語る会に行ってきました。
既に埼玉新聞で報道されている通り(何で埼玉新聞でだけすっぱ抜いたかというと、河野記者がレイナスの理事の1人で、話し合いの結果これこれこうなりましたよという報告を理事としてFAXで受け取ったからだったとか)、レイナスがレッズの普及グループに統合されます。
名称は「浦和レッズ」、レッズが桜区に建設予定のレッズランドを拠点として使用し、ユニフォームなどはレッズと同じものを使用するようです。
今後、日本女子サッカーリーグの承認を受けて正式に決定という運びだそうです。
帰宅して見たTV埼玉のニュースでは、運営については今のスタッフが行い、浦和レッズから新しい監督を迎えて新しいシーズンを迎えるとかということでした。
ちなみに、レッズの普及グループとは、トップチームの強化を行う強化グループ(中村CM)とはまた別(落合CM)で、ハートフルクラブなど普及事業に携わります。下部組織としてのユース、ジュニアユースもこの普及グループに属していたように思います。
レイナスには実はトップチームとしてLリーグに参加するレイナスのほかに、下部組織としてレイニータというチームがあり、昨シーズンの時点で中1~高1の27人が登録されています。
若年層の女子サッカーの普及ということを目的にするのならば、ノウハウも人脈も持ってはいるわけです。
普及面ではこちらのほうが大きいかも知れません。
日本サッカー協会の中の位置付けとしては、女子は小学生から社会人、ママさんまで5種として一括されています。
県内では、埼玉県サッカー協会の公式サイトを見る限り、Lリーグ1部のさいたまレイナスを頂点に2部のASエルフェン、関東リーグの浦和本太レディース、武蔵丘短期大学シエンシアを始め、一般部門24チーム、U-18部門8チーム、U-15部門15チーム、U-12チームが30チーム弱、レディース部門4チームで構成されています。その他、19の高校に女子サッカー部が存在します。
区分けとしては、(1)一般、(2)高校、(3)U-15、(4)U-12、(5)レディース(ママさん)となります。
L1リーグ>L2リーグ>関東リーグ>県リーグというピラミッド構造を作るリーグ戦では、県リーグは県1部と県2部に別れます。
県1部には埼玉栄、大宮開成の2校とレイニータ、ASエルフェン(MARI)といった下部組織チームを含む10チームがあります。
県2部には和光国際、山村女子、大宮南、越谷、熊谷市立女子の5校を含む14チームが所属します。
県1部は年間9試合の総当りリーグ戦を行い、優勝チームが関東リーグとの入れ替え戦に出場します(レイニータは去年3位・優勝の上福岡女子SCは入れ替え戦初戦でリーグ8位のジェラルド・すばる・伊勢崎と対戦、0-1で敗退)。
県2部は同様に年間13試合のリーグ戦を行い、上位2チームが1部の下位2チームと自動入れ替えになります。
これらリーグ戦の他、女子の天皇杯とも言える全日本女子サッカー選手権に出場するための関東大会があり、さらに県予選として県女子サッカー選手大会、県高校女子サッカー大会があります。
ちなみに昨年の県代表決定戦では県女子サッカー大会から優勝したレイニータと準優勝のASエルフェン(MARI)が、そして県高校女子サッカー大会から優勝の埼玉平成高校と埼玉栄高校が出場しましたが、いずれもクラブ下部組織と高校サッカー部の対戦になったトーナメント初戦(準決勝)はいずれも高校サッカー部が勝利し、埼玉平成高校が関東大会へ出場しました(埼玉平成は関東大会では優勝することになる関東リーグの神奈川大と初戦で対戦、敗退)。
女子サッカーにおいてはまだクラブ勢よりも高校勢の方が優位にあるようです。
他に関東リーグ所属の浦和本太レディースなども参加する県女子サッカー選手権という大会もあり、レイニータは初戦で県1部リーグ優勝の上福岡女子SCと対戦、PK負けしています。
高校サッカー(女子)には以下のような大会があります。
・県高校女子サッカー大会(優勝:埼玉平成、準優勝:埼玉栄)
・関東高校女子サッカー大会(県代表の埼玉平成と埼玉栄が決勝で対戦、埼玉平成が優勝)
・全日本高校女子サッカー大会(埼玉平成は予選GL通過ならず、予選GL2位通過の埼玉栄は決勝トーナメント準々決勝で敗退)
・関東女子ユース(U-18)選手権(県選抜チーム・準優勝で全国大会へ進出)
・全日本女子ユース(U-18)選手権(予選GL3位で敗退)
・県高校女子選手権(優勝:埼玉平成、準優勝:本庄第一、三位:埼玉栄、四位:入間向陽、五位:大宮開成)
・関東女子サッカー大会(プレ)(優勝:埼玉平成、準優勝:本庄第一、四位:埼玉栄)
・県高校女子サッカー新人戦(優勝:埼玉平成、準優勝:埼玉栄)
・国体(国体デモンストレーション競技の高校女子サッカー)
本県の女子サッカーは特に高校は全国でも有数のレベルにはあるとは思われます(少なくとも関東ではトップレベル)。
レイニータは発足時期の問題もあるのか、最年長が高1で大部分が中学生とあっては難しいところでしょうか。
県選抜チームにもレイニータから選出は中3の1人だけです。
一方、U-15年代については、貧弱な感じです。
・県女子U-15リーグ(レイニータが優勝)
・女子ユース(U-15)大会(レイニータが優勝)
・関東トレセンリーグ(県選抜チーム)
とあり、県選抜にもレイニータから多くを出しています。
この年代の中体連の活動はよくわかりません。
高校年代には高校サッカー部の活動もあり、まだ救われているところがありますが、それ以外での中高年代はやはりよく言われているとおり、薄い感じがします。
レッズの参入だけでそれが改善するわけではありませんが、競技人口の増加につながればその受け皿も出来上がらざるを得ないといったところでしょうか。
普及という観点から県内の女子サッカーの現状を簡単に見てきましたが、彼女らの目標にもなる、トップチームたるレイナスはどうなるでしょうか?
練習場が確保され(またここに予算を投じる必要がなくなる)、指導者もプロの経験のある人物が登用されるのならば、その面の環境は格段に向上することでしょう。
チーム自体の存続に頭を悩める必要はなくなるはずです。
しかしながら、埼玉新聞の報道にある年間3000万程度の予算では、選手たちに別に職を持たずに競技だけに集中というわけには行かないでしょう。
例えば高卒新人選手並みの3~400万の収入を20人に保証したとすれば、それだけで1億円弱の出費になります。
年間予算40億前後ともいうレッズにとっては、必ずしも影響の大きな額ではありませんが、小さなものでもありません。まして今後は独立採算となるわけですから。
予算的には、協会への登録料、スタジアムなどの施設使用料、指導者の人件費などで精一杯といったところでしょうか。
しかしながら、世間の半数は女性であるわけですから、女子サッカーが将来的に女性に人気のあるスポーツになれば、収益は単純にいえば男性だけでやっているときの倍に可能性があるわけですし、女性向けのスポーツウェア(現レイナスの選手が着るレッズと同じユニのレプリカなんかを始めとした)などは、短期的にでも収益につながる可能性はあります。
アーセナルには女性用にウェストをちょっと絞ったレプリカ風のシャツがありました(女子チームのユニではないと思いますが)。
まぁそうしたブランド的なものは別にレイナスの吸収が必要条件ではありませんが。
そうした中で観客動員が確保でき、有料で試合を開催できるようになり、またスポンサーがつくようになれば、いずれはトップの選手は競技のみで食べていくことができるようになり、そうした生き方を目標としてさらに競技人口が増えると、そうした好循環にこの競技を載せていくのが目標といったところですね。
そのためには、まず離陸するための環境整備として、今回の件が第一歩なるでしょう。
かつて危機感とバブル経済による資金的な余裕の中、離陸を果たしたJリーグのようにといったところでしょうか。
いずれ今日機器の不調で表示できなかった資料が公式サイトにアップされると思いますが、レッズランドは、まずこの練習場用の天然芝グラウンド、シャワー室、更衣室などが最優先、また、サイクリングコースに面していることから、レンタサイクルをやるそうです。
また、野球教室のコーチに元ヤクルトスワローズの池山隆寛氏、ラグビー教室のコーチに元ラグビー全日本代表監督の平尾誠二氏を招き、テニス教室のコーチにも元世界ランカーを招くとか。
ちなみにこのお二人、
ただし、若い人たちを指導した経験から、私は「判断力を大人になってから高めるのは難しい。できるだけ早くから身に付けるべきだ」と考えるようになりました。
生きていくことは小さな判断の連続です。自分で判断すること、そしてそのリスクを自分で引き受けることを、子どものうちから習慣づけることが必要ではないでしょうか。
ファンのみんなが支えてくれるブンブンスタジアムではもっと、野球で頑張りたい子供たちのために、また野球だけにとらわれずスポーツ振興で何か役に立ちたい! そんな想いでチャリティオークションをやります。
こうした普及活動には関心があるようですね(ほとんどこじつけ)。