えたり、失点したりしたのは課題ですが、U-15代表4人を抱える今の3年生、昨年何試合もボーイズマッチでプレーしてくれた2年生に加え、この代も期待できそうです。
で、トップの試合の陰でユースは彩の国カップ(二種代表決定戦)の決勝戦を戦っています(写真は佐藤謙介くんですね)。
05.05.15 レッズユース、彩の国カップ(天皇杯埼玉県予選)結果
彩の国カップ(天皇杯埼玉県予選)、埼玉県第2種代表決定戦
2005年5月15日(日)13:00・レッズランドG
浦和レッズユース2-1(前半1-0)大宮アルディージャユース
レッズ得点者:市川雄太郎、佐藤謙介
※8月~9月に行なわれる予定の決勝トーナメントに進出!
天皇杯というのは、各都道府県で代表を1チームずつ選出するわけですが、埼玉県の場合県3部リーグ以上のチームがそれぞれでトーナメントを戦って、最終的に彩の国カップというトーナメント戦で優勝したところが天皇杯の県代表として出場することができます。
レッズユースはこの二種代表の座をずっと守りつづけているわけですが、今年も二種代表として彩の国カップに出場することができます。
彩の国カップでは大学生や社会人、関東リーグのチームを相手に3勝すれば優勝、これまでは押していても試合には勝てなかったですが、今年はどうでしょうか?
また、ジュニアユースの3年生もクラブユース選手権の県予選を戦っています。
05.05.15 ジュニアユース、日本クラブユース(U-15)選手権、埼玉県予選、決勝トーナメント結果
日本クラブユース(U-15)選手権埼玉県予選、準々決勝
浦和レッズJrユース6-0(前半1-0)坂戸ディプロマッツ
得点者:武富尚紀2、山田直輝2、永田拓也、原口元気
※関東大会出場決定!
この大会のトーナメント表は県クラブユース連盟(U-15)にあります(手抜き)。
この日の勝利で県大会ベスト4となり、従ってこの大会上位6チームの関東大会埼玉県代表に決まりました(残り2チームはこの日負けた4チームが対戦して決まる)。
次の対戦相手は一昨年のNIKEカップ県大会優勝のHAN FC。
関東、全国が目標ではありますが、まずは県優勝を果たすべく、熊谷で行われる準決勝、尚美学園大(川越)で行われる決勝も頑張って欲しいものです。
05.05.15 レッズユース、彩の国カップ(天皇杯埼玉県予選)結果
05.05.15 ジュニアユース、日本クラブユース(U-15)選手権、埼玉県予選、決勝トーナメント結果