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全クラ準決勝 vsサンフレッチェ広島

04.08.07 日本クラブユース(U-18)選手権、結果
日本クラブユース選手権(U-18)大会
準決勝・14:00・Jヴィレッジピッチ1
サンフレッチェ広島ユース1-0浦和レッズユース
※惜しくも、決勝進出ならず。
[466] 日本クラブユース選手権大会準決勝 投稿者:suede (2004/08/07(土) 20:11 219.107.191.126)
【先発】             【交代】
・・・・小池・・・市川       後半10分 萩尾→渡部
・宇賀神・・萩尾・・西澤      後半18分 小池→沢口
・・・・・金生谷・・・       後半36分 宇賀神→西川
・星野・・堤・・川嶋・細井
・・・・・・大橋
【得点】
後半30分 浦和0-1広島 ロングボールをDFライン裏に放り込まれ、大橋と川嶋がお見合いしたところを前田にさらわれゴール。
【雑感】
これまで各チームを悩ませていた強風は今日はなく、試合前は強かった日差しも試合開始とともに曇りだし、今にも降り出しそうな天候でこの試合は始まりました。
レッズは司令塔の大山が警告累積で出場停止、代役にヴェルディユースから転籍してきた背番号17、萩尾勇真を抜擢。ダブルボランチというよりは萩尾をトップ下、金生谷をワンボランチ気味に配した布陣にしてきました。

試合は戦前の予想どおり総合力に勝る広島が押し込む展開。広島は前線、中盤がライン裏へ自在に飛び出してきて、そこへボランチやDFから正確なパスを通してくる。
序盤から広島の3トップがシュートを次々に打つが大橋を中心にゴールは割らせない。
浦和も守るだけではなく時折鋭いカウンターを見せて応戦。だがシュートが枠に飛ばない。
前半は4-6で広島優勢のまま終了。

後半も基本的な展開は前半と変わらず。後半20分までにGKと1対1を含む決定的なシュートを3回ほど放たれるがいずれも大橋がファインセーブ。
浦和は広島がロングボールの処理をミスったところを市川が果敢につくが惜しくも広島GKにストップされる。またペナ付近のFKがあったが枠を外し得点ならず。
後半30分、何気なく出されたロングボール。ペナ外付近で川嶋と大橋が躊躇してしまう。
ここへ絡んできたのが広島の前田。川嶋と大橋の僅かな隙を突きボールを奪取。無人のゴールへ蹴り込み、ついに均衡が破れる。
その後広島が守りに入ったのか、はたまた気が緩んだのかプレスが弱くなり浦和のパスが通り始める。西澤の突破や、西川のパワープレーを仕掛けるが目立ったチャンスは生まれずそのままタイムアップ、3年連続の決勝進出はかなわなかった。

今日は大橋が大当たりで広島のシュートをことごとく弾き出していたが、最後の最後にミスが出てしまった。ああいった場面はGKが主導権を握って指示を出してやらなければならないのだが、中途半端になってしまった。試合後大橋は号泣していたがこの経験は今後に必ず生きてくるでしょう。
試合は横浜戦同様、守って守って1-0で勝つゲームプランかと思ったが、チーム力が劣るほうにミスが出ては勝てないか。
広島はフィジカルが強く、プレスをかけてもパスがブレナイ。パス回しに自信があるから躊躇なく次々に裏へ飛び出してくる。ポジショニング、フィジカル、集散、連動性とも浦和より上でさすがのチーム力でした。

さて決勝進出がかなわなかったため、高円宮杯への参加資格はプリンスリーグへ持ち越しとなりました。去年もあと少しで参加できなかったこの大会、今年こそ出場権を掴み取って欲しいものです。
長くなってしまいスミマセン。

というわけで、私が多分日本海上空あたりにいる頃、準決勝が行われていました。

去年の決勝戦の対戦相手、サンフレッチェ広島との復仇戦は、だが返り討ちにされてしまい、3年連続の決勝戦進出はかないませんでした。
今年からクラブユース選手権の決勝へ進出した2チームに高円宮杯出場権が与えられることになりましたが(去年は優勝チームのみ)、今年は鹿島アントラーズと同率の3位ということで、これもかないませんでした。
そういう意味では、昨年から準優勝で終わっているというより、高円宮杯進出枠+1のところで破れているという言い方もできるかもしれません。

高円宮杯には、まだプリンスリーグ関東の順位決定戦が残っています。
市立船橋高が島根で行われている高校総体で決勝に進出(国見2v-1市船で国見高が優勝)したため、関東4位以上に枠が広がりました。初戦の流経大柏高に勝てば、準決勝の市船との勝敗、3決の結果に関わらず高円宮杯に進出できます。

この年代の最高峰の試合と位置付けられている高円宮杯、今年こそは出場を目指して頑張ってください。

横浜Fマリノス──┐0
         ┏─┐
浦和レッズ━━━━┛1│0
           ┏━┓
FC東京─────┐1┃1┃
         ┏━┛ ┃
サンフレッチェ広島┛2  ┃4
             ┗━ 優勝:サンフレッチェ広島
鹿島アントラーズ━┓1  │1
         ┗─┐ │
FCみやぎ────┘0│1│
           ┏─┘
東京ヴェルディ──┐1┃2
         ┏━┛
ジュビロ磐田━━━┛2
※高円宮杯出場は決勝進出の2チーム

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コメント (6)

Jビレッジの風:

私的な感想を述べさせていただきます。ディフェンスにしても、GKの大橋君にしても素晴らしかったですよ。広島の前田くん他の攻撃を体をはって防御していました。はっきりいって感動シーンの連続でした。得点されたシーンは反対側で見にくく、何が起きたのかという感じでしたが、皆さんが厳しく評価するものではなく、あの状況ではああなるなという得点シーンでした。川嶋でも大橋でもありません。前田の闘志にやられたのです。昨年同様、縦、縦と攻めてくるので、その対応に苦しんで、我が方はサイド、或いは中央からの突破を図るがつぶされる。たまに出る縦パスにFWは反応できず。そんな試合展開だったと思います。元来小池、市川と裏に飛び出すプレーを得意とする選手だったと思いますが(二人とも中学時代は、手がつけれないくらい得点を入れていました。それが認められてスカウティングでレッズ入りしたのではないのですか?)今大会は本当に得点ができなかった。それがDFより重大な問題ではないでしょうか。選手が悪いのか戦術が悪いのか?私には分かりませんが、中学年代ボールを持つと怖からた選手が、あまりこわくなくなった原因を解明することが早急に手を打つ近道だと思います。いかがでしょうか?

実際のところ、予選トーナメントは
1-0大宮アルディージャ
1-0枚方フジタ
1-1FCみやぎバルセロナ

決勝トーナメントでも
1-0横浜Fマリノス
0-1サンフレッチェ広島

というわけで、大会中2点しか取られていないことからも、ディフェンスに大きな問題はないのは明らかです。
関東2次リーグでも
1-1(PK6-5)FC東京
0-0(PK3-2)ジェフユナイテッド市原
でしたから、実のところこの大会のレッズは、攻撃力よりも守備力で勝ってきたチームだと言われてもおかしくない事がわかります。

しかし、言われるように市川くん、小池くんともに攻撃力に定評のある選手です。
ことに市川くんなどはプリンスリーグで得点王にもなっています。

全クラは結局1試合も見れませんでしたから、なんとも言えないのですが、監督はFWの選手にポストプレーをさせようとしているように見えます。
例えば、これまでは裏を取れば得点できていたとしても、プロということを視野に入れた場合、もう少し幅の広いプレーができるようになっていたほうが良いということがあるかもしれません。
そういう意味で小池くんなどは苦労しているのを実際に見ていますが、ただ単に勝てばいい、あるいは点が取れれば良いということだけではなく、プロを目指す組織ですから、あえて不得意なプレーをさせている面もあるのかも知れません。

まぁ、とはいっても勝たなくては、例えば高円宮杯に出られなければ、そこで得られる経験が手に入らなくなるわけですから、バランスは難しいところでしょうね。
まして高校生ぐらいの選手は、成功することによって自信を持つことで変わるところもありますし…。

どういうところまで新しいプレーを身に付けさせる苦労をさせるのか、どういうところはなりふりかまわず勝ちに行くのか、そこは菅野監督の腕の見せ所でしょう。

Jビレッジの風:

勉強になりました。プリンスでもガンバってもらいたいです。

suede:

>Jビレッジの風さん。
厳しく書いたつもりはなかったのですが、もしそう思われたのなら
失礼いたしました。
失点を責めることが本意ではなく、これを糧にして今後に生かす
ことを願って書いた文章です。

>しびれくらげさん。
英国遠征お疲れ様でした。
今大会のレッズユースについて簡単に総括しますと、
全体的にプレスに苦労したかなという印象でした。
ともするとプレス合戦でプレスの強いチームが優位に進め、
試合そのものを決めてしまうことが多いユース年代のサッカーですが、
レッズユースはしっかりしたプレスを掛けられると
中盤で苦労し、DFラインからロングボールをFWにあてる展開が多くなりました。
別にそういった攻撃が悪いわけではないのですが、
そういう展開ばかりだとFWがキープできずに(沢口、市川、小池とも苦労していました)
チーム全体が押し込まれる原因になります。
現に横浜戦、広島戦はそういう時間帯が多かったのも事実です。
ただ、そういった時にDFラインで落ち着いてボールを動かしながら時間をつくり、
上手くチームをコントロールできていた時もあったので今後は
そういったことも含めて被プレス時の展開方法をいかにレベルアップ
させるかというのが今後のチーム力アップにつながる
のではないかと思っています。

関クラ決勝のジェフ戦でも菅野監督が何度も「(最終ラインからFWを直接)狙うな」と指示してましたね。
プレスを受ければ、自分のところで取られたくないですし、つい長いボールを蹴ってしまうと思いますが、FWにボールが通る相手ならいいですが、そればっかりではいずれ通用しなくなりますしね。

FWにしてもMF、DFにしても、得意なプレーだけではどんなにうまい選手でもプロとしてはやっていけませんから、プレーの幅を広げることで、本来得意なプレーもより磨かれることになるでしょう。
と、思ってるんですけどね。

Jビレッジの風:

suedeさん、いつも観戦記と解説ありがとうございます。特に気分を害しているわけではありません。しびれくらげさんとお二人のレッズユースの躍進を祈念しての解説はよくわかります。いろんな戦術に対応し、お互いに感じるサッカーができるようになればいいですね。

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