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今後の展望について

坪井に引き続いての山瀬の怪我を受けて、レッズの今後の選手起用はどうなるでしょうか?
まずは現状について見てみます。

青字はA代表、U-18(高3)は進路決定時期で未定
トップ トップ&サテ サテ 負傷中 U-18 U-17 U-16
GK 01山岸
23都築
21徳重
28加藤
DF 03アルパイ
04闘莉王
05室井
19内舘
20堀之内
33ネネ
22小林 25中川
26南
02坪井 00川嶋 00野島 00金生谷
MF 06山田
07酒井
13鈴木
14平川
16三都主
17長谷部
15千島 32細貝
34大山
08山瀬
29新井
31中村
00武藤 00堤
00宇賀神
00西澤
00渡部
00エスクデロ
FW 09永井
10エメルソン
11田中
27横山 30岡野 00小池 00鈴木竜
17+3=20名
3+6+6+3=18名

負傷者のうち、中村と新井の負傷の程度、全治は不明です。既に復帰していることもありえます。
岡野は全治2週間でほぼ9月いっぱい、坪井は全治約4ヶ月でだいたい11月いっぱい、山瀬は全治6ヶ月として、復帰はだいたい来年4月頃でしょうか。もちろん、それは傷が癒えたというだけで、プレーのクォリティの回復にはもうしばらく時間がかかるでしょう。
高校3年生は、進学などの準備もあり、トップチームへの昇格なり、大学への推薦なりが決まらない限りは試合に出るのは難しいでしょう。
これは特別指定選手の細貝選手(前橋育英高)についても同様で、9月末には高校選手権の県予選が始まりますから、その辺の事情によっても試合出場メンバーにはなれないこともありえます。

トップチームについては、「トップ」欄の選手で17名いますから、いわゆる遠征メンバーをこの面子でまかなえます。
ただし、ネネの加入でDFは人数が多くなっていますので、1名(恐らく室井あたり)が外れて「トップ&サテ」の欄のMF、FW(つまり千島か横山)あたりが17名に入ることも考えられます。

サテライトチームについては、「トップ&サテ」、「サテ」の欄の合計が9名ですから、時々「トップ」欄の選手(山岸や室井)がサテに参加することがあってもチームとして成り立ちません。
「U-17」、「U-16」欄の人数を合計して18名ということで、MFが全員高校生などという事態も仕方のないところです。

それで肝心のトップチームの先発メンバーについてですが、まず必要な要件を考えてみます。

山瀬を欠くことになって不足する要素はどんなものでしょう?
私の見るところ、彼の特徴はシャドーストライカーと言われるような1.5列目からの前線への飛び出しと、高い位置での献身的なディフェンスです。
つまり、彼を欠くことにより、決定的な瞬間でのゴール前でのコマ不足、それから、彼が高い位置でボールを奪取することによって成立する攻撃の組み立て手段のひとつを失うわけです。

この事態に対して、例えば長谷部をもう一列上げて、ボランチ(酒井ほか)を入れることで、システムは変更しないという考え方もあります(ほかにアルビレックス戦の終盤にあったように、暢久をトップ下に据えて平川を右サイドに入れるというのもありますが、可能性は薄いでしょう)。
それも一案ではあるのですが、以前たしかケーブルテレビ(Jcom)の「Reds Get Goal」という番組だったと思いますが、山瀬へのインタビューの中で、彼が(普通のチームは)FWにくさびのパスを当てて、落としたボールを自分が展開するプレーを得意としているけれども、レッズの場合はFWが強力で、(パスを貰ったら)そのままゴールまで行ってしまうので、それに対応できるプレースタイルを模索しているというようなことを言っていた覚えがあります。
長谷部を山瀬の位置に上げて同じことをさせたとすると、長谷部にとってはボールタッチ数が減少することになるため、ボールをキープしたり、パスを出したりとしていたことが出来なくなり、全体としての攻撃力は低下してしまう恐れがあるのではないでしょうか?

現在のところ、FWとしてはエメと永井のコンビか、エメと達也のコンビが使われています。
永井の場合は、彼がサイドに開くことが多いのと、彼や同サイドの暢久がGKなりDFからのロングパスをうまくトラップして彼のドリブルで一人で局面を作り出すことが出来るのが特徴です。
この場合、相方のエメや山瀬はパスを受けてゴールを決める役どころになります。
永井の場合は、攻撃発起点からの距離が長く、手数が少ない、例えれば長槍を使ったような攻撃というべきようなものになります。

一方の達也の場合は、先日のアルビレックス戦でようやく彼らしいプレーを見た気がしますが、高い位置でプレッシャーをかけ、相手のミスを誘い出し、自分なり他のMFなりがボールを奪取、そこからハーフカウンターを仕掛けるような形が特徴です。
彼自身も結構無理めな位置からでも積極的にシュートを撃ちますし、同じくらいの比率でエメなどにボールを渡して点を取らせます。
この場合、相方のエメや山瀬はボールを奪取して、攻撃を組み立てる、あるいはパスを受けてゴールを奪うといった、達也と同じことをやる役どころとなるわけです。
2つ特徴的なのは、エメは体力消耗を避けるといったこともあるのでしょうが、達也がボール保持者にチェックしに行かなければ自らも行きませんし、達也がそうしてチェックに行くことで啓太がボールを奪う機会が多くなることです。

アルビレックス戦で、達也から永井に交代したとき、サイドで張って待つ永井になかなかボールが回らなかったり、終盤エメがチェックに行かなかったり、啓太が目立つ活躍をしたのはそうした理由からではないだろうかと思います。

達也の場合も永井と同様に例えれば、ナイフを使った至近距離での格闘ということになるでしょうか。スマートではありませんが、ボディブローのように相手に傷を負わせます。

長くなりましたが、そのような選手の特性からすると、この事態では達也、エメ、永井の3トップがもっとも現状のシステムとの整合性が高いのではないかと思われます。

岡野が帰ってくるまでは攻撃的なポジションで投入出来る選手が薄くなってしまいますが、2人の特性の違いから、途中投入では周りがうまく切り替えられないこともありますので、キャラクター的にもこのような形が選択される可能性が高いのではないかと睨んでいます。

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コメント (1)

今日見たReds Get Goalのアルビレックス戦後のインタビューでは、平川は暢久に代わる予定で準備していたそうです。
ところが、交代前に山瀬が負傷したため、急遽山瀬と交代、暢久がトップ下に入る事態となったようですよ。
ちなみに山瀬負傷の時点でベンチには都築、堀之内、平川、永井がいました。
仮に平川交代後に山瀬が負傷していたら、堀之内を投入、長谷部をトップ下にしたところでしょうか?
この場合3枚の交代枠を使い切ってしまい、永井は投入できなかったことになりますね。

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