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彩の国まごころ国体 サッカー少年男子 2回戦 広島県選抜

埼玉スタジアム第2グラウンド優勝候補・広島県選抜を迎えたこの試合、レッズユースから選抜された4選手にとっては、サンフレッチェユースから9人が先発したこの相手に対して、普通の対戦相手とは違う想いがあります。
2003年の全日本クラブユース選手権の決勝で対戦して0-3で完敗、今年の同大会でもリベンジを企図して準決勝で対戦、0-1でリベンジを果たせないまま敗退ですから、復仇の意思は強かったでしょう。
また、他の選手にとっても地元国体でいい成績を残したいという気持ち、周囲のプレッシャー、試合会場に駆けつける応援と、色々な要因が重なって、非常に気持ちの入った状態で試合に入れました。
もっとも、気合が入っているように見えたのは、見ているこちらの精神状態によるところもあったのかも知れません。

(広島県少年選抜)
-------01佐藤--------
05森脇--03槙野--04藤井--02大屋
-----06松永--07柏木-----
-------08桒田--------
--09富成--15藤本--11木原---
.
-----10荒木--09河原-----
--11島田--07大山---14西澤--
-------04志田--------
03星野--06堤---05福田--02鈴木
-------01押野--------
(埼玉県少年選抜)
(35分ハーフ)
'38 広島 【得点】 09富成 0-1
'42 埼玉 【得点】 09河原 1-1
'49 広島 【警告】 07柏木
'51 埼玉 【得点】 09河原 2-1
'52 広島 【警告】 06松永
'55 広島 【交代】 15藤本→10岸本
'55 埼玉 【交代】 10荒木→08竹内
'59 埼玉 【得点】 07大山 3-1
'61 広島 【警告】 08桒田
'62 広島 【交代】 09富成→14森重
'69 広島 【得点】 07柏木 3-2
'69 広島 【警告】 02大屋

今日も出ている男塾段幕広島県はプログラムにも載っている前田俊介(サンフレッチェ広島ユース)がU-19日本代表候補で国体には不参加、代わりの10番FWの岸本直樹は広島観音高校の選手です。
前半は互いに守備から入った慎重な展開で、シュート数も埼玉2-広島4と少ないです。
浦和東高校のサッカー部員が応援に来て何とか盛り上げようとしますが、ちょっと空回り気味です。

後半が始まって38(後半3)分、FKからのボールをFWに通され、先制を許します。
先制点を奪った時の広島イレブンの喜びようは、ややプレッシャーから解放された?ような少し派手なものでした。
警告も多かったですが、これは、圧倒的な敵地(観客は1,000人と発表されていますが、レッズのサテライトの時より入っていたような気がします)を感じていたのでしょうか?

しかし、得点を奪った直後の広島県は非常にリズムが良くなり、嵩にかかったときのサンフレッチェユースの攻撃力を03年に見せられている身としては、ちょっと不安でした。
が、わずか4分後に、西澤のクロスを相手DFがクリアミスしたボールを河原がキープし、そのまま同点ゴールを奪います。
こうなると観客席も自然に盛り上がり、逆に埼玉県のリズムが良くなります。

同点に追いつかれてからの広島県はロングボールをFWに送るか、8番のMF桒田にドリブルで中央突破させる他にはパターンが無くなり(そのいずれも脅威でしたが)、やや単調になった気がします。
ハイボール、ロングボールとなると埼玉のCBに入った福田の良さが生き、中で度々撥ね返すようになります。
また、GKの押野がたびたびファインセーブを見せ、それ以上の得点を許しません。

埼玉県はワイドに開いた攻撃が多く、特に右サイドの島田のスピードを生かして、星野とのコンビで何度もチャンスを作ります。
追加点はDFからのクリアボールを大山が低い位置で受け、ドリブルで前進しながら相手を引き付け、フリーになった河原へスルーパスを通して決まったもので、非常に奇麗な得点でした。

さらに左サイドで島田(か星野か大山あたり)が倒されて得たFKを島田が蹴り、それをゴール前の大山がバックヘッドでゴール内に送り込んで2点差とします。

試合終了最後まで諦めない広島県の気迫はさすがで、ロスタイムに強引にドリブルで切り込まれて決められますが、時既に遅しでタイムアウト。
埼玉県がベスト8に進みました。

1得点1アシストと活躍した大山以外でも、2点は取られたもののそれ以上の失点は防いだ堤、左サイドで攻防に活躍した星野、右サイドで再三精度の高いクロスを放り込んだ西澤と、ユースの面々はそれぞれにいいプレーを見せました。
他のディフェンス陣も前節よりも緊張感を持ったプレーを見せましたし、特にボランチに入った志田が利いていた気がします。

緒戦が福岡県、今日が優勝候補の広島県、次は鹿児島県、そしてその次が滋賀県と千葉県の勝者と、開催地の割に組み合わせには恵まれていない今大会ですが、埼玉県選抜はここまで非常に良くまとまったいいチームに仕上がっていますね。

試合終了後の挨拶

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