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都市伝説の類

普通に事実だと信じられていることが、実はそうではない、ということがあります。
例えば国見高校のサッカー部が練習で走ってばかりいるというようなことですが...

こういったハードトレーニングも課されているのが国見である。「走りばっかやっている」というのは大いなる誤解だが、「走りの練習は大してやっていない」というのもまた誤解である。「別に毎日やってるわけじゃない」というのが妥当な認識だろう。面白いのは常にシュート練習と絡めている点である。厳しいフィジカルトレーニングを課すチームは何らかの工夫を取り入れているものだが、国見の場合はシュート練習を混ぜるのがそれか。
この引用は「実はそんなに走っていない」という誤解に対しての事実提示といったところですが、この作者(川端さん)の説得力のあるところは、豊富な事実についての知識から結論を導いているところです。

私は単に天邪鬼なので、国見のサッカーが勝利至上主義で後に何も残さないと断言されれば、果たしてそうなんだろうかと思うし、平山平山と連呼されれば、そんなにいい選手だっけなぁと思ったりしています。
ロングパスに頼らない、カウンターでないサッカーの方がレベルの高い、面白いサッカーだと言われれば、それって一面からしか見てないものの見方なんじゃないかと思います。

と、無駄に長い前置きを置いて、まぁ担当者自ら「うまく行ってない」というぐらいだから間違いないんでしょうが、「浦和レッズの下部組織はうまくいってない」というのはどうなんだろうと。

高校選手権
01年:国見、岐阜工 徳重健太(浦和)、近藤健一(FC東京)/片桐淳至(名古屋)、荻 晃太(神戸)
02年:市船、国見 大久保裕樹(広島)、青木良太(G大阪)/渡邉大剛(京都)
03年:国見、筑陽 中村北斗(福岡)/桑原 剛(札幌)、青栁雅信(湘南)

高校総体
01年:市船、藤枝東 無し/長谷部誠(浦和)、岡田佑樹(札幌)
02年:帝京、国見 大瀧直也(山形)、大沢朋也(大宮)/渡邉大剛(京都)
03年:国見、帝京 中村北斗(福岡)/関口訓充(仙台)

高円宮杯
01年:国見、FC東京U-18 徳重健太(浦和)、近藤健一(FC東京)/馬場憂太(FC東京)、尾亦弘友希(大宮)
02年:国見、星稜 渡邉大剛(京都)/田中俊也(広島)、辻田真輝(大宮)、森 俊祐(横浜FC)
03年:市船、静学 増嶋竜也(FC東京)、カレン・ロバート(磐田)、佐藤優也(甲府)

全日本クラブユース選手権
01年:FC東京U-18、コンサドーレ札幌 馬場憂太(FC東京)、尾亦弘友希(大宮)/新居辰基(札幌)
02年:清水エスパルスユース、浦和レッズユース 杉山浩太(清水)/加藤順大(浦和)、中川直樹(浦和)
03年:サンフレッチェ広島ユース、浦和レッズユース 田村祐基(広島)、西山貴永(川崎)/新井翔太(浦和)

Jユースカップ
01年:京都パープルサンガユース、FC東京U-18 角田 誠(名古屋)、松本昴聡(FC東京)、小原 昇(京都)/馬場憂太(FC東京)、尾亦弘友希(大宮)
02年:ガンバ大阪ユース、サンフレッチェ広島ユース 木村敦志(G大阪)/沖本尚之(福岡)、木村龍朗(広島)
03年:サンフレッチェ広島ユース、ジェフユナイテッド市原ユース 田村祐基(広島)、西山貴永(川崎)/無し

国体
01年:埼玉県・静岡県(両県優勝)
02年:千葉県、静岡県
03年:神奈川県、群馬県

上は過去3年間の高校、クラブユースのそれぞれの大きな大会で優勝したチーム、準優勝したチームとそれぞれのチームからプロ入りした選手の一覧です。
結論を導き出すための材料としてはあまり有利ではないんじゃないかという気がしてきましたが、「勝つだけで何も残してない」はずの国見から何人のJリーガーが生まれているのか、「うまく行っていない」はずのレッズユースからどんな選手が生まれているのかわかると思います。
まぁ3年前ぐらいじゃレギュラーで出ている選手も少ないし、わかりませんけどね。

まぁでも、何か結論めいたものを導き出すには、それなりに説得力のある客観的な事実をもってした方がいいと。
そうでないと、その結論が間違っているにせよ、どうして間違いなのか納得できませんからね。

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コメント (3)

ひー:

確かに3年では良く分からないですよね。
大学行ってから出てくる選手もいるでしょうし。
どっかをクビになってしばらく潜伏してから
大ブレイクする鈴木慎吾みたいなのもいるわけで。

っていうか、何で私のをいきなり…(笑)。

ひー:

そもそも、一口に「プロへ行った」と言っても
ギリギリで何とかプロへ行けたような子もいれば
何チームからのオファーがよりどりみどりだった奴もいるわけでしょう。
入団後に伸びるのが必ずしも後者でないのが面白い所ですが。

平山相太にしてもJスカウト陣の評価は
大きく割れていたというのが非常に面白いです。

いやぁblogだとよそから引用しやすくってはしゃいでるんですよ(笑)
正直ちとあの出だしからこの結論につなげるのは強引だなと自覚してはいるんですが。

プロ入りしたということは、例えなにかの意図やコネで獲得されたのだとしても、まぁ最初の切符を手に入れることができたわけです。
それを望んでも果たせない選手もいるわけですから(一方で求められても望まない選手もいるわけですが)。

と、例えばユースの新井くんはまぁ間違いなく無名なんですが、彼は体力測定をして乳酸値なんかを見ると永井、西村、内舘、三上、堀之内なんかと同じ、チームでもトップレベルに入るんだそうですよ。だからといって成功が約束されているわけではありませんが、そういうことって外部からはわからない以上、プロ入りしたってことをものさしにするのも一つかな、と。

平山くんのような待ってゴールを決めるっていうタイプの選手は、当たりに強いとか、高くジャンプできるとか、背が高いということももちろんですが、動きの質とポジショニングが良くないとだめだと思うんですよね。
当たりに強くて、背が高くて高く跳べる選手の全てが役に立つ電柱(というのはそもそも言語矛盾か?)になれるわけじゃないですから。
彼は線も細い感じだし。
と、思っていたんですが、あのゴールのポジショニングは見事でしたね。
選手権でも、相手を押しのけての強引なゴールというのはあまり多くなかった気がします。
彼は上背がなかったとしてもそれなりにゴールを決めるセンスがあって、また逆にその方が高く評価されていたのかもしれません。
そもそも私は平山平山の連呼は見ていないんです。埼スタにいましたから(笑)

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