こんなことを突っ込んでも仕方ないのだけれど…。
大原の芝を見よ! 今、浦和はサッカー王国と胸を張って言えるのか?
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ざっと説明すると、これはフリーの司会者である大野勢太郎氏と埼玉新聞社のサッカー担当記者・河野正氏が毎週テーマに沿って激論(というより実際には単に雑談)を交わした音声を配信するコンテンツです。
今回は、浦和の高校サッカーが弱くなったという話(ほんのちょっと)から、大原のグランドコンディションがひどいという話につなげます。
で、こんなにひどくなるのは芝のコンディション維持(あるいは改善)に対する市の熱意が足りないからで、大原のピッチが良くなるまでは「サッカー王国」だなんて言わないで欲しいというもの。
うがった見方をすれば、先日の商工会議所のイベントで相川市長が大原の改善工事について予算を計上すると前向きなコメントをしているので、実際にそういう話が実現したときに市長はやっぱりすごい!的な予定調和につなげようとしてるのかなぁなんて考えちゃいましたが。
大原の芝がB面(クラブハウスから遠い方)は全面ほぼ枯れた状態になっているのは事実で、これを改善して欲しいのはまったく正論ではありますので、突っ込みたいのはココではありません。
話の中で、国体のサッカー競技がこの大原で7試合行われたのが痛かったという話が出てきます。しかし実際には、国体の試合を取材されたはずの河野記者はご存知だろうと思うのですが、国体の試合はA面(クラブハウスに近い方)で行われています(はず)ので、国体のせいで荒れたというのはちと違います。
もちろん、国体後にA面は養生に入って使えなくなったため、B面を集中的に使うことになり、そのために荒れたという側面もありますから、まったくの誤りとは言えません。
ただし、今年の記録的な猛暑という悪条件(市原臨海競技場などの芝もひどく荒れたと伝えられています)も普通の使用頻度でこれほど荒れてしまったことへの言い訳にはなるでしょう。
それよりも反論をしたいのは、国体(県や市の行事)で芝を荒らしておいて(これは上記の通り正しくない)、これを直す情熱が足りないくせに「サッカー王国」など片腹痛い。だから浦和のサッカーも強くならないのだ(全面的に悪意を持った意訳・笑)。という論理展開です。
「サッカー王国」の国民は市長でも市の職員でもありません。我々一人一人の市民です。
レッズの応援に数万人で駆けつけ、子供をレッズユースやいくつもあるクラブチームなどに通わせ、自らは少年団などののコーチをしたり、そういう活動をボランティアで支え(それは直接的には自分の子供のためかも知れませんが)、自らもサッカーやフットサルをしたり、サッカーのチームのスポンサーになったり、とにかくいろんな形でサッカーに関わっている普通の人たちです。
それを、高校サッカーの勝敗の結果のみを例に挙げて結論付けるのはいささか短絡的ではないかと思うのです。
もちろん、いまは注目されやすい二種年代の高体連の大会の結果でその地域の「強さ」が云々される風潮があるのは理解できます。
しかしながら、それだけをもって(しかも高校サッカーの勝敗とは直接関係のない大原グラウンドの芝の状態をもって)文化的な側面をも含む、「サッカー王国」という気概を否定してしまうのはいささか軽率に過ぎるのではないかと思うのです。
「王国」は国民が作ります。
それは他でもない、あなた方一人一人です。
住んでいる土地の自治体の境界線はこの際問題ではありません。
浦和が王国であって欲しい、そうあなたが願うことによって作り上げられるのです。
最初に例を引いた有料サイトの今回のコンテンツの趣旨には基本的に異論はないのですが、その中の一言に噛み付いて、軽々しく「王国ではない」と言ってしまう風潮に反論してみました。
プライドや気概は仇や疎かに考えない方がいいです。何しろ我々レッズサポや浦和市民(浦和市の民ではなく、浦和という街をホームタウンと感じる市民のことね)はそれを食べて生きているようなものですから(笑)