とんだ迷惑をかけているようで、申し訳ない。
始めに言っておきますが、レッズを利用して政治活動をしようなどとは、私はコレッポッチも思っていませんよ。そうなら、とうに政治の舞台を目指していますよ。いい歳なんだから・・・それが正々堂々たる生き方でしょう。
九条と政治とは別物だと考えています。そうじゃないと言うなら、仕方がないですが。
話題の件についてレッズサポの一部にはまったく人気のない大野勢太郎氏による弁明がありました。
ただ、この場合、大野氏はどこか勘違いをされているようです。
まず、九条というのは紛れもなく政治の問題です。それが日本国憲法第九条についてのものであれば。
そうなったのはいわゆる55年体制の与党や野党のセンセイ方の活動の賜物です。
そして問題の本質は、大野氏自身が政治活動を行うか否かではないということなのです。
いつも申し上げていることだが、レッズサポーターは5万いれば5万の考えがあるということだ。それを呑み込んでいるから、あれだけのサポーターが集まる。また我々はそれが誇りだ。レッズ&ピースの面々が、スタジアム内で何かしらの行動を起こしたら、それは「違うだろう」と拒絶するべきだ。私もそう言う。
だが、彼らは何もしていない。また、特定の政治的集団と絡んでもいない。大半のサポーターと同じように、レッズを支えるグループだ。
このサポーターグループのひとつとされる組織、「レッズ&ピース」と言うそうですが、既に政治的な活動を目的にチームを立ち上げたと喧伝されているそういうグループが、レッズサポのコミュニティに参加しようとするときのネガティブな影響が本当の問題なのです。
このグループ、彼らがスタジアムで行動を起こしたら拒絶すればいいだろうと氏は言っているわけですが、残念ながら彼らが演説や、ビラの配布、署名活動、そうしたあからさまに「政治活動」と考えられるような行動を起こさなくとも、彼らがそのグループ名を記したTシャツ、マフラー、横断幕、旗をスタジアムで掲げただけで、彼らのグループの設立由来から、それは周囲のサポーターとの摩擦を引き起こしたり、彼らを受け入れるかどうかということで最悪の場合、レッズサポの分裂を引き起こす恐れすらあります。
それがサッカーに政治を持ち込むということなのです。
また、たとえスタジアム外でも、彼らの発言が更なる摩擦を引き起こしかねません。
たとえ彼らの知性が信頼に値したとしても、この問題には大した助けにはならないのです。
話すことは、九条のことはそっちのけで今季のレッズのことばかりでした。埼玉新聞の記事は少しばかり刺激的だったので、こういう事態を迎えたのでしょう。
このように、埼玉新聞の記事が刺激的、つまり大げさ、あるいは誤りであったというのならば、グループとしてきちんとそのような訂正を行うべきでしょう。
そうしなければ、上に上げたような事態は、ほぼ確実に訪れます。
そして、政治を原因としたトラブルというのは様々な勢力を引き寄せます。
果たしてそれが「レッズのため」なのでしょうか?
多くの人が彼らが「レッズのため」にならない活動を行うと思っているから、彼らがレッズのために活動するのではなく、「レッズ以外のために」レッズを利用していると言うのです。
さて、氏の言うとおり、このグループに参加するとされているサポの幾人かはあるいは昔からレッズを応援しているのでしょう。
だがしかし、今のままではすんなりとレッズサポのコミュニティに受け入れられることは無いでしょう。それは彼ら古参のレッズサポにとっても、我々新参サポにとっても、まったくもって不幸なことです。
双方のためにも、このような目的を標榜している(と皆に認識されている)グループがグループとして活動を行わないことを希望します。
もちろんサポーター個々人がどのような政治信条、宗教的背景を持っていても、それは問題ではありません。
しかしながら、組織としてそれを行うというのは別の問題なのです。
大野勢太郎氏には自らの立場を認識しつつ、「レッズのため」に行動して欲しいものです。
さもなくば、私も氏がタレントとして所属している株式会社レディオパワープロジェクトが製作している「REDS PRESS」を解約しましたが、皆にとって不毛な、不幸な結果を招きかねないのです。