2敗3分勝ち点3、これが目下のところの成績です。
得点5、失点7、得失点差-2。
得点者は酒井、岡野、闘莉王(2節川崎戦)、堀之内(3節G大阪戦)、長谷部(5節清水戦)。
第1節鹿島戦は先制されながらもアルパイの退場劇とは関わりなくいつでも点は取れそうな雰囲気ではありました。
第2節川崎戦はどうにも入り方が悪いながらも、先制されて追いつき、2点突き放されても追いつきます。
第3節大分戦は主審が勝敗をコントロールした試合。PKが認められれば1-0の逃げ切りもありえたかも知れませんが、良くて引き分けで勝つのは難しい状況でした。
第4節G大阪戦は前節の退場者に負傷者も加え、メンバーが揃わない中での試合です。前半先制したものの、後半開始早々に追いつかれて引き分け。終了時には正直安堵感もあった有り様でした。
そして今節の清水戦。
レッズはとにかくもネネと永井と暢久が帰って来ましたし、これならばという期待はありました。。一方のエスパルスはプライドを捨てて守りに入っていました。
ボール支配率で61%:39%(ここまで隔絶しているのははじめて見ました)、シュート数でも18:5(枠内なら12:1)と圧倒的に押し込みながらも気の抜けたような失点(ニッカン式スコアではエスパルスの唯一の枠内シュート)で先制され、追いついて引き分け。
数字で見る限りは、結果が出てないだけでそれほど悪いわけではありません。
それはゲームを見ていても同様で、試合全体を通して負けるという恐怖は一度もなかったように思います。
攻められている時間帯でも、エスパルスは攻めの人数を欠いていましたし。
シュートシーンは決定機ばかりというわけではなく、FWばかりも責められません。
1失点したとは言え、ディフェンスもそれなりに頑張っていました。
世界中の強豪チームも、リーグの序盤では躓くことはままあって、それでも終盤には優勝争いに絡んでいたりするものですし、現在の不調を殊更に絶望する必要はないと思います(正直に言うと早いうちから「順位が」と言う人がいるのがちょっと不思議だったりします)。
しかしながら、昨日の試合は平日ということもあるでしょうし、雨が降っていたということもあるでしょうがが、スタンドの雰囲気はあまり良くありませんでした。
私たちの周囲には、普段のゲームでは考えられないくらい、我慢のできない年だけ食ったお子様が大勢いらっしゃいました。金切り声で選手の愛称を絶叫する女性も。
やはり普段とは客層が違ったのでしょう。
「駒場」とは言いつつも、そこはいつものホームスタジアムではなかったようです。
選手たちは、スリッピーなピッチにも苦しめられていましたが、彼らの置かれた状況にもプレッシャーを感じていたのかも知れません。
結果に影響を与えるというほどではなかったかもしれませんが、最終ラインは深く、クリアは直接タッチに蹴り出すような安全策が目立ちました(これは前々節のトリニータ戦あたりからかも知れません)。
一方の前線は遮二無二点を取ろうと攻め立てるので、中心部が空くことも少なくありませんでした。
永井が入ることで、右サイドからの突破も度々ありましたし、左へのサイドチェンジも生まれましたが、相手は常に後ろに重心を掛けており、有利な形での攻めは難しかったようです。
暢久は本来まだ復帰できる状態ではないという話もありますが、この日の動きはもう一つでした。
課題の低い位置からのロングボールも少なく、攻撃に時間がかかるため、相手に人数をそろえられて停滞の原因となっていたようでした。
今は焦る選手たちを叱咤でき、ロングボールを出せる闘莉王の復帰が待ち遠しいところかも知れません(3/26に全治4週間だから順調なら復帰は来週あたりですか)。
ロングパスが正確で強いアルパイも。
ただ、今のところは誰々が入ったらというよりも、選手の気の持ちようであるような気もしています。
ちなみに年間最多勝ち点となった昨年のリーグ戦序盤です。
マリノス △ 1-1 アレ同点PK
セレッソ ○ 4-2 OG、長谷部、エメ、エメ 先制されて同点、突き放して追いつかれ
ジュビロ ● 1-3 OG 松村主審、エメを退場に
ヴィッセル ○ 2-1 達也、長谷部、ラッセルワトソンHTショー
エスパルス ● 3-4 達也、達也、エメ 雨中の逆転負け・啓太退場
ちなみにこの後は駒場へ帰ってきてサポが静観する中トリニータに大勝しつつ終了間際の失点で後味が悪いまま、ナビスコの日本平でエスパルスと再戦、敗れてキャプテンの暢久をベンチからも外す荒療治の中、闘莉王の復帰したサンフレッチェ戦での引き分けのあたりから立ち直った感じでした。
うまく行かない時期はいつでもあるわけで、昨年は暢久の奮起と闘莉王の怪我からの復帰・合流で立ち直りました(そのあと優勝の目もあった1st終盤には豊田でグランパスに大敗、駒場でレイソルと引き分け、桃太郎でガンバに負けて潰えていますが)。
実のところサッカーの監督の手腕とは、細々とした戦術やシステムの知識よりも、チームが悪い状態にある時にどれだけ選手のメンタル面をフォローできるかであるように思います(中には戦術やシステムの中に選手を押し込むことで、余計なことを考えずに済むようにするスタイルの監督もいますが)。
指導者としては素人でも、国際的なプレー経験の豊富なギドが去年成功を収めたのは、最悪の時期を選手を引っ張ることによって乗り越えることができたからであると思います。
ですからこのタイミングでのギドの手腕には、少し期待してもいいのではないかと私は思っています。
Jスカイスポーツの放送を見たら、前半永井のドリブルだと思ってたプレーが暢久のものだったようですね。
時折消極的なプレーがありましたが、多少は怪我の影響もあったのかもしれません。
ただ、無理して癖にならなければいいのですが。