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2nd-第10節 鹿島アントラーズ

2ndステージが始まる前から、この試合がヤマになる、そう考えられていました。
そのために、この試合では特別な企画を組んで、試合に臨みました。
この企画があるから、それまでは負けられない、そしてこの日も勝つ、というわけです。

朝は8時に埼スタへ集合。
この時間は、14時キックオフの試合と同じで、アウェイでありながらホームの試合と同じスタンスで試合に臨めました。

ちょうど秋季国体の開幕式とぶつかったこともあり、企画を運営した有志はバス確保に苦労したそうで、バスのナンバーを見ると、大宮、熊谷、春日部、所沢はおろか、土浦ナンバーのバスまで散見しました。
この手のツアーでは数人が欠けるのは当然のことだと思うのですが、私が乗ったバスでは、出欠を取ったところ、40名中の1名が欠席しただけで、しかもその1名を出発時間を30分過ぎても待つという、グループで参加した友人以外皆知らぬ関係であるのに、まるで重要な仲間ででもあるかのように本当に振舞うのは正直感動を覚えました(結局待っても来なかったのでそのまま出発しましたが)。

我々の号車はトイレ停車などの都合もあり、かなり遅れた部類で鹿島に到着しました。
すると、我々の到着を駐車場で待っていた赤の大群が行進を始めながら拍手で歓迎するではありませんか。この非日常な風景は非常に印象に残っています。

試合前には去年のナビスコ決勝の意趣返しか、指定席全面に段幕を広げようとするアントラーズサポとアウェイ寄り指定席でそれを阻もうとするレッズサポの間で険悪な空気が広がりかけますが、試合がそんな空気を吹き飛ばすような爽快さを醸し出します。

試合はニッカン式スコアにあるように、支配率はレッズ51%:アントラーズ49%とほぼ対等、シュート数でも前半はレッズが8(枠内5)本に対してアントラーズも8(枠内3)本と常にレッズが先手は取りますが、アントラーズも譲らずに展開します。

レッズはこの試合、メンバーこそ前節と同じですが、エメの後ろに達也と永井を並べる1トップ2シャドーのような形を取り、暢久とアレックスを左右に配すフォーメーションに変えて臨んでいます。
達也は元よりこのポジションでプレッシャーをかけていましたが、永井もウィングバックで守備に奔走させられた前節までの経験が生きたのか、高い位置でよくプレッシャーを掛けに行きます。
永井のパスを達也が決めて先制、同点に追いつかれた後、アレックスのFKがポストに当たったこぼれ球に達也が詰めて再び突き放し、再度同点に追いつかれますが、かつてのように、敵地カシマスタジアムで追い込まれても、スタンドもピッチも焦る空気がまったくなかったことに、確かな成長を感じました。点などいつでも取れると。

結果としては後半シュート数で9(3)対5(1)と押し込み、エメの劇的な決勝ゴールで勝ち越したわけですが、これも試合全体を通してみた場合のアントラーズの粘り強さと共に、レッズの(苦しみながらも結果を残すという意味においての)「強さ」を印象付けることになりました。

バスのツアーは帰途も無事に進み、予定よりも早く、22時30分頃には再び埼スタに戻ってきました。ホームの試合の時よりも帰宅はむしろ早いくらい(飲みに行かないから)で、快適な週末となりました。

10月に残された試合もあと1試合。11月は実りの月になりそうです。

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