~SR制の弊害~
ようやくネット環境が復旧しました。
そのために大分遠征も浦和カップも断念せざるを得なかったのですが(そうでなくても大分なんてなかなか行く気になれませんが)。
さて、いま中継を見終わりました。
この試合の大分側のMVPは明らかに西村主審です。
サッカーを壊す、こういう人に審判をやらせてはいけないでしょう。
まして彼はSR(スペシャルレフリー)です。
SRに選ばれた人物はほぼ例外なく判定技術が落ちていると言われていますが、彼もまたその例外ではないようです。
彼のレフリングの特徴は、外国人に総じて厳しい態度を取ることです。
これは退場になったアルパイの一枚目の警告、ネネの一発退場の判定はもとより、大分MFパトリック選手などにも厳しい判定がありました。
一方で、アレックスの進路を妨害してレッズ側のチャンスを潰した大分DF深谷選手にはそれが2度目の警告で退場となるべきなのにカードは出ませんでした。
ちなみに同様に反則覚悟でファールを犯した鈴木啓太選手にはためらいなく警告を出していますから、2度目ということを意識して警告を出さなかったことがわかります。
そのほかにも、前半に暢久がGKに倒された際、また長谷部のペナルティエリア内へのドリブル突破、エメが倒されたのをペナルティエリア外と判定した件など、PKは(それが明らかなPKであっても)頑として取らず、トリニータに不利になることを身を挺して防ぎました。
恐らく今回もギドからは怒りのメッセージが出るでしょう。
それはまず明らかにトリニータ側に偏ったレフリングであったからですが、それ以上に彼のレフリングが国際的な観点からは通用しない低いレベルであるためです。
選手はルールに乗っ取ってプレーを行います。
そのルールを適用させるのは審判です。
駆け出しの新人ならばともかく、SRとして優遇されているほどの審判がこの程度のレベルであっては、日本のサッカーのレベルはいつまでたっても国際的なレベルには追いつかないでしょう。
どんなに選手を育て、苦労していい選手を獲得し、指導力・カリスマのある指導者を育てても、それはまるで穴の開いた桶で水を汲むようなものです。
つまりまるで無駄と言うことです。
もっとも、このレベルの審判を使い続けて(しかもTOTOのような予想くじまで導入している環境で)、リーグがこれからも無事に運営できる、といういささか楽観的な予想の下での心配ではありますが。
2005/04/05
新たにエントリーを立てるのもなんなので。アルパイの処遇について騒々しいようです。
正直騒ぎすぎだと思います。
解雇解雇と煽るマスコミ、感情的に非難するファン。
社長の言葉(としてマスコミが報道しているもの)が発端のようですが、普通に解雇とかありえないでしょう。
今回のプレーについては、まず1枚目のイエローがありえないわけです。
1枚目のイエローがなければ当然それへの抗議の結果である2枚目もないわけで、この退場については西村主審の劣悪な判定技術が全責任を負うべきものです。
前回の開幕戦での退場についても、自らの価値と引き換えに演技をした鈴木隆行選手の行為と、それを見抜けない吉田主審の劣悪な判定技術の賜物であるわけです。
アルパイ自身にももちろん責任はありますが、責任はそれを負うべきものが等価に負うべきです。この件でアルパイのみが非難されるのは片手落ちでしょう。
さりながら、審判も含めたプレイ環境だ、芝やボールの質、天候やサポの声などの環境に文句がつけられないのと同様に審判の劣悪さも受け入れるべきであるという考えもあるでしょう。というか、今のスポーツに関わる人たちの中ではそういう考え方が支配的であるようです。
しかしながら私にはそれが、悪しき形式主義の象徴であるような気がしてならないのです。
審判は(たとえ劣悪でも)神聖にして侵すべからざるもの、そのようにして擁護されています。
その一方で、ピッチやボール、スタジアムといった周辺の環境が整備されて行く中で、審判だけが日本リーグ時代に取り残されています。
もちろん各種の改革は行われています。でもその改革の旗手たるSRがこの体たらくですよ?
残念ながら、それが何がしかの効果があったのだとはまったく思われません(むしろ退歩している)。
審判は、シーズン前などゲームと直接関係ないところであっても、選手や指導者との接触が認められていません。つまり意見の交換とかは一切行えないようになっているわけです。
進化していく選手のプレーに対して、審判は閉じた世界の中で迷走して時間を費やしています。
私は、オールドトラフォードでアルパイがブーイングを受けるのを見ました。
アルパイだけがブーイングを受けるのです。
もちろんプレミア時代の例の事件の結果ではあるわけですが、少なくとも当日マンチェスターに集まったサッカーファン(アラン・スミスやサハなど新戦力がお披露目するのでマンUサポも多かったでしょう)に知られていたのは彼だけだということでもありました。
もちろん彼の、Jリーグではファウルを取られそうなタックルも、そこではファウルになりません。それでゲームを進行するのに支障があるかといえば、そんなことはなく、むしろ日本で見るよりもクリーンでスムーズに試合が進行しているのです。
また、いささか気負いが感じられるレッズイレブン(エメも含めて)の中で、彼だけが堂々としていました。
気負いという点では私たちも彼以外の選手たちと同じ状態でしたから、余計に彼の平静ぶりが頼もしく思えました。
そうした意味で、彼は間違いなく世界的なレベルの選手です。
それは今までゲームを観戦したレッズサポの皆さんもわかっていることでありましょう。
彼のギドのそれを思わせるようなクリーンな深いタックル、そして何よりあの右足からの長い、そして強いロングパスは、それをトラップ一つで簡単に足元に落としてみせるアレックスのプレーとあわせて、Jリーグでも数少ない、それだけでお金が取れるプレーです。
日本ではとかくスポーツマンらしからぬ(とされる)平常心を失っているようなプレー、そうした性格が非難される傾向があります。スポーツマンである上は泰然自若とした紳士たるべきというわけです。
ジーコもピクシーもそれで非難されました。というか未だにそれを持ち出して非難するボキャブラリーも知性も足りないとしか思えない人もいます。
ペトロもそうでした。かと思うと、「熱い奴だから」という擁護の仕方をされることもあります。
でもそれは非難と紙一枚裏返しなだけです。非難よりはマシですがね。
ちょっと考えてみませんか?泰然自若が理想というのは個人の趣味としては良いでしょうが、普遍的に万人に適用していいものですか?
彼を失うということは、Jリーグはどうでも良いですが、レッズにとって損失です。
単に戦力面ということだけでなく、これだけの選手が今現在このチームに所属しているという、それがチームの価値を計る一つの物差しであるとすれば、その重要な(例えばイングランドでならば、ほとんど唯一の)パーツを失うということであるからです。
オランダの3強の一つで活躍している若手の主力選手の出身チームである、イタリアW杯でマラドーナを押さえきったドイツ代表DFが今監督をしている、こないだのW杯で準決勝の会場となった巨大なスタジアムをホームの一つとしている、ユニのデザインがマンUと似ている、日本代表選手を何人か抱えている、そういったレベルのことではないのです。
そうした掌中の珠を、それと知らずにマナーだとか道徳だとかという下らないものの代償にするのは愚かしい行為です。
だから騒ぐのも馬鹿馬鹿しい、そんな風に私は思っています。
2005/04/06
アルパイの処遇が罰金と3試合の出場停止と決まりました。トラックバックもコメントも受け付けられていないので、「追記」として隠れていてもこのような取り上げ方をするのはご迷惑かとも思いますが…。
サポーター(の一部)は、「更正させる」だの「監視する」だの、民生委員か調教師のような物言いでとくとくと語る。
好意的な反応の中にも、「これからは心を入れ替えて真摯に努力してほしい」などと、これまで真摯に努力していなかった選手でもあるかのような言葉があふれる。
選手やクラブスタッフといった当事者ではなく、スポーツマスコミのような中立を装うべき立場でもない私たちがこの件でいったい誰を非難すべきなのか。
それは技術の劣悪な審判ではないでしょうか?
いや、彼らは技術が劣悪であるというよりも、方針として劣悪な状態を維持しているのです。
(社長や監督のコメントとマスコミに報道されたものを疑ってカッコ付きで扱っているのに、こういうときのみ信用して引用するのは姿勢が一致してないですが)
アルパイもさすがに「前向きに頑張りたい」と神妙に受け入れたが、一方で、毎回試合前に審判からファウルを気をつけろと言われて「ナーバスになった」事情があることも明かした。指揮官は「以前のファウルは関係ない。なぜ試合の前に(審判が選手を)挑発をするのか理解できない」と審判の姿勢を批判した。
[ 2005年04月06日付 紙面記事 ]
審判を批判しても不毛?
不毛で結構、ここはスタジアムではありません。誰かが声を上げなければ改まる可能性すらないでしょう?
サッカーを純粋に楽しみたい?
私もそうしたいです。が、この問題がこのままなら、日本のサッカーは袋小路のままです。
発展する可能性はありません。
国内で勝てるチームもアジアですら(という言い方をするのは傲慢ですが)勝てない。
海外に移籍する選手が最初に直面するのは審判の基準の差ではないですか。
「Go to Asia」を唱える我々が、このようなときに沈黙していていい問題ですか?
★J1浦和
2日の大分戦で相次いだ不利な判定場面を編集したビデオレターを沿え、日本サッカー協会の審判委員会に意見書を提出した。
クラブとしても動いています。
実のところ動く動くと言われていても、本当に動いたことが報道されるのは、私の知る限りでは初めてです。
審判の判定など歯牙に掛けないくらい強くありたい、それは良いです。理想です。
だから審判はことは不問にして、愚かな行為を行った選手を責めよう。
これってどういうことですか?
チームのことを信じるのならば、審判よりも選手を信じるべきではないですか?
いや、別に審判のことを信じてるわけじゃなくて…。それでは選手のことを謗るのもやめませんか?
私はアルパイが反省するよりも先に、西村主審が反省すべきだと信じています。
いや、そもそも我々が選手に反省など要求する必要がありますか?
仲間の選手に迷惑を掛けた?これは間違いないですね。反省するよりも、これからのプレーで償っていくしかないです。しかしそもそも互いに迷惑を掛けて、それをカバーしあってというのがチームプレーというものです。
はるばる大分まで行った観客やテレビや画像が見られなくても何らかの手段で応援したファンを失望させた?失望するのは個人の感情ですから仕方ないですが、あなたはそれを選手本人に謝罪させますか?
私はそんなものが必要とは思いません(大分へ行っていない私が言うことではないでしょうが)。
そもそも私に関しては、好きで応援をしているだけであり、それに対して代償が必要とは思っていません。むしろ応援させてもらえることを感謝しています(応援したくてもそれが許されない~例えばチームがなくなったとか~人もいますよ)。
だから失望に対しても謝罪が必要とは考えないのです。
アルパイはもとよりカードの多い選手です。それは記録からはっきりしています。
しかしながら、その原因の大半は日本の審判の判定方針と劣悪な技術に起因するものです。
トルコにいるとき、イングランドにいたとき、今と同じくらいカードを貰っていたわけではないからです。
むしろ彼は日本に来て半年以上になる今でも、まだ錆びつかず、国際的な基準の牙を維持しつづけていると言えるでしょう。
レベルの低い審判も含めた環境に適応してないのに文句なんて言えないだろう?それが日本の選手にとってですらデメリットとなっているのに、低いレベルに合わせるべき理由が私にはわかりません。
いやだって試合で警告を受けたり退場したら不利だし…。それはそうですが、それでもサポならば冷静になって非難すべきは審判のレベルの低さである、そう私は思います。
国際的なレベルの選手が、それにふさわしい活躍ができる環境に日本が変われるよう、私は衷心から祈っています。本当に。
コメント (2)
久しぶりにコメントさせて頂きます。
静岡某所より帰ってきてから、試合を見ました。
が、既に後半で9人になってました。
何事が起きたのか、事情が判らず後でニュース映像見て合点がゆきました。
あの赤2枚は致し方ないとしても、かなり不利な状況でしたね。
私がtotoを買わなくなった理由の一つは審判に対する不信感があります。
レフリングによって当たり外れを左右されるのはどうも納得できないんで。
それにしても残った9人の戦いは見事でした。
あの気迫のこもったDFは見応え有りました(^^)
投稿者: ゴン太 | 2005年04月02日 23:17
日時: 2005年04月02日 23:17
まぁ審判は審判と割り切るしかないのかもしれませんが、それでも審判だからしょうがないという論調ばかり(アルパイやネネといった選手が悪い)なのは気に入りませんからね。
選手自身の見解はそれでいいのですが、見る立場からすれば、「糞審判!」と叫ぶ自由があっても良いんじゃないかと。
サポまでみんながみんないい子ちゃんでは、改められるべきも改められないでしょう。
投稿者: ShibireKulage | 2005年04月05日 01:03
日時: 2005年04月05日 01:03