やはり上州というのは空っ風が吹くところなのだなと私のような他国の者に偏見を持たせるような強風の暑い日の中、JFLの試合が行われました。
ザスパはベルマーレ→アビスパのGKコーチ(兼解説者?)、小島伸幸を初め、セレッソのU-19代表だった籾谷、モンテディオにいた小田島や小久保、セレッソやベルマーレ、ホーリーホックを渡り歩いた小川雅己、サンフレッチェの佐田、横浜FCの佐藤正美といったJ経験者、そして元ガンバの山口貴之を加える強烈なメンバーを並べ、HONDA FCを4-2で破るなど、ここまで3節で1勝1敗1分の結果を残しています(メンバー的なことを考えればむしろ不十分?)。
一方の横河は前コンサドーレのGK井上敦史(浦和市立高出身)、前ベルマーレの田辺和彦、そして前レッズの小林陽介をそのラインナップに加えますが、全体としてみた場合に不利は否めません。ここまでの3節もHONDAや大塚といった強豪相手が続いたことがあるとはいえ3連敗、チームを知る人にはそれでも昨年よりは良くなったということですが、なかなか苦戦しているようです。
両者の出場者は以下の通り
【横河武蔵野FC】 ----井上---- 石本→上野 -立花-田上-熊谷- 村山→武田 --石本--田辺-- 原島→上田 池上-------金 ----原島---- --村山--小林-- ----------------------------- 【ザスパ草津】 ---フラビオ--- 小久保→高須 -佐藤---小久保- フラビオ→宮川 寺田--山口--佐田 ----鳥居塚--- -小川-小田島-籾谷 ----小島----
ゴールキックも上空で勢いを失って、手元へ戻ってくるような強風の中、前半風上からザスパが攻め立てます。ザスパのほうがポジションが流動的でわかりづらかったです。流動的というかかっちりしたポジションが決まっていないというか・・・。
特におそらく3トップの一角を担う小久保が対方の佐藤と比べるとかなり下がったポジションをとることが多く、逆に山口はほとんどトップ下の位置を外れない(ザスパの基本フォーメーションは2ボランチというように書いてあります)ため、バランスを取ったのかもしれませんが。
ともかくザスパが圧倒的にボールをキープしますが、横河はGK井上、ボランチの石本(ミスも多かったですが)を中心に高いディフェンスラインを保ち、ザスパにオフサイドの山を築かせます(これは半面でそれだけザスパが裏を狙ったということですが)。
そうしてザスパが攻め、横河が守り、ザスパが攻めあぐむという展開でしたが、前半にDF田上が2枚目の警告で退場になると勝敗という面では興味が失われてしまいました。
前半はそれでも0-0のまま終了し、後半も半ばまで均衡は崩れなかったのですが・・・。
後半(時間は公式発表などを参照してください・笑)、なかなか均衡を崩せない展開に業を煮やしたザスパは、地元・前橋育英高出身の佐藤正美に代えてアントラーズユース出身の高須洋平を投入しようと準備しますが、それを察知したのか(笑)、左サイドに開いた山口(だと思った)にパスが通り、彼から前線の佐藤がパスを受けGKと1対1を決めます。
ここまでよく守っていた横河ですが、一瞬の隙を突かれた形でした。
得点を取ったから?なのかその後の交代は佐藤ではなく小久保になりました。
ついに得点を許した横河ですが、全般的に相手が優勢なキープ率の中で、風上を生かしてたびたびシュートを放ちます。
時間帯によっては、ボールを奪ってからシュート(枠外でも)に行く回数で比べれば、むしろ横河のほうが多かったかもしれません。ザスパはちと持ちすぎのような・・・。
横河は前線から積極的にプレッシャーを書ける小林陽、村上(途中でどこかを痛めて交代します)、10番の右サイド池上、ボランチの田辺などを中心にたびたびゴールを脅かしました(練習試合でレッズのサテライトの右サイドを脅かした左サイドの快速MF金はDF田上の退場で最終ラインに入っていました)。
ザスパのゴールマウスを守るのは百戦錬磨の小島伸幸ですが、点差は最後まで1点だけでしたからザスパファンは最後まで気を揉んだことでしょう。
事実横河は試合終了のホイッスルがなった瞬間まで攻め続けましたが、同点ゴールは奪えず、ザスパの勝利となりました。
この試合ではレッズユース出身選手として(古い順)、FW村上が途中退場、MF原島も途中退場(金が最終ラインに下がったため、左サイドでプレーしました)、FW小林陽はフル出場でした。
また、Jrユース→桐蔭学園(→日大中退→新潟)ですが、MF上野剛一が交代出場しました。