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ナビスコカップ予選 第5節 vs ジェフユナイテッド市原

チーム状況はやや市原が有利とみるが、会場となるのは浦和のホーム、聖地・駒場である。注目の一戦は明日17日、19時にキックオフを迎える。

ボーイズマッチ 文蔵vs中島浦和一般的な見方としては、上記のようにジェフ有利というものだったでしょうか?

良く見られるものでは、ジェフはそのすぐれた監督の指導力によって控え選手も力をつけており、チーム的にも組織重視なので、多少選手の入れ替わりがあっても、力は大きく変わらない。
一方のレッズは豊富な資金力で積極的な補強を行い、個々の選手の力は優れている者もいるけれども、監督は素人で控えと主力の力の差が大きく、選手の離脱が大きくチーム力に影響するということでしょうか。(レッズサポであってもこのような見方をしている人は多そうです)

その是非はともかくとして、ジェフは出場停止のFWサンドロ、怪我のマルキーニョス、A代表のDF茶野を欠き、MF坂本も理由は不明ですがベンチにも入らない状況でした。
布陣もエメルソンの1トップを想定してかミリノビッチと斎藤の2バックに高い位置を取った楽山と村井の変形4バックのような形で試合に臨みました。

レッズはほぼ今季絶望の負傷を負った坪井とA代表のアレックスを欠いたのみで、水曜日に行われたU-23代表のチュニジア戦に出場した闘莉王、啓太、山瀬には疲れはあったでしょうけれども、坪井とアレックスの位置には1stステージでそれぞれ14試合、15試合に出場した内舘、平川が入ったわけですから、ほぼベストメンバーに近いと言えるでしょう。

結果としてはニッカン式スコアーにある通り、シュート数で20対4(枠内では12対1)、ボール支配率でも55%対45%とレッズが圧倒することになりました。

ジェフはやはり要となる幾人かの選手を欠いたことで、さしものオシム監督の指導力をもってしても補いようがなかったのでしょう。前半に限れば、1本のシュートすら撃てず、最後尾でボールを回し、前線に放り込んでオフサイドになるか、この日初登場で好プレーを見せたアルパイや闘莉王、内舘に跳ね返されるか、ボールを奪われて必死で守備に走るかだけでした。

レッズにとっては、前半のうちに1点でも得点をしていればまったく苦労のない試合であったでしょう。
達也の出場停止もありましたが、山瀬と長谷部を中盤に並べ、さらに啓太、酒井と業師を中盤に揃えたことで、中盤の支配力はかなり高くなりました。
しかし、やはりエメは万全の体調ではないのでしょう、これまで幾度となくチームを助けてきたその力は十全に発揮されることはありませんでした。
やや遠目から蹴り込まれる高速のシュート、スルーパスで抜け出してGKまでかわして撃つようなシュートシーンがこの試合では枠をとらえず、頭を抱えるシーンに変わりました。

そのように攻め倦んでいるうち、やはり焦りということでしょうか、闘莉王、アルパイなどの攻め上がり(特に闘莉王)がややバランスを崩すようになります。
つまり、彼の上がった後を啓太や酒井が埋めるわけですが、彼らが攻めあがったときにカウンターを喰らい、戻りきれない局面でボランチがおらず、最終ラインと中盤以上が離れてしまう形が生み出されるようになったわけです。

そんなシーンを突かれ、79(後半34)分、林に抜け出されて最後には楽山にシュートを決められ、ジェフに先制を許してしまいます。
ジェフとしてはこの展開は願ったり叶ったりだったでしょう。
このまま引き続き守り続けてもいいですし、レッズがしゃかりきになって攻めてくれば、追加点も狙えるかもしれません。
しかし、そこにこそ隙があったのかもしれません。

エメが倒されて得たFKから、長谷部が80(後半35)分にヘッドで同点ゴールを決めます。
スタンドでは「ひょっとしてこのまま終わってしまうのか?」という絶望が薄く漂い始めようとしていた瞬間でした。
続けて終了間際に、エメのCKをニアに突っ込んだ千島が落とし、一端後ろに戻されたボールに長谷部、岡野が殺到して岡野のボレーがジェフGK櫛野の指先を通り抜け、レッズが逆転しました。

押しながら得点できない時間帯では、それが焦りとなりましたが、先制を許した後は全て得点に向かう力となりました。
これは私の個人的な考えですが、ジェフが高い運動量、忠実な戦術理解を評価されながらもあと一歩で目標を達成できず、レッズが無理やりにでも1つのタイトルを得ることができたのは、勝ちたい、点を取りたいというその気持ちの部分が大きいのではないかと思っています。

ヒーローインタビューを受ける岡野最後に得点を決めた岡野はその象徴的な存在ではないかと思います。
率先して啓太と山瀬のユニを来て記者会見に臨み、仲間を強烈に思いやる闘莉王、そして本大会では落選しましたが、最終予選では主将としてチームを引っ張った啓太、(まだそう見られてはいないようですが)負けず嫌いのアレックス。
そうした選手たちはもちろん補強によってチームに加わった選手もいるわけですが、単純に見てわかるシュートやドリブルのうまさ、足の速さとは一足違う特徴を持った選手たちなのです。
そしてカリスマ性でチームをまとめるブッフバルト監督、この人抜きではこのチームは存在し得ないだろうと思います。

次の試合は予選突破を賭けた最後の試合、ジェフは五輪代表として阿部を失いますが、サンドロの出場停止が解け、マルキーニョスなどの負傷も回復するかもしれません。
レッズは同じく五輪代表として闘莉王(&達也)を失った形で対戦します。
次の試合は、そういう意味で最初に書いた一般的な評価が問われる試合ともなるのではないでしょうか。

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コメント (2)

熱い男:

いやいや、昼の保土ヶ谷に続いて楽しませてもらいました。
でも前半が終わった時点で、「どうしよう、このまま終わったら」と寒い気分にさせられた事はここだけの秘密。(笑)

それにしてもあの岡野のしかも「左足」ボレー!やはり何かを持っている男だ。

あ、新潟国際行くのに4時半起きでした。もう寝ます・・・・。

ミニ国体行ってらしたんですか。
神奈川は国体決まったそうですね。

そうそう、なんかジェフが先制点を入れなかったらスコアレスドローで終わっていたかもしれません(笑)

あれは別に岡野でなくてもっていうゴールでしたけど、ああいうところで決めるのは、やはり彼はそういうものを持ってるってことなんですかねぇ。

寝るって2時間しかないじゃないですか(笑)
無事に起きられたかな…?

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